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中本 匠栄選手
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久留米競輪場で行われた熊本記念火の国杯争奪戦(GIII)。地元4車の結束でのぞんだ熊本勢。前半戦を苦しみながら、GIII初優勝を飾った中本匠栄選手(熊本97期)にお話を伺いました。

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大津:火の国杯争奪戦(GIII)優勝おめでとうございます。

中本:ありがとうございます。

大津:GIII初優勝のお気持ちはいかがですか。

中本:GIIIは獲ったことがなかったですし地元記念だったので尚更嬉しかったです。後輩たちのおかげで獲らせてもらったと思っています。

大津:熊本勢の地元記念に対する思いは並々ならぬものを感じます。

中本:熊本は元々(中川)誠一郎さん(中川誠一郎選手・熊本85期)が特に地元が強くて何度も地元記念を勝ってますから。僕も一緒に走ることがあったのですが、誠一郎さんっていうエースがいたので、なかなか僕は地元記念に地元3割増というかそこまでの気持ちがなかったっていうか、一つの記念という位置付けで走っていた部分はありました。
だけど今年は前半戦から不甲斐ないレースが続いていたので、例年より熱い気持ちを持ってのぞむことができました。

大津:より気持ちを入れ直してという感じですか。

中本:前半戦はより上を目指して色々とセッティングや乗り方を試したりしていたのですが、なかなか良い方向には向かなくて、それで9月いっぱい走り切ったところで「このままじゃ地元記念で戦えないな。」と感じて、セッティングなどを全部戻しました。そこでようやく熊本記念に挑めるなって気持ちになれたんです。

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大津:今節に関してはこれまで以上に良い状態でのぞめたんですね。

中本:そうですね、地元記念に向けて一番いい感じで入れました。

大津:初日は1レースで登場でした。

中本:最近1レースを走る機会がなかったので緊張しました。前を走ってくれる後藤大輝君(後藤大輝選手・福岡121期)とは初連係でしたが、めちゃくちゃ強いっていうのはレースを見て知っていました。号砲が鳴ってからはいつも通りに走れましたが、走るまではドキドキしてましたね。

大津:朝イチのレースは調整面なども難しそうな気がします。

中本:普段のトレーニングは朝からやっているので時間帯としては変わらないのですが、アップの時間がいつもとは違うので、いつも以上に身体を動かしていかないといけないと思っていました。

大津:初日走り終えて感触はいかがでしたか。

中本:大輝が2周行ってくれたんで抜くことは出来ました。今年前半に試していた感覚よりも、以前やっていたほうが自分には合っているんだなって感じましたね。

大津:ファンの声援も大きかったのではないですか。

中本:久留米で行われていましたが熊本からも応援に来てくれた方々もいたので凄い嬉しかったです。

大津:初日の最終レースには嘉永選手(嘉永泰斗選手・熊本113期)が落車するというアクシデントがありました。

中本:泰斗は今熊本で一番強いですし、ここまで練習も一緒にやっていて、このシリーズに向けてかなり気合いを入れてるのも分かっていたので残念でした。普通なら欠場している所でしょうが、そこは泰斗が強い気持ちをもって翌日以降も走ってくれたと思っています。もし欠場していたら熊本勢の雰囲気も絶対変わっていましたから。

大津:3日目の11レースで地元の松岡選手(松岡辰泰選手・熊本117期)と塚本選手(塚本大樹選手・熊本96期)が決勝進出を決めました。

中本:地元記念で地元から誰も乗らないよりは乗ったほうが良いので、もちろん僕も乗りたいって気持ちはありましたが、まず熊本勢として決勝に進める選手がいるということにホッとしました。誰も乗ってない状態で最後に僕と泰斗が走るっていうのが一番プレッシャーがかかりますから。

大津:その12レースは東矢選手(東矢圭吾選手・熊本121期)が気持ちの入ったレースでしたね。

中本:レース前に圭吾が強い気持ちで頑張りますって言ってくれて、泰斗も任せるって言ってたので、勝負所で僕が連携甘くて郡司君(郡司浩平選手・神奈川99期)に入られてしまったところはあったのですが、そこが僕の技術不足でした。

大津:他の選手のレースを見ていても3番手を固めるというのは容易ではない気がします。

中本:ダッシュのタイミングも2番手の選手よりも一つ後ろになってしまいますし3番手は難しいですね。準決勝に関しては予想より早く郡司君がホームで仕掛けてきたんです。
泰斗はそれにしっかり反応して踏んでくれたのですが、僕は「まだ大丈夫だろう。」と思っていたので入られてしまいました。そこが本当に申し訳なかったです。

大津:3走してみて手応えはいかがでしたか。

中本:その時点では優勝出来るなんて思ってもいませんでしたが、今年色々と試してきた中で良いものを残しつつ、今までのセッティングに合わせてきたものがようやく噛み合ってきまして、今までやってきたことは無駄じゃなかったんだなって思いました。

