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競輪界を代表する男子選手、ガールズケイリン選手にインタビューを実施します。他では聞けない素顔や本音、競輪にまつわるエピソード、今後の抱負などをご紹介します!

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酒井 亜樹選手
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―まずはルーキーシリーズは2開催ともに完全優勝、おめでとうございます。デビューしてみていかがですか?

ありがとうございます。そうですね、最初は寝る時にテレビで見てたやつだな、競輪選手になったんだなって感じがありました(笑)発走前は緊張や不安、怖さもあって大丈夫かなって気持ちでした。でもルーキーシリーズはメンバーも養成所で知ってるメンバーだったので、意外と発走機に着いたらいつもの感じで落ち着いて走れました。

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―デビューしてみてまずは6走全て決まり手としては捲りで1着となりましたが、同期と戦う中での作戦や戦法はいかがでしたか?

先行も時々挑戦したりはしてたんですけど、養成時代も基本的には捲りで、やっぱり長い距離を踏むことにまだ課題があります。捲りが得意なのでここぞという時は捲りにしてるんですけど、それ一手だけではこれから無理だと思います。特に今回は同期だからこそ多分みんなそれを分かってたと思うので、最初のデビュー戦の決勝はいつもの自分の1番得意な仕掛け方ではなくて、少しペースで駆けた感じになりました。同期のみんなが思っていた展開ではなかったと思うし、だからこそ勝てたと思っています。これから色々と試していきたいと思いながら、今はやっぱり捲り中心になってると思います。

―養成所では3回連続でゴールデンキャップ、在所成績1位や500mのタイムトライアルでは養成所新記録を樹立という素晴らしい成績でしたが、このあたりはご自身ではどう感じていますか?

在所成績は全然意識していなくて、ゴールデンキャップというよりはずっと早期卒業を目標にしてたんです。そのためにゴールデンキャップを獲りたいって思ってたんですけど、第2回記録会で獲れなかったので、そこでゴールデンキャップを3回獲って卒業したいと目標を切り替えました。養成所の在所順位は結果的には1番で卒業できて良かったとは思ってるんですけど、意識はしてませんでしたね。

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―卒業記念レースは惜しくも2位でしたが、どのような気持ちでレースに臨んでいましたか?

あの時はずっと調子が悪くて、でもその中でやっぱり最後のレースだったので、自分としてはどうしても勝ちが欲しかったんです。調子が悪い中でどうやって勝とうって考えた時に、4コーナー勝負で他の選手の上の上を行くという狙いすぎた部分がありました。調子がもっと良ければもう少し自分で動けてたかもしれないですし、あの時は自信がなかったけど勝ちが欲しかったんです。それで狙いすぎてしまって、後手を踏んでしまって最後届かなかったです。なので内容的に良くなかったと思うんですけど、デビュー戦でリベンジできたのは良かったです。

―養成所時代はどんな練習をしていましたか?

私はHPD教場っていうところに入れてもらって、ナショナルチームと似たようなメニューを組んでもらっていたので、練習的には女子教場の同期のメンバーとは違うことをしていました。12月、1月ぐらいからは、2月の自転車競技のアジア選手権に出るために競技の練習も再開し始めました。その時に両方やるのは難しいなと感じてすごく苦戦しました。その時は調子が悪かったわけじゃないんですけど、それを卒業記念レースまで引っ張ってしまったと思います。今は競輪は競輪、競技は競技って分けられてるんですけど、その時は養成所の中にいながら競技もやるっていうのが難しかったです。

―競技と競輪選手の両立は、今後は上手くできそうですか?

その時は競技ばっかりやっていて、正直なところ競輪の練習が全然できてませんでした。今は養成所を卒業して自由に練習できる時間がすごくたくさんあるので、競輪に繋がる練習もさせてもらえてるし、私はチームスプリントの1走なのでその練習もしていて、両方練習できる環境なので不安要素は減りました。養成所の時は(チームスプリントの)1走ばっかり練習していて、養成所のカリキュラムをこなしながら競技もやってたので難しかったですね。

―選手になったきっかけとしては、ナショナルチームに所属したことが大きいですか?

