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宿口 陽一選手
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先日京王閣競輪で行われた京王閣記念(GIII)を制し、SS班として記念競輪初優勝を飾った埼玉の宿口陽一選手(埼玉・91期)にお話を伺いました。

※22日から開催された「競輪祭(GI)」に出場を予定しておりましたが、欠場となりました。インタビューは、欠場の決定前に収録

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山本:京王閣記念優勝おめでとうございます。

宿口:ありがとうございます。

山本:お気持ちはいかがでしょうか。

宿口:ちょっと反省しかないレースだったので・・・。嬉しい部分もあるんですけど、そういう反省の方が大きいかなと思っています。

山本:やはりその辺りは優勝後の色々な記事にもあがっていたような平原さん(平原康多選手・埼玉87期)とのお話の部分でしょうか。

宿口:そうですね。そういった部分をレース後すぐにアドバイスをいただきました。

山本:GIII2回目の優勝が今年の初優勝となりましたが、そこに関してのお気持ちはいかがですか。

宿口:それは本当にラインの皆様のおかげで取らせてもらったという気持ちで、正直嬉しいのは嬉しいです。

山本:嬉しい気持ちはやはりあるのですね。

宿口:はい。嬉しい気持ちはあります。

山本:今回、京王閣記念を迎えるにあたっての状態面はいかがでしたか。

宿口:ちょっと寛仁親王牌ですごくボロボロだったので、本当にどうなるのかなと思ったんですけど、前を走ってくれる選手のお陰で決勝戦にあがれたので・・・。状態面に関しては本当不安でしかなかったですね。

山本:9月に共同通信社杯での落車っていうのもありましたし、その辺りの影響っていうのも多少はありましたか。

宿口:多分、落車の影響はほとんどなかったですね。ちょっと肋骨が痛くて、そこが完全には治ってはなかったのですが、みんな怪我してる中で走っているので、そこはあまり関係ないと思います。

山本:寛仁親王牌の時と比べると、特に状態面が良くなったっていう感じでもなかったっていうことなんですね。

宿口:そうですね。体の件に関してはそんなに変わりはなかったですね。

山本:となると、やはり気持ちの面が違ったっていうのがあるんですか。

宿口:そうですね。寛仁親王牌で平原さんと、自分の同期の神山拓弥(栃木91期)、 あと山口の桑原さん(桑原大志選手・山口80期)、新潟の諸橋さん(諸橋愛選手・新潟79期)にちょっと色々話をしてもらって、自分の弱い気持ちの部分をすごく指摘してもらいました。
まだまだレースに対して気持ちは弱いって平原さんには言われたんですけど、そういう部分では、多分親王牌よりは違ったんじゃないかなと思います。

山本:やはりその部分でだいぶ走りにも違いが出てくるっていうような感じですか。

宿口:脚は当然なんですが、気持ちの面でも負けてたらもう話にならないので、そういうのを4選手の方に言ってもらいました。「気持ちの部分をもっと強く持たなきゃダメだ」って。

山本:元々宿口選手自身は気持ちに関して、他の選手と比べるとちょっと弱い部分があるかなという感じだったんですか。

宿口:今年はちょっと色々あったので・・・もう弱すぎてたかもしれないですね。

山本:少し色々なことが重なって気持ちが弱くなってしまった部分があったということですね。

宿口:でも、もうそういうのを言い訳にしてはいけないんですよ。

山本:そこを言い訳にせず、やっぱり結果でしっかりと答えていかなければっていうような気持ちということですね。

宿口:そうですね。

山本:京王閣自体は過去に優勝もあるように、相性自体悪くないように感じたんですが、ご自身の中でイメージはどうでしたか。

宿口:そうですね、京王閣はすごい走りやすくて、すごくいいイメージがありますね。

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山本:レースを振り返っていきたいんですが、初日特選競争に関しては4番手でしたが、これまで4番手での経験っていうのはありましたか。

宿口:ないですね。

山本:実際どうでしたか。

宿口:やっぱりちょっと追走技術がそこまでないので、前が仕掛けるタイミングで自分の口が開いちゃったりするんで、そういう難しい面はありました。

山本:レースでは古性選手(古性優作選手・大阪100期)に掬われる部分だったり、新田選手(新田祐大選手・福島90期)と絡む部分がありましたが、あの辺りはご自身の中で振り返っていかがですか。

宿口:もう古性君に関してはさすがのレースで、新田君はずっと内にいて、ちょっと2コーナーで口が開いちゃってしっかり追走できなかったのは1つの反省点ではあります。

山本:ただ、直線では落車があったのを間一髪で避けました。あの辺り対応としていかがでしたか。

宿口:運良く避けられて、乗り上げなくて良かったですね。

山本:そして、2日目は森田選手(森田優弥選手・埼玉113期)に前を任せてのレースでした。捲り展開になりましたが作戦としては森田選手の好きなように、という感じでしたか。

