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河内 桜雪選手
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122期でデビューした河内桜雪選手(群馬112期)。デビュー戦は納得がいくレースではなかったそうですが、本デビュー後は決勝進出を重ねています。デビュー戦からここまでの振り返りと今後の目標、また選手を目指したきっかけなどもお伺いしました。

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山口:デビューからここまで振り返っていかがですか?

河内:ルーキーシリーズはなかなか良い結果が出ず、最後の大宮でようやく決勝に乗れました。そこで良い着が取れてから少しずつ上がってきて、今のところは決勝にのれているので、まずまずかなとは思います。でも9月の岸和田決勝で落車をしてから調子を落としてしまい、少しお休みをもらっていました。函館で復帰する予定です。今の練習では良い感触があるので、復帰したら優勝を目指して頑張りたいです。

山口:ではデビューの頃から振り返っていきます。デビュー前からメディアの取材があったようですが、注目されるのはどう感じていましたか?

河内:あまり良い結果が出ていない中で取材をしてもらっていたのは、「私で良いのかな。この成績だと情けないな」と思っていました。

山口:注目の中でのデビューでしたが、振り返っていかがでしたか?

河内:デビュー戦の松戸、その次の四日市は、かみ合っていませんでした。「自分では懸命に踏んでいるのに何でこんなに結果が出ないんだろう」とすごくもどかしかったです。練習でも良い感触だったし、足も今と比べても悪くはなかったのに、なぜか結果には繋がらず悩んでいました。

山口:緊張感で体が硬くなってしまう、などもなく、今と変わらなかったですか?

河内:最初は確かに緊張はしていました。でもそこまで変化はないと思っていたんです。更に、結果が出なくなればなるほど落ち込んでしまっていました。

山口:ルーキーシリーズでは大宮では決勝進出がありましたが、四日市では失格もありましたね。

河内:結果が出ない中の失格だったので、今まで自転車競技を9年間やってきたんですが、その中で一番落ち込みました。

山口:プロになって、この短い中でいろんな経験をしたんですね。

河内:最初にいろいろな壁にあたるとは思っていたので、これを乗り越えれば良い結果が出ると信じて前向きに頑張っています。

山口:大宮では決勝で2着という成績でルーキーシリーズを終えました。ルーキーシリーズは3開催走り、他の選手よりは多かったと思います。それはいかがでしたか?

河内:本デビューの前にお客さんの前で3開催分走れたのは良かったです。多ければ多いほど良いと思っていたので、3開催走れて良かったです。

山口:養成所の時にはなかった、お客様の前でのレースはいかがでしたか?

河内:デビューの松戸がお客さんもすごく多く、歓声もたくさん聞こえました。これだけ見に来てくれるんだとびっくりしたし緊張しました。

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山口:本デビューは地元の前橋でしたね。斡旋が決まった時はどうでしたか?

河内:自転車競技を始めたのも前橋でしたし、そこからデビューまでいろんな方に支えられてここまで来ました。前橋でデビューした姿を見てもらって恩返しをしたかったので、良いスタートが切れたのかなと思いました。

山口:2日目には初勝利もできましたね!

河内:本デビューは苦戦するだろうと思っていたのですが、初日から3着と確定版に入れたことで流れがつかめました。

山口:戦法や性格なども知っている同期とのレースよりも、先輩選手と混ざってのレースの方が走りやすかったですか?

河内:同期はずっと一緒に走ってきたんですが、卒業して一斉に全員の練習環境が変わりました。それで今までの印象と違い読めない部分が多かったです。先輩のレースはVTRを見られるため、たくさん研究してレースへ参加しました。それで流れをつかみやすかったのかもしれません。

山口:なるほど。VTRを見て研究できるのは違うんですね。

河内:でも先輩方はやっぱり強いので、それだけでは勝てないと思います。「挑戦するぞ」という気持ちでいったのか良かったのかもしれません。

山口:手ごたえは感じていますか?

河内:脚だけでは勝てない世界だなと感じています。まだまだ厳しいですね。

山口:1着を取っているレースを見るとすべて捲りを差しての1着ですが、スピードに乗っていく方が得意ですか?

河内:自力を出して勝ちたい気持ちはあるのですが、自力を出して確定版にのれる自信はないです。今はレースの流れを見て、それを覚えていき「もし自力を出すなら、どこから踏めば勝てるかな」と考えて試しています。

山口:「ガールズケイリン」という大きな流れを見ているんですね。

河内:そうですね。

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山口:ではデビュー前のお話を聞かせてください。先ほども仰っていましたが、自転車競技経験が長いですね。選手を目指そうと小さい頃から思っていたんですか?

河内:初めてガールズケイリンを見た時から「選手になりたい」という気持ちしかなかったです。競技もやっていたので、オリンピックを目指すという選択肢もあったんですが、私は選手になりたかったので一直線でここまできました。

山口:それはいつ頃だったんですか?

河内:小学校6年生です。もともと父が選手を目指していたんです。なのでまわりに選手がいて環境に恵まれていました。父に連れられて男子のレースはそれまでも見たことがあったのですが、初めてガールズケイリンのレースを見たのは、前橋でガールズケイリンコレクションがあった時です。その時にこれだ!と思い、次の日には自転車に乗っていました。

山口:それは凄いですね!お父様が用意してくださっていたんですか?