もともとは別に競輪選手になろうと思ってトラック競技を始めたわけではなかったです。オリンピックに出たかったからトラック競技を始めたんですけど、やっぱりチームの先輩方はみんな競輪選手でそれを近くで見ていたので、自分も競輪選手になるっていうのはすごく自然な流れで、なるものだと思って受験しました。

―お兄さん(酒井拳蔵選手 大阪 109期)が競輪選手ということで、レースを観に行ったり話を聞く機会もありましたか?

そうですね。兄も競輪選手ですし、義姉(土屋珠里選手 大阪 110期)も競輪選手で、テレビではいつも応援していました。競輪選手がどんな職業かっていうのも小さい時から見て理解していたので、すっと受け入れて自分もやってみようかなっていう気持ちにはなれました。

―BMX、トラック競技、競輪と経験してみて、どう感じていますか?

10歳の時にBMXを始めてから、今まで自転車中心で生活してきました。やっていることはBMXもトラック競技も競輪も少し違いますけど、ずっと頑張ってきたことを全部活かして、自転車選手として長く頑張れているっていうのはすごく嬉しいです。自転車が好きなので、それを長く続けられる機会を今もらっているっていうのはすごくありがたいですし、やってきたこと全部が活きてきていて、トラック競技に転向したことも競輪選手に転向したことも間違ってなかったなと思います。

―幼少期から自転車に乗るのは好きだったんですか?

全然覚えてはないんですけど、昔のビデオで3歳ぐらいの時に「将来の夢は何ですか?」って聞かれて、「自転車の選手!」って言ってるのを親に見せてもらったことがあります。自転車に乗ることは昔から好きだったらしいんですけど、競技とかではなくて、家の前をぐるぐる走るのが好きだったみたいです(笑)

―養成所に入る前からナショナルチームに所属して伊豆に住んでいると思いますが、生活はいかがですか?

ちょうど2年前ぐらいにトラック競技を始めて、そのタイミングで伊豆に引っ越さないといけなくなりました。ずっと実家で親がご飯を作って家事もしてくれたんですけど、1人暮らしを始めたら練習だけじゃなくて家事もしないといけないっていうのが軌道に乗るまでは大変だったんですけど、今は慣れてきました。でも養成所はやっぱり自転車に乗るだけの環境なので、お風呂も沸いてるし、ご飯も作って洗い物もしていただいて、自転車に乗るっていう意味ではすごい整った環境でしたね。卒業してからは自炊しています。

―ご飯もご自身で作られてるんですか?最近お肉を克服したと聞きました。

はい、自分で作ってます。
お肉も苦手だったんですけど、栄養士の方に食べられるなら食べた方がいいって聞いて、自転車で強くなるためだったら何でもしたいので克服しました(笑)お肉は20年ぐらい食べずに生きてきたんですけど、お肉を食べたほうが速くなれるのか!って思って食べ始めました(笑)
小さい時は食卓のお肉が動物だと知ってびっくりして、かわいそうだなって思ったら食べられなくなったんです。でも自転車で強くなるためだったら美味しく頂けると思って、強くなろうと思って食べてます。でも、脂身はあまり得意じゃなくて、鶏肉とかパサパサしたものだったら食べられるので、そういう食材で補って食べてます。

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―ナショナルチームで練習する中でご自身の脚質についてはどのように分析されていますか?

競技だったらチームスプリントやスプリント、ケイリンとか種目が多いんですけど、競輪に関してはやっぱり長い距離を踏める人がレースを動かすと思います。そういった面では、自分も仲澤春香選手(福井126期)だったり、佐藤水菜選手(神奈川 114期)はすごく長い距離を踏めるのでかっこいいなって思います。私はどちらかと言うとチームスプリントでも1走をしてて、0から立ち上げたり短いダッシュが得意なので、仲澤さんみたいに長い距離を駆けるのはまだちょっと難しいところがありますが、練習していけば少しは良くなると思います。そこは生まれ持ったものなので、私が仲澤さんとか佐藤水菜選手みたいになれることはないかもしれないけど、そこに近づける練習をすることはできると思うので、少しずつ自分の持つ距離も伸ばしたいなと思ってます。
でも自分はダッシュでドカーンって行けるところが強みで、そこは負けないって自信を持ってやりたいって思っています。理想もありますけど、自分の得意なことやできることを生かして競輪を走りたいなっていうのはありますね。もちろん仲澤さんみたいに先行してペースで駆けたり、逃げ切ったりするのはかっこいいと思います。そういった走りもしてみたいし、できるように練習してはいくんですけど、でも自分の強みも生かした走りを中心に競輪選手としてやっていこうかなと思ってます。