宿口:もう本当に森田君はガンガン攻めるタイプの選手なので、基本的に任せて緩んだら行きますというレースでした。

山本:そういう感じだったんですね。

宿口:相手もやっぱり森田を7番手に置かないとって思ってるんで、ああいう形になるのはしょうがないですし自分も必死に食らい付いていけたので良かったと思います。

山本:そして準決勝戦です。関東ライン4車の中で3番手を回る競争でしたが、河合選手(河合佑弥・東京113期)は非常に気持ちが入っていましたね。

宿口:そうですね。地元の記念の準決勝で、絶対河合も勝ち上がりたいっていう気持ちはすごくあったと思うんですけど、やっぱりああいう形のレースをしてくれたのですごい嬉しいですし、それに応えられた3人も良かったなと思いますね。
河合の頑張りがあって佐々木と自分と中田(中田健太選手・埼玉99期)の3人が乗れたんで、そういう彼の気持ちに必死に答えられたのは良かったなと。その後河合とは話して「この次は今回の分を返せるように頑張るから」っていうのを伝えました。

山本:やはり競輪は人間関係が現れるものだと思いますが、河合選手に対しても、みんな声をかけて次は恩返しするぞ、という感じだったのですね。

宿口:はい、そうですね。

山本:あのレース、宿口選手は最終ホームから後ろを見て、佐々木選手の番手捲りを追走して、更に最後はコース開けながら、と非常に余裕があったように見えましたけどもその辺りはいかがでしょうか。

宿口:そうですね。脚に余裕を持ててレースが出来たと思います。

山本:ゴール後、中田選手にお尻を触られて声をかけられるようなシーンありましたが、あの辺りはどういう風なことを言われたんですか。

宿口:「やったよー!」みたいな感じでしたね。自分が何と返したかはもう覚えてないですけど。笑

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山本:そして決勝戦ですが、まずは関東勢が8車勝ち上がってきましたが、並びに関して時間はかからなかったですか。

宿口:あ、もうすぐに決まりましたね。

山本:そこはやはり準決勝の流れもあってというような感じですかね。

宿口:いや、埼玉が4人乗ってるんで、もう埼玉は固まって走るからあとの関東勢はしっかり話し合って、という感じでしたね。だから僕らは比較的早く決まりました。

山本:作戦としてはいかがだったんでしょうか。

宿口:吉田(吉田有希選手・茨城119期)と森田の2分戦なんで、やっぱり前からの方が組み立てやすいよねという話をしていました。

山本:作戦通り、森田選手が前取って突っ張ってという感じになりましたね。打鐘付近で佐々木選手(佐々木悠葵選手・群馬115期)が内を狙うような動きがありましたが、あの辺りの対応というのはいかがでしたか。

宿口:想定はしていませんでしたが、やっぱり初日も内を掬われていましたからね。でも、こういうことが起きた時にこうやってやればいいというアドバイスを平原さんにもらってはいたので対応出来ました。初日と同じ失敗はしないようにと思って走りました。

山本:そして最終バック、平原選手が番手から出て、坂井選手(坂井洋選手・栃木115期)も自力に転じて結構良いスピードで捲って来たと思いますがあの仕掛けは見えていましたか。

宿口:いや、佐々木と併走していて、もうそこだけ踏み遅れないように集中しすぎちゃって、平原さんにも、後ろを見るなりすれば中田健太も3着に連れ込めたかもしれない。
ちょっとレースに余裕がなさすぎるな、と言われました。やっぱり平原さんが坂井選手を全部止めてるので、自分も少しでもアクションを起こしていれば、そういう結果になっていたかもしれないだろうなと思います。

山本:更に高いレベルのことを、平原選手は宿口選手に求めている感じなんですね。

宿口:そうですね。そういうのを突き詰めてやっていかないと、と言われたので。

山本:そして4コーナー、内が空いたところをついてゴール線を1着で駆け抜けました。ご自身の中でも優勝した時に、もう少し何かできたな、という気持ちもあったんですか。

宿口:ここ最近、レースの余裕がない、って言われていて・・・。あまりにもガチガチすぎでもダメだし、その辺りもう少しできればなとは思いました。

山本:視野を広くというか、周りを見ながらっていう感じでしょうか。

宿口:そうですね。今回も佐々木にとらわれすぎちゃって、吉田が捲ってきたのはわかったんですが、坂井までは見えていなかったですね。なので、その辺りも平原さんからは言われました。