河内:家にすでにローラーなどはあり、機材もかなり揃っていました。あとは私が「乗りたい」と言うだけだったみたいです(笑)父は、私が「自転車をやりたいと言うかもしれない」と思っていたのかもしれませんね。

山口:良い環境だったんですね。そこから選手を目指して、壁はなかったですか?

河内:たくさんありました。高校は自転車部のある前橋工業に進んだのですが、男子部員しかいませんでした。一緒に練習するのは男子だけだったのでつらい3年間でしたね。

山口:養成所で「一緒に選手を目指すガールズ」がたくさんいる環境はどうでしたか?

河内:初めて女子の選手と毎日たくさん練習して、女性にしかない体調の変化などみんな同じ悩みをかかえています。それを分かち合えたのはすごく良かったです。良い経験になりました。

山口:しんどいよりも、充実感があったんですね。

河内:もちろん養成所の時は毎日しんどい思いをしていました。人生でこんな経験をすることはないくらい過酷だったので、それを乗り越えられたのは今思えば良い経験だったと感じます。プラスになりますね。

山口:在所成績3位で卒業されましたが、意識はしていましたか?

河内:上は目指してやっていました。

山口:養成所時代は、戦法への意識はいかがでしたか?

河内:競走訓練では、最後方の7番手からでも捲れるかどうかをよく試していました。捲りきれるのが凄く楽しかったんです。訓練後もシッティング(座った状態)でも捲れるよう、自主練をしていました。

山口:長い自転車経験を含めて、今の武器はなんでしょうか?

河内:9年間やってきて一度も「やめたい」と思ったことがないです。たくさんの壁にあたってきても挫折せずに乗り越えてきたので、これからもどんな大変なことがあっても乗り越えた先に未来があると信じて頑張りたいです。

山口:前向きな気持ち、少ししか話していない私にも伝わってきます。

河内:ありがとうございます。

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山口:では今の目標は何ですか?

河内:一番の目標はオッズパーク杯ガールズグランプリに出場することです。でもたくさんの目標を立てて一つ一つクリアしていく方が私にあっているので、目の前の目標は初優勝です。

山口:理想のレーススタイルはどのようなイメージですか?

河内:1着を取る時に、人の力を借りてではなく自分で動いて、レースを作って勝つことです。それが自信に繋がるし満足もできると思います。いつかは自力を出して優勝したいです。

山口:憧れの選手はいますか?

河内:加瀬加奈子選手です。

山口:京王閣では加瀬選手を差して1着でしたね!

河内:はい、すごく嬉しかったです。加瀬さんは私が選手を目指した時から活躍をされていて、先日初めて会った時にすごく優しくしてくれました。新人の私に、たくさん話掛けてくれたし、助けてくれました。選手として憧れていましたが、会ってからは私も加瀬さんのような人になれるように、と憧れています。

山口:会って、より憧れが強くなったんですね。

河内:はい、素晴らしい人でした。

山口:プロになってから、流れなどはできてきましたか?

河内:はい。朝8時半ころから前橋のドームで13時半くらいまで練習をします。帰宅してから午後はジムに行くという生活をしています。 後はそれを結果に繋げていきたいです。

山口:賞金をもらっての生活になりますが、今までとの変化はありますか?

河内:決勝で良い着を取れば取るほど賞金は上がるし、その場で手渡しでもらえるので、やる気が上がります(笑)

山口:プロの醍醐味ですね!(笑)大きなお買い物はしましたか?

河内:まだスマートフォンを買い替えたくらいです(笑)養成所の費用があったので、今は貯金しています。

山口:今後が楽しみですね。本デビューしてお客様の支持はオッズであらわれますが、オッズは見ますか?

河内:緊張するので見ないようにしたいのですが、どうしても目に入るので、走る前にちらりと確認するくらいです。人気になっている時の方が緊張しますね。

山口:落車についてはどう受け止めていますか?

河内:落車はいずれあると思っていたので、恐怖心はありません。実は今回については落車が起きた時に「うまく避けれたな」と思いました。でも前の選手の後輪が乗り上げて、私の前輪タイヤが外れてロックがかかって落車してしまったので、その瞬間にハンドルを少しでもきって避けていれば巻き込まれなかったのにと反省しています。

山口:対処はできそうだったんですね。

河内:はい、見えてはいました。

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山口:ではそこから今復帰に向けて練習状況を教えてください。

河内:落車後、いわき平を走る前にレントゲンを撮って問題なかったので参加したのですが、1走目終えてから急に痛みが出てきてしまい途中欠場をしてご迷惑をおかけしました。 MRIを撮ったら右鎖骨の下の筋肉や筋が傷んでいたのがわかり、そこから強い痛みで1週間ほどは自転車に乗れませんでした。現状はスピードも以前くらいに戻ってきていますし、問題ないと思います。

山口:競輪選手になり全国あちこち行きますが、それはいかがですか?

河内:私はまだあちこちに行っても慣れないですし、仕事で行っているので観光などはできませんが、家族からは「良いな」と言われます。レース後にご当地のおいしいものを食べられれば良いですね。

山口:ありがとうございます。では最後にオッズパーク会員の皆さんへメッセージをお願いします。

河内:いつも応援ありがとうございます。落車に続きいわき平の途中欠場では迷惑をお掛けしてしまいました。次の開催に向けて、自分の力を全部出せるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

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※インタビュー / 山口みのり
三重県松阪市出身。フリーアナウンサー/ナレーター。
各競輪場で中継司会やリポーター、イベント司会などを担当。

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※写真提供:株式会社スポーツニッポン新聞社

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2022/11/07

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