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安彦 統賀選手
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3月12日の松山競輪・金亀杯争奪戦の最終日に<第121回生ルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)>が行われました。混戦の残り200mを制して優勝した安彦統賀選手(埼玉・121期)にレースを振り返っていただきました。

大村:ルーキーチャンピオンレース優勝おめでとうございます!

安彦:ありがとうございます!

大村:今年1月末に出走予定選手が発表されました。まず対戦メンバーをご覧になった印象はいかがでしたか?

安彦:同期は皆んな強いですし、養成所時代からのタイムなど脚力の面で自分が一番下だったので厳しいレースになるだろうと感じました。

大村:今回は同県の山口多聞選手(埼玉121期)と連携し、番手を回りました。2人の並び順はいつごろ決まりましたか?

安彦:決めたのは本当にギリギリでした。多聞と僕にお互いの師匠を交えて相談しました。

大村:去年の10月の単発レース(熊本記念in久留米で行われたルーキーシリーズ2022)はそれぞれ自力で走りましたね?

安彦:ええ。今回も多聞は「自力でやりたい」とのことでした。なので自分が付くか、それとも自力でやるか...。4人でかなり時間をかけて話して番手を回ることに決めました。

大村:事前の練習や調整はいかがでしたか?

安彦:師匠(太田真一選手・埼玉75期)にお願いしてセッティングを見てもらいました。かなりの時間を割いてくださったんです。 練習はひとつ前の開催から2週間あったのでしっかりできました。ただ(山口選手の)後ろに付くと決めるのは直前だったので、やったのは自力の練習ばかりでした。本当に普段通りでした。

大村:松山競輪場のイメージは?

安彦:海が近くて潮風が吹き込むので風の強いバンクだと聞きました。それをのぞけば比較的走りやすい400mバンクだと教わりました。レース当日の指定練習では風が出ていて感触は重かったですね。

大村:レース展開のイメージや作戦はどうでしたか?

安彦:9人中5人が単騎だったので作戦は立てづらかったです。多聞が2番車だったので九州ラインよりも前の位置は取れそうでした。初手は前中団からレースを進めていく作戦でした。
スタートはおそらく五十嵐(五十嵐綾選手・福島121期/単騎)()がまず出てきそうなのと、真鍋(真鍋智寛選手・愛媛121期/単騎)(智寛選手/単騎)もいくかもしれない。真鍋はいわき平で対戦したときに単騎でもスタートとっていたので、前々に居たいかもしれないなと多聞と話していました。

大村:実際に真鍋選手と五十嵐選手がSを取りにいきました。

安彦:ええ。それで自分達の初手は3・4番手で、初手は作戦通りでした。

大村:そこからの展開はどのように読んでいましたか?

安彦:駆けるのは村田(村田祐樹選手・富山121期/単騎)か常次(常次勇人選手・大阪121期/単騎)か後藤(後藤大輝選手・福岡121期/九州前回り)のうちの誰かだろうと。
インを斬られたら、そこを更に抑えて前に出ないと9車なので後方になってしまいます。なので流れに乗って前を叩く作戦でいました。

大村:常次選手が打鐘から先行しました。

安彦:単騎の常次が駆けて、彼を出して番手に入った後藤が車間を切っていつでも発進する態勢でした。すぐ前には真鍋と五十嵐がいましたので、(打鐘前後の)バック線あたりで「これはかなり厳しいな。」と覚悟しました。

大村:埼玉ラインは6・7番手で最終HSを通過します。

安彦:ホームで多聞が車間を切ったことで最後尾まで一度ギュッと詰まってから縦長に延びたので自分や8・9番手の村田と纐纈(纐纈洸翔選手・愛知121期)は一度バックを踏んで、またホームから踏んだので脚は結構キツかったですね。