山本:決勝戦もゴール後、次は平原選手が頭をポンポンとするシーンがありましたが、あの辺りはどういう言葉をかけられましたか。

宿口:あれはもう、良かったなあという風に言ってくれました。その後敢闘門に帰ってから、優勝は優勝だけどそういうとこ突き詰めてちゃんとやんないと信頼できる選手にならないぞ、と言われました。

山本:優勝自体を褒めるのは褒めた上で、更にそういうアドバイスもあってっていう感じなんですね。やっぱりファンの方からすると、平原選手と宿口選手の2人の関係性っていうところを注目してる方も結構多いなという印象ですが、その辺りどう感じてますか。

宿口:本当最近は迷惑かけっきりなので・・・。平原さん自身が言いたくないことも言わせちゃってると思います。から頂いたアドバイスを、これからのレースでしっかりとやっていきたいと思います。

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山本:そして今年SS班として 1年を過ごされましたが、ご自身の戦いぶりは振り返ってはいかがですか。

宿口:今年に関しては自分で納得いくレースが1つもなかったですね。

山本:今まで以上にこう注目される1年だったと思うんですけど、その辺りファンの期待も結構色々なところで感じる部分もあったかと思いますがいかがでしょうか。

宿口:走れば自分から売れるような状況で、負けてもいいわけじゃないんですけど、勝たなきゃいけないなという気持ちにとらわれすぎちゃって、というのがあったし、悲観的になってしまうし、色々と悪循環でしたね。

山本:宿口選手はやはりお人柄が非常に穏やかで、あまりガツガツされてるイメージがなかったんですが、勝負になると結構燃えるっていう感じですか。

宿口:去年は結構気持ちが入っていて、今年は去年に比べたら、入っていないわけではないですが、その部分が圧倒的に足りないなっていうのは、振り返ると感じますね。

山本:やはりご自身がさらに高いステージに上がったことによって、必要なものも増えてきてっていう。

宿口:急にステージが3ランクぐらいあがっちゃたんで・・・。笑

山本:SS班にいきなりなるっていうのも本当に計り知れない重圧があるとは思いますけど、メンタルのケアの部分やモチベーションを上げる部分っていうところで、お休みの日はどのように過ごされますか。

宿口:なんだろうな・・・まあ物を買ってやる気を出させるみたいなのはやってたんですけどね。一応、今年もそういう風に物買ったりとかは色々やってます。

山本:差し支えなければ最近では何を買われましたか。

宿口:最近だとネックレスとバングルですね。

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山本:そういうところでモチベーションをあげているんですね。そして今後、11月下旬に競輪祭も控えております。競輪祭は3年連続の出場という形になりますがそのあたりはいかがでしょうか。

宿口:素直に嬉しいですね。

山本:グランプリ出場っていうところに関してはもう勝つしかないような状況ですが、その辺りは意識されていますか。

宿口:そこに関しては考えてないですね。

山本:もうそこはもう本当に目の前の1戦1戦にっていう感じですね。

宿口:そうですね。言われたことをちゃんと実践でできるように心がけて、レースをするだけですね。

山本:競輪祭は去年も一昨年も準決勝戦に進出をしているように相性のいいような大会に感じますが、小倉バンクっていうのはいかがですか。

宿口:なぜか小倉はすんごい成績良くて。笑
バンク自体は好きですし一番走りやすいかもしれないですね。

山本:それは色々な要素があってっていう感じですかね。

宿口:なんか、全部好きですね。笑
お風呂もいいし食事も美味しいしバンクは走りやすいし、控え室も過ごしやすいし。

山本:もうオールオッケーですね。笑

宿口:よく寝れるしすごい好きですね。ほんと。笑

山本:それはもう小倉のお客さんは非常に喜ぶと思います。そして宿口選手は競輪祭ではこういう走り、こういう部分を見てほしいというようなアピールポイントがあったら、教えてください。

宿口:最近は自力でやることが少なくなってきてるんですけど、自力でやる時はしっかり位置取って、しっかり仕掛けるというレースを心がけることと、人の後ろは今までもらったアドバイスをレースでちゃんと実践できるようにやるのみですね。

山本:最後にオッズパーク読者の皆様、ファンの皆様へメッセージをお願いします。

宿口:今年もそろそろ終わるんですけど、納得できるレースが全くないので、あと2ヶ月、納得できるレースができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

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※インタビュー / ナッツ山本(なっつやまもと)
公営競技の実況に憧れ、一年発起し脱サラ。今年別府競輪と飯塚オートレースの実況でデビューを果たすことになった期待の新星。
まだデビューから間もないが、競輪中継の司会も経験し徐々に活躍の場を広げつつある。星の観測と手品が趣味。

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※写真提供:株式会社スポーツニッポン新聞社

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2022/11/28

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