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競輪界を代表する男子選手、ガールズケイリン選手にインタビューを実施します。他では聞けない素顔や本音、競輪にまつわるエピソード、今後の抱負などをご紹介します!

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新田 祐大選手
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8月に名古屋競輪場で行われた『第62回オールスター競輪』で優勝した新田祐大選手(福島90期)。普段はナショナルチームで活躍し競輪を走る機会は少ない中でのGI優勝の振り返りと、今後の自転車競技についてを話していただきました。

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山口:オールスター競輪、優勝おめでとうございます。

新田:ありがとうございます。

山口:競輪を走る機会が少ないですが、オールスター競輪に入る時はどういうお気持ちでしたか?

新田:凄く強い思いがありました。ナショナルチームのコーチとの話で、「オールスター競輪の結果次第でこの先競技でも良い方向にいくと思うから、優勝できたら良いよね」という話をしていたんです。なので、強い思いで臨みました。

山口:ファン投票でも第3位でドリームレース選出でしたがその結果を聞いたときはどうでしたか?

新田:非常に驚きました。オールスター競輪はファン投票で上位に選ばれた選手が出場できますが、僕は投票までの競輪の出走回数が少なかったですし成績も良くなかったので、まさかドリームレースに選ばれるとは思っていませんでした。
ナショナルチームメンバーの脇本(雄太選手・福井94期)や深谷(知広選手・愛知96期)とも話していたんですが、深谷が「自分たちは競輪を走っていなかったけど、脇本は成績を残している(5月の日本選手権競輪を優勝)し、新田さんはS級S班だから上位に選ばれるかもしれないけど、自分は選ばれないと思う」と言ったんです。その中で3人ともがドリームレースを走れた(脇本選手が1位、深谷選手が7位)のは、今後オリンピックを目指す上で励まされている気がしましたし、競輪選手としても名誉なレースなのでそこに選んでもらったのは誇りに思います。

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山口:走る機会が少ない中でも記憶に残る走りをされていたのではないでしょうか。

新田:それよりもナショナルチームの活動の中で、オリンピックへかける熱い思いが今までよりも形になっていたんだと思います。例えば広告に力を入れたりイベントをしたりなど、選手を全面的に押し出してアピールしてくれましたし、全面的にサポートして僕たちが競技に臨みやすい環境を作ってくれました。
それもあって競技を知らない競輪ファンの方たちの目にも止まってファン投票に繋がったのだと思いました。競技への応援の気持ちを感じたので、今までのファン投票とは全く違う思いでした。

山口:競技の自転車とは競輪の自転車は違うと思いますが、感覚の違いはいかがですか?

新田:僕はナショナルチーム歴が長く、おそらくここ7年くらいは基本的に練習は競技の自転車で行っています。レースではもちろん競輪の自転車なので違和感はありますが、それももう自分の中では楽しさとかわくわく感で走れるという感覚になっているのでマイナスではないですね。

山口:決勝は北日本4人でしたが並びはすぐに決まったんですか?

新田:みんなで話をして全員が納得した結果、あの並びになりました(菅田壱道ー新田ー渡邉一成ー佐藤慎太郎)。

山口:ゴールした後に菅田選手(宮城91期)を労うような仕草もありましたね。

新田:見ている方はいろんな思いがあったと思います。「感動した」と言ってくれる方もいれば批判的な感想を言う方もいるでしょう。
僕個人としては、壱道の気持ちを受けてのレースでした。2016年の松戸オールスター競輪で壱道が初めてGIの決勝に僕と同乗した時、彼は僕の後ろという選択をしました。結果は岩津さん(裕介選手・岡山87期)が優勝だったんですが、レース後に壱道は涙を流したんです。僕は勝てずに悔しい涙だと思ったんですが、それは違って今回「あの時本当は新田さんの前を走りたかったけど自分に自信がなかったから後ろについた。一生に一度かもしれないGIの決勝と思ったら勇気が出なかった。その事をずっと悔やんでいたので今回は前を走りたい」と言ってくれたんです。
壱道を学生の頃から知っていますしお互い高めあってきました。今回の決勝であの走りをして、彼がまた競輪選手として一つ上のステージへ踏み出したんだなと思いました。走る前から気持ちが入っているのがわかりましたし、レースの最中もそうだったのですごく嬉しかったです。

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山口:この優勝で、競輪で良い結果が出ました。この後の競技にも集中しやすくなったんでしょうか?

新田:そうですね。東京五輪へ向けて、出場出来るかどうかは来年3月以降に決まるんですが、そこへ向けて集中するのもそうですし、競輪はこの後長い間走れなくなってしまいます。もしオリンピックへ出られた場合、その後競輪に戻ってくる時に以前と比べてどれだけ成長しているかを示さないと、ファンの方も納得してくれないと思うんです。そういう意味でも結果を出してこの後競技へ集中出来るのは良かったと思います。

山口:競輪としてはこの後はKEIRINグランプリになるんでしょうか?

新田:おそらくそうなると思います。

山口:グランプリへ向けての思いはいかがでしょうか?

新田:グランプリの前にたくさん競技でのレースやトレーニングがあるので、まだ年末の事は考えられないですね。僕の考え方としていつもあるのが、まず目の前の事をしっかりして、それをクリアした先にまた次のステップが待っていると思っています。なので今は目の前の事を集中してするだけです。

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山口:競技についても言える範囲で現状はいかがですか?新田選手は今世界ランク1位なんですよね?

新田:オリンピックの出場枠が決まるのが3月の世界戦が終わった後です。出場枠は個人に与えられるのではなく「日本チームから何人か」というくくりになるので、僕が今ケイリンの世界ランクが1位だとしても、オリンピックに出られるかはまだわかりません。今シーズンの成績を加味して代表選手が決まるので皆が今一列に並んでいる状態です。逆に言えば若手選手でも今シーズンの世界戦で好成績を残せばオリンピック出場のチャンスがあるんです。脇本や深谷ともライバルとして日々高めあっている状態ですし、常に緊張感を持って一つのトレーニング、一つのレースを集中して取り組めています。僕がナショナルチームを長くやっている中で一番緊張感を持てているチームだと思います。

山口:競技で注目して欲しいレースはありますか?

新田:競輪を買う方は前走の成績をチェックして買う方も多いですよね。もしグランプリで、僕やナショナルチームのメンバーの近況を見るときは、その前の競輪の成績ではなく競技のレースの成績を調べてもらえると良いかなと思います。その点では、成績をチェックしたいときにオリンピックを目指す僕たちが走っている競技のレースも応援していただけると嬉しいです。

山口:最後に今後へ向けての意気込みなどを、オッズパーク会員の皆様へお願いします。

新田:応援してくださる皆さんに、まずはオールスター競輪を優勝出来た喜びを伝えたいです。そこに挑むモチベーションになるたくさんの投票を頂いたのでドリームレースからという良いスタートが切れましたしその結果優勝できました。この後は競技に集中する事になると思いますが、休憩をするわけではなく強くなる事だけを考えてトレーニングやレースに挑んでいます。僕たちが目指している世界を一緒に感じ応援してもらって、日本の競輪が世界のトップなんだと目の当たりにして欲しいです。

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※インタビュー / 山口みのり
三重県松阪市出身。フリーアナウンサー/ナレーター。
各競輪場で中継司会やリポーター、イベント司会などを担当。

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※写真提供:株式会社スポーツニッポン新聞社

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2019/09/30

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