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石井 貴子選手
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8月、名古屋競輪場で行われたガールズドリームレース。ファン投票で選ばれた選手によるレースで優勝をした石井貴子選手(千葉106期)。
そのレースの振り返りとすぐ迫っている伊東温泉競輪場でのガールズケイリンコレクションへの意気込み、また333バンクを走る難しさなどお伺いしました。

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山口:ガールズドリームレース、優勝おめでとうございました。

石井:ありがとうございました。

山口:当日の名古屋競輪場は物凄い暑さだったようですね。

石井:そうですね。オールスター競輪の開催中はバンク内が40℃以上の日もあったようです。聞いた話では最終日が一番暑かったみたいですが、私たちが走った4日目も同じような暑さだったと思います。

山口:石井選手、暑いのが苦手なイメージでしたが、大丈夫でしたか?

石井:私、本当に暑いのが大嫌いです。実は去年のドリームレースも暑くて痛い目にあったので、今年はかなり対策していきました。

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山口:具体的にはどんな対策をされたんですか?

石井:ある程度はトレーニングで暑さに慣れないといけないと思っていました。でも熱を体にこもらせてしまうと影響が残ってしまいます。しっかりバンク内で練習はしつつ、その他の時間は体を冷やして2~3週間かけて想定される暑さに体を慣らしました。
実は4月に名古屋競輪場で練習をさせていただく機会があり、十分乗り込んでありました。なので前日の指定練習は体力温存の為にバンクには行きませんでした。

山口:備えはばっちりだったんですね。

石井:去年は本当にびっくりするくらい暑かったので、今年はしっかり備えて行きました。暑いと本番のレースでも頭がボーッとして瞬時に体が動かないことがあるんです。反応が遅れると致命傷になる場合もあるので、重要な課題です。

山口:そういう意味では、2年連続で名古屋開催というのは、対策はしやすかったんですか?

石井:はい、環境においては対策できたと思います。車番はファン投票の順位で変わるので対策のしようはないですけど、レースに臨むまでの対策はしっかりできました。

山口:7月のビッグレース・ガールズケイリンフェスティバルの時に、次回のドリームレースへ向けても頑張りたいというお話がありましたが、フェスティバルが終わってからの取り組みはいかがでしたか?

石井:ビッグレースでの2着が続いていたので、次こそはという気持ちで練習してきました。
今年はコロナの影響で5月のコレクションが中止になり9月へ移動した形になりました。なので7月のガールズケイリンフェスティバル、8月のドリームレース、そして移動した9月のコレクションと、この3か月が勝負になります。5月が中止になった事で7月までは賞金ランキングも混戦でしたし、この連続した3つのビッグレースへのスケジューリングは意識をしていました。1戦目のガールズケイリンフェスティバルでは決勝2着だったので「次のドリームレースは優勝するぞ」と気合は入りました。

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山口:ガールズドリームレースはファンの皆様に選ばれてのレースですが、その辺りはどう感じていましたか?

石井:今年のファン投票は投票期間がコロナの自粛期間と重なっていました。中止の開催が相次いだこともあり、私自身なかなかそういうイベント(ファン投票)を前向きに捉えることができなかったですし、ファンの皆さんも色々大変な時だったと思います。そんな中で、ファンの皆さんが私のことも気にかけて投票をしてくださっていたのは本当にありがたいことだなと思いました。

山口:そんなレースでの優勝は改めていかがですか?

石井:走れるチャンスをいただけるのならば、あとは私が頑張らないといけないなという気持ちで走りました。投票してくださった方もそうでない方も、画面越しにレースを見ていただけたと思うし、そこで私が勝てたことは幸せだなと感じました。

山口:レースについて振り返っていきます。石井選手の勝敗のポイントはどこにありましたか?

石井:私の場合は、初手の位置を取り合う時、そして児玉碧衣選手(福岡108期)がカマシにいった時に、高木真備選手(東京106期)が児玉選手に飛びつこうとしていたので、追走していた私はそれをしのがなければなりませんでした。

山口:児玉選手が早めに仕掛けるというのを想定していましたか?

石井:どんな展開になるかは予想していなかったです。というのもレース前のインタビューではほぼ全員が「スタートして初手の並びを見ないとわからない」と言っていましたし、まさにその通りでした。全員がどういう初手位置になるかわからない中でしたが、レースの中心になる選手は児玉選手と高木選手かなと私は思っていました。その2人が1番車、2番車なので「2人はおそらく中団辺りにはいそうかな、どちらが前だとしても私は絶対2人の近くにいないとだめだな」とは考えていました。

山口:展開がそこまで読めなかったんですね。最後に児玉選手を抜きに行こうというのはどの辺りの判断だったんですか?