大津:決勝で地元4車での結束が決まった気持ちを教えてください。

中本:地元記念で決勝に乗るって「乗りたい」って思っても簡単に乗れるもんじゃないですし、しかも地元4人で連係出来たってのは凄い嬉しかったです。

大津:並びはすんなり決まったのですか。

中本:点数が僕より(塚本)大輝のほうがあったので3番手4番手の話し合いはありましたが、そこは大輝に甘えさせてもらい僕が3番手になりました。前の(松岡)タツと泰斗の並びはどっちがどっちでも僕らは3番手4番手なんで任せていました。結果的にタツが前になったのですが番組が出た時点で「こういうレースをしたい。」っていうのは聞いていませんでしたが、ああいうレースになるだろうなって感じていました。タツも泰斗の後ろを回ろうと思えば回れるのに、前で頑張るっていう選択をしたタツっていうのは凄いなって思いました。

大津:と言いますのは。

中本:やっぱりみんな勝ちたいじゃないですか。その中でああいう役回りを自分で選べるっていうのはなかなか出来ることじゃないですから。地元記念で自分も良い着が取りたかったと思うんですよ。でも、地元4人で並んだことで自分の着よりもラインの為にって選択をしてくれたことが嬉しかったです。

大津:最終日は決勝戦までに地元勢が5勝と大活躍でした。

中本:凄かったですよね。

大津:「よし、俺たちも一丁やってやろうぜ!」みたいになるんですか。

中本:人によると思います。僕はどちらかというと緊張のほうが強かったです。みんなが活躍してたのでお客さんたちも決勝に対しての期待も高くなりますから。流れが良いぞ、って僕もプラスに考えるようにはしているのですが、プレッシャーも大きくなります。

大津:決勝はどんなことに気を付けていましたか。

中本:まずはスタートです。北日本勢には取らせたくなかったので集中していました。
取れなかった時も考えてはいましたが、僕らとしては前を取るのがベストでした。

大津:勝負所を振り返っていただけますか。

中本:タツも落ち着いて周りを見ながら仕掛けてくれましたし、泰斗ももうちょっと引っ張ろうと思えば引っ張れたと思うのですが、早めに踏んでくれたっていうのは熊本勢で決めたいっていう彼らの気持ちだったと感じています。泰斗自身の優勝だけ考えると後ろからも来てなかったので、もう少し待っての仕掛けでも良かったと思います。

大津:その嘉永選手とのゴール前争いを制して中本選手が優勝しました。

中本:僕の後ろに大樹がいて、その後ろに郡司がいたので引き付けて引き付けて最後は踏んだので泰斗を抜けるっていう確信はなかったんです。どっちかといえば泰斗を抜けなくても熊本勢で決まるようにと考えていました。

大津:ゴール後は中本選手のもとに嘉永選手、塚本選手、松岡選手が駆け寄っていました。

中本:「おめでとう。」「やったね。」とかだったと思うんですが、興奮しててあまり何を話したかっていうのは覚えてはないんです。

大津:どのあたりで実感が湧き上がってきましたか。

中本:敢闘門に引き上げてきたときに走っていない熊本勢が沢山来てくれて、そこで嬉しい気持ちがこみあげてきました。

大津:中川誠一郎選手と男泣きしたと聞きました。

中本:僕が泣いていたので誠一郎さんもつられたんだと思います。表彰式が終わって帰る時に検車場で誠一郎さんと話す時間があったんです。過去に誠一郎さんが地元記念を優勝した時に僕も乗っていたこともあったのですが、まさか僕が熊本記念を優勝出来るなんて思ってもいなくて、誠一郎さんも凄く喜んでくれました。なかなか誠一郎さんが涙している姿は見たこともなかったので、それが本当に嬉しかったです。

大津:今後の目標を教えてください。

中本:現状の力ではGIでタイトル争いだとか決勝に向けて勝負できるまではいってないと思うので、全体的にレベルアップしていきたいです。脚力的にも人間的にも成長していかないと勝負になりませんので、そこは頑張りたいです。あと熊本は今、泰斗がとても強くて若手もどんどん出てきているので、その若手たちのサポートもしていきたいです。
若手と一緒に強くなっていければ九州勢としての底上げに繋がりますから。

大津:来年は熊本競輪も復活しますしね。

中本:ここまで来るのが本当に長かったので、ようやく走れるなって気持ちです。地元記念も走れれば頑張って走りたいですし、来年は全て泰斗に任せます。僕は今回優勝させてもらったので。

大津:中川誠一郎選手のように何度も優勝してください。

中本:いえいえいえ、一回で満足です(笑)

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大津:最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願い致します。

中本:今年は熊本記念の前まで色々と試していたため、車券で迷惑をかけて申し訳ございませんでした。これからラインとしてサポートしつつ、その中で僕も一着を目指して車券に貢献できるように頑張ってまいります。

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※インタビュー / 大津尚之(おおつなおゆき)
ソフトな見た目と裏腹にパワフルで安定感のある重低音ボイスが魅力。
実況、ナレーション、インタビュー、俳優など活躍の場は多岐にわたる。

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※写真提供:株式会社スポーツニッポン新聞社

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2023/12/13

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