―前回、佐藤水菜選手にインタビューさせていただいた際に、酒井選手や仲澤選手も含めて若手の選手に刺激をもらっているというお話がありました。

はい、毎日一緒に練習させてもらってるんですけど、何をしても手も足も出ないし足元にも及ばないです。
ジムでも重量は全然私とは違いますし、自転車に乗ってもタイムは全然及ばないですけど、そうやって近くで一番強い選手を見られてその選手の後ろにつかせてもらえるような環境はありがたいですし、強くなるためにすごく近道だと思います。強い選手と一緒に練習させてもらうっていうのは、自分が強くなるのにすごく良い環境なので、しっかり水菜さんみたいになれるように背中を追いかけていきたいです。

―最初は太田りゆ選手(埼玉 112期)に競技を教えてもらったんですか?

そうです。りゆさんがチームにいた時に私がチームに入って、遠征の時は2人部屋が多かったんです。スプリントって何?とかチームスプリントはどうやって走ったら良いかとか本当に何も分からなかったので、全部質問して教えてもらってすごく良くしてもらってました。

―酒井選手は雨女と聞いたのですが、大事な日は雨のことが多かったんですか?

はい、大事な日はなぜか分からないけど雨のことが多くて、BMXで全日本選手権を優勝した時もびっくりするぐらい雨でドロドロになってましたし、卒業記念レースもデビュー戦も雨でしたね。小さい頃から競技をやっていたのであまり友達と遊ぶとかはできなかったんですけど、時々オフを頂いて友達と遊ぶ約束をすると、なぜか絶対に雨が降ったりして雨女なんです(笑)最初は嫌やなって思ってたんですけど、最近は雨が降ったら自分の日やって思えるようになってきました。雨だといつもと違うし嫌やったんですけど、最近は全部受け入れてます(笑)

―オフの日はどのように過ごしてますか?

全然趣味はなくて、基本的に外に出ずに家の中でずっとゴロゴロしてることが多いです。ちょっと買い出しに行ってご飯を作ったりはしますね。次の日も練習なのであんまり疲れることはしたくないので、目覚ましをかけずにゆっくり寝てます。

―同期の選手との関わりはありますか?

普段は伊豆にいるので、あまり会うことはないんです。大阪は私含めて同期の女子は3人いるんですけど、私はバンクに入って練習するということができないので、あまり会えてないですね。でも養成所で仲が良かった伊藤柚姫選手(兵庫 128期)とか、伊藤木々音選手(岐阜 128期)は今でもLINEします。
あとは静岡の北400(日本サイクルスポーツセンター)で練習してる同期もいるので、この前初めて一緒に映画を観に行きました!

―次回は地元の岸和田で本デビューですね。意気込みを教えてください。

地元でデビューさせていただくので、良い結果を残したいというのはあるんですけど、あんまり狙いすぎずにしっかり練習を積んで先輩方とも勝負できるようにしたいです。競走の形も変わってくると思いますし、同期だと養成所で何十回って一緒にレースをしているので、この選手はこうやって動くだろうとか大体分かるんですけど、デビューしたら色んな選手がいると思うので勉強してレースに挑みたいです。

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―今年の目標を教えてください。

しっかり毎レース決勝に勝ち進みたいです。競輪選手としてはすごく長期的に見ていて、すぐに結果が出るような簡単なものじゃないとは思っています。しっかり1個ずつ頑張って、最終的には積み上げていったものが今年ではなくてもGⅠ出場に繋がれば良いなとは思います。

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※インタビュー / 太田理恵
東京大学 大学院卒、GIでは自力選手のタイムを計測。 モデル出身で、現在は競輪MCや毎月のコラム執筆を中心に活動する。 ミス・ワールド日本大会2014,2015,2020特別賞受賞。

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※写真提供:株式会社スポーツニッポン新聞社

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2025/06/13

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