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競輪界を代表する男子選手、ガールズケイリン選手にインタビューを実施します。他では聞けない素顔や本音、競輪にまつわるエピソード、今後の抱負などをご紹介します!

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デビュー5年、地元で初戴冠|石原 颯選手
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「高松競輪開設75周年記念 玉藻杯争覇戦in小松島」で悲願のGIII初優勝を果たした石原颯選手(香川・117期)。 地元記念の大舞台で選んだのは、慣れない番手戦でした。 重圧の中でつかんだ初タイトル。そのレースの裏側と、順風満帆ではなかったデビューからの5年間、そしてこれからの目標について話を伺いました。

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ナッツ:まずは高松記念in小松島の優勝、おめでとうございます。

石原:ありがとうございます。

ナッツ:少しお時間が経ちましたが、改めて今のお気持ちはいかがでしょうか。

石原:そうですね、やっぱり嬉しかったです。

ナッツ:初めての記念優勝については、どんな思いがありますか。

石原:どこかで獲れればいいなと思っていましたし、それが地元だったので良かったですね。

ナッツ:周囲の反響はありましたか。

石原:やっぱり「おめでとう」という声をたくさんいただきました。

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ナッツ:これまで地元記念では準決勝が壁になっていました。今回は「今度こそ」という気持ちはありましたか。

石原:いや、そこまで特別に気持ちを入れていたわけではなかったです。割と平常心というか、地元記念とはいえ小松島での開催でしたし、いつもの記念だと思って臨みました。

ナッツ:直前の武雄では優勝されていましたが、状態はいかがでしたか。

石原:状態はいつも通りでした。ただ、競走得点があるとやっぱり良い番組になりますし、この4カ月間くらいはそこを意識しながら走っていました。

ナッツ:決勝についてですが、まず注目されたのが準決勝終了後の並びでした。中四国勢が4人勝ち上がっていましたが、犬伏湧也選手(徳島・119期)との前後の並びはどのような経緯だったのでしょうか。

石原:普通なら僕が前を回るんですけど、今回は香川さん(香川雄介選手・香川・76期)も勝ち上がっていて、香川さんは「僕の後ろ」と言っていたんです。そうなると犬伏さんと別線になってしまう。ただ犬伏さんが「後ろを回ってもいいよ」と言ってくれたので、今回は地元記念ですし、「よろしくお願いします」という形になりました。

ナッツ:石原選手自身も前でやる気持ちはあったんですね。

石原:そうですね。もちろん僕が前でも良かったです。ただ今回は犬伏さんの言葉が大きかったですね。

ナッツ:石原選手には番手のイメージがあまりありませんが、これまで経験はありましたか。

石原:年に1回あるかどうかで、ほとんどなかったですね。

ナッツ:番手を回ると決まってからの緊張感はいかがでしたか。

石原:ありましたね。普段は一人で練習しているので、人の後ろにつくこともほとんどなくて、正直めちゃくちゃ不安でした。

ナッツ:レース前に緊張や不安を感じることは多いですか。

石原:緊張はいつもします。ただ番手だと前にも後ろにも人がいるので、普段とはまた違う緊張感がありました。

ナッツ:レースは中四国ラインが後ろ攻めでしたが、作戦はいかがでしたか。

石原:バックの向かい風がかなり強かったので、郡司さん(郡司浩平選手・神奈川・99期)でも拓矢さん(吉田拓矢選手・茨城・107期)でも、一度はあの風を浴びてもらわないときついかなという感じでした。あの風は脚がかなり削られるので、浴びてもらってから犬伏さんがカマすのが一番いいと思っていました。実際にそこで行ってくれたので良かったですね。