大村:村田選手が打鐘4コーナーで仕掛けようとしていました。

安彦:あのとき村田が捲っていたら多聞と僕が8・9番手だったので行かれちゃってたらホントに厳しかったです。

大村:最終2コーナーでは後藤選手と真鍋選手が捲り、山口選手はBSで仕掛けました。

安彦:多聞が無理やりでも仕掛けてくれました。3コーナーは彼のさらに外を行っては確実に届かない、内しかないと思いました。
前では五十嵐が内に斬り込んで東矢(東矢圭吾選手・熊本121期/九州番手)をどかそうとしていたのが見えました。そのもつれがどうなるかを見極めて踏みました。

大村:あの一瞬で前の状況を把握したんですか!?

安彦:高校・大学で自転車競技は中距離をやっていました。 短距離と違ってゴチャゴチャしたレースが多いので人との距離が近いことに恐怖心はあまりないです。

大村:そしてゴールは雁行状態の5人を抜いての優勝でした。

安彦:しっかり脚が溜まっているわけではなかったんですが、外から内に斬りこむことで加速できたので、バックを踏まないようにしてスピードを維持してコースを探しました。

大村:ゴール直後は右手を上げてガッツポーズ!

安彦:接戦ではなくしっかり突き抜けたのは分かりました。直線で五十嵐が外をどかそうとしてスピードが鈍ったので、その分だけ車が伸びたんだと思います。

大村:優勝の報告はどなたになさいましたか?

安彦:師匠と妻、家族にしました。いい報告ができて良かったです。

大村:ちなみに優勝賞金の使い道は決まりましたか?

安彦:やっぱり聞かれちゃいますか・・・(笑)実は養成所を出てから大きな買い物をしたことがないんです。
まだ何も決めてないんですけど・・・、実は4月に子どもが生まれるんですよ。なので、生まれてくる子と頑張ってくれてる妻のために使おうかなぁって思います。

大村:さて話は変わりますが、デビューからここまで振り返っていかがですか。

安彦:チャレンジを4場所で特別昇班したんですが、思っていたよりも早く1・2班戦で走ることになりました。(チャレンジとの)レースの流れも違っていて決勝に乗れないことが続いたんですが、今年最初の静岡戦で初優勝できました。嬉しかったです!

大村:今の課題は?どのようなことに取り組んでいますか?

安彦:自分はダッシュが他の人より少ないので、前に出られず中途半端になることが反省点です。
カマシて前に出られるように。またトップスピードも周りの選手にまだまだ及びません。なので(中距離で)今までやってこなかったダッシュを強化することに取り組んでいます。

大村:今後の目標はなんでしょう?

安彦:まずは先行選手としてS級に上がるのが目標です!
師匠の太田さんは先行してグランプリを獲った方ですし、仰ることをしっかり聞いて力をつけて結果を出したいです。

大村:最後にここまで読んでくださったファンの皆さまに向けてメッセージをお願いします。

安彦:ルーキーチャンピオンレースを優勝しましたが自力で動いて力を出し切った優勝ではないので、ルーキーチャンピオンとして先行して勝てる一人前の選手を目指します。これからも応援をよろしくお願いいたします。

大村:本日はありがとうございました。

A級1・2班戦でも赤板先行をいとわない大きなレースで戦っている安彦選手。ルーキーチャンピオンレースは熟慮した上での番手戦でした。優勝は的確な判断とコース取りの賜物でしたが、これからについて尋ねると〈先行して〉というフレーズが繰り返し出ました。
力を出し切り、風を切る。関東地区の若手けん引役としての活躍が期待されます。安彦選手の走りにどうぞご注目ください!

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※インタビュー / 大村篤史(おおむらあつし)
2012年4月から小倉競輪場を中心にレース実況を担当。名前と同様の"熱い"実況スタイルでレースのダイナミズムを伝えることが信条。2022年7月からは小倉ミッドナイト競輪CS中継の二代目メインMCとしても出演中。

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※写真提供:株式会社スポーツニッポン新聞社

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2023/04/05

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