石井:児玉選手が先行した時点で、私のすべきことは2番手の位置をキープすることと、最後の力を貯めつつ追走して、追い込むタイミングを誤らないことでした。 児玉選手の先行なのでよっぽどのスピードじゃない限り捲りに来れないと思います。もし先行が違う選手だったら、後ろからの捲りに合わせて自分も仕掛ける準備をしないといけませんが、児玉選手のスピードでは絶対捲れないなと思って追走と追い込みに集中しても大丈夫だと判断しました。

山口:なるほど!強い児玉選手の先行だから、なんですね。

石井:そうです。タイムも凄まじかったですし、グイグイと加速していく感じに痺れました(笑)。

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山口:賞金争いも後半戦に突入しましたが、その点はいかがでしょうか?

石井:1つビッグレースを勝てたのは良かったと思います。今年はコロナの影響で開催が中止になったり、練習で松戸競輪場が使えない状況が続いて練習ができない時期がありました。そういった不安定な状態の中で、自分が勝負所だと思った7~9月に良いコンディションで入れたのは非常に良いことだし、自分でも頑張ったと思います。
しかしガールズケイリンでは、11月の競輪祭を走りきるまではオッズパーク杯ガールズグランプリが確定しません。去年は賞金ランキング3位で競輪祭を走り終えたんですが、ガールズグランプリの車番は競輪祭を優勝した2選手が1番車、2番車だったため、賞金ランキングは3位でも5番車での出走でした。
グランプリという最高峰のレースで外枠での出走は初手の位置が不確定ですし、読めないから嫌だなと、これは今回のドリームレースでも感じた事です。なので今年は内枠でグランプリを走る為にも、ここからもまだまだ勝負ですね。

山口:まもなく伊東温泉でのガールズケイリンコレクションも控えています。5月から9月への移動はどう感じましたか?

石井:まず延期して再度開催していただけることにとても感謝しています。私個人としては9月開催になったことはとてもラッキーでした。というのも4月はコロナの影響で松戸競輪場が使用できなかったんです。練習環境に苦労していてトレーニングもあまりうまくいっておらず、競走でもリズムを掴めていない状況でした。
なので9月になって本当に良かったです。

山口:メンバーはいかがでしょうか?

石井:梅川風子選手(東京112期)はとても強いですし高木選手は相変わらず絶好調、他の選手も強い選手ばかりです。
伊東温泉は333バンクで、私は6番車と外枠での出走です。難しい部分もたくさんありますが必要な動きがちゃんとできるように、トレーニングして準備します。

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山口:333バンクの方が、車番が重要なんですか?

石井:車番というよりも333バンクでのガールズケイリンの競走形態ですね。残り1周半まで誘導員がいるのでそれがネックです。レースのスピードやレベルが上がった時に打鐘前後10秒ほどの間に正しい判断ができないと勝ちからは遠ざかる。一瞬の判断が命取りになる可能性が高いんですよ。
誘導員がいなくなった時点ですでにゴールまで500mを切っていて、尚且つコーナーが3つに短い直線。考えるだけで恐ろしいでしょう?(笑)
例えば力の差がはっきりしていて、私の先行をみんなが待っている時などは自分のペースで仕掛けられるので問題ないですが、力が拮抗すれば話は別です。なので333バンクは、仕掛けるタイミングと位置取りがシビアなんですよ。
でもちょうどコレクションの前に松戸での開催に斡旋が入っているんです。333バンクを実践で走れるので、そこでタイミングなどをはかりたいですね。私自身333バンクでのレースが久々ですし、高木選手も同じ斡旋なのでありがたいですね。勝つ負けるは別としても、そこで良い勉強材料が見つかると思います。

山口:この後へ向けて、暑い中ですが今の練習状況はいかがですか?

石井:名古屋辺りまでの暑さは少し落ち着いたので練習もしやすくなりました。もうコレクションまで期間は迫っているので、トレーニングをしっかりして万全な状態で伊東温泉競輪場へ入りたいと思います。

山口:ありがとうございます。それでは最後にオッズパーク会員の方へメッセージをお願いします。

石井:まずはファン投票で選んでいただきありがとうございました。おかげ様でガールズドリームレースを優勝できました。まだまだ大きいレースも続きますし、今年こそグランプリで優勝できるように頑張っていきますので、今後とも応援よろしくお願いします!

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※インタビュー / 山口みのり
三重県松阪市出身。フリーアナウンサー/ナレーター。
各競輪場で中継司会やリポーター、イベント司会などを担当。

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※写真提供:公益財団法人 JKA

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2020/09/17

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