ナッツ:別線に風を浴びてもらう狙いがあったんですね。

石原:そうですね。結果的に作戦通りで、犬伏さんもすごく付きやすいところで行ってくれました。

ナッツ:カマした際、郡司選手も前にいましたが、飛びつかれる想定はしていましたか。

石原:はい、考えていました。ただ、もし飛びつかれたらしょうがない。僕はああいうのが苦手なので、凌げないなら自分の力不足。その時はその時だと思っていました。

ナッツ:実際には犬伏選手のカマシで、石原選手、そして後ろの香川選手まで出きる形になりました。後ろを確認しているように見えました。

石原:香川さんがしっかり付いてきているのが見えたので、郡司さんは来ないなと思っていました。

ナッツ:その後、吉田選手が良いスピードで捲ってきましたが、対応はいかがでしたか。

石原:正直、まだ来ないと思っているところで来ました。しかも勢いがすごかったので、番手から出ないと行かれてしまう感じでした。本当はラインで決まりそうでしたが、さすがに勢いが良すぎて...。ただ、判断は少し遅かったかもしれません。

ナッツ:もう少し早ければ、香川さんと決まっていたかもしれないと。

石原:そうかもしれませんね。香川さんは「無理や」と言っていましたけど。

ナッツ:一旦は前に出られたように見えましたが、前輪をかけて踏み勝ちましたね。

石原:とにかく1着を取らないと、行ってくれた犬伏さんに申し訳ないので、そこは絶対にと思って踏みました。

ナッツ:ゴールした瞬間の気持ちは。

石原:番手を回るとコメントを出した時から緊張していたので、とりあえずホッとしました。嬉しさもありましたが、まずはホッとしたという感じですね。

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ナッツ:表彰式ではファンの声援も多かったですね。

石原:本当にたくさんの方が来てくださって、ありがたかったです。

ナッツ:胴上げもありましたね。中継では「怖い怖い」と聞こえていましたよ(笑)。

石原:初めてでしたし、めちゃくちゃ怖かったです(笑)。思った以上に高くて。でも最後まで皆さんが残ってくれて嬉しかったです。

ナッツ:この2年間は連続最多勝、さらにGI全日本選抜競輪で通算200勝も達成しました。

石原:200勝については特別な思いはないですね。一つの節目というくらいです。

ナッツ:意外と意識されていないんですね。

石原:みんな記念グッズは作っているので、何か作ろうかなとは思っています。でもまだ何も決まっていないので、これから考えます。

ナッツ:デビューから丸5年。思い描いていた選手生活は送れていますか。

石原:思っていた以上に良い成績を残せています。

ナッツ:2023年は落車が続きましたが、落ち込みはありましたか。

石原:めちゃくちゃ落ち込みました。

ナッツ:どう立て直したのでしょうか。

石原:競走得点が100点を一度切って、これはまずいと思い、寺崎さん(寺崎浩平選手・福井・117期)に練習メニューを聞いて取り入れました。量より質、そして継続が良かったのかなと思います。

ナッツ:寺崎選手はGIも制しています。意識する存在ですか。

石原:うーん、一回は勝ちたいな、くらいです。

ナッツ:意外ですね(笑)。

石原:そんな感じです。でも同じレースになったら相当意識すると思います。

ナッツ:近況はGIでも白星が増えています。

石原:この前の全日本選抜競輪も、初日は勝てましたが2日目が甘かった。GIではそういう失敗をしないようにしたいです。

ナッツ:課題はどのあたりですか。

石原:脚力はもちろんですが、メンバーが良くなると気持ちで負ける部分もある。その部分を改善したいです。

ナッツ:メンタル面ですね。対策は。

石原:走り慣れるしかないと思っています。

ナッツ:飄々としている印象なので、メンタルは強いのかと。

石原:よく言われますが、愛想が悪いとも言われます(笑)。

ナッツ:そこですか(笑)。

石原:嫁にも「もっとニコニコした方がいい」と言われます。人前で話すのは苦手ですね。でもレースでは気持ち負けしないようにしたいです。

ナッツ:GIでの走りも楽しみにしています。今後の目標は。

石原:GIで勝ち上がりたいですし、記念もまた勝ちを重ねていきたいです。

ナッツ:このペースなら300勝、400勝も近そうですね。

石原:意識はしていませんが、車券に貢献できるのは選手として良いことだと思っています。一走一走を大切に走りたいです。

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ナッツ:最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。

石原:しっかり練習を頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。

インタビュー:ナッツ山本

※写真提供:株式会社スポーツニッポン新聞社

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2026/03/17

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