オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
《G1開場記念シルクカップの展望》
昨年の大みそかに『スーパースター王座決定戦』通算6Vを決めて通算6度目の年間賞金王にも輝いた青山周平が、『G1シルクカップ』6連覇をめざす。今回のSS王座決定戦はトップスタートから後続を封じ込めて勝利したが、シルクカップ決勝戦は序盤に好位置へ付けてから逃げ選手を捌く展開が多かった。
SS王座決定戦の2着は金子大輔。ほぼ10周回、青山周へ仕掛けられる距離を追走しながら攻略できなかったのは、青山周のコース取りが絶妙だったからで、金子大はスタートもエンジンも高水準だった。
佐藤励もまた、この両者に続く3番手に付け続けるも攻撃のチャンスを掴めなかった。それでも今回が初出場だった『スーパースタートライアル』を勝ち抜いて王座決定戦にまで進んで上位に入着したのは見事だった。昨年は『オールスター』でSG初制覇して、年間の獲得賞金額は第4位。現在S-6から今年は全国ランキングの更なる上昇も十分にありそうだ。
「どうしても獲りたい大会」とSS王座決定戦の前夜に語っていた黒川京介。レースは後手を踏んだが荒尾聡・鈴木圭一郎・佐藤励をインから捌き3着まで追い上げて、成長を改めて示すことにもなった。そして今年の正月開催4日制は天候の影響で開催中止になった2日目を除いて3戦3勝。決勝戦はスタートダッシュを決めると、追い上げてきた佐藤励に10メートルの差を付けて快勝した。
高橋貢は今節の2節前になる浜松デイレース3日制に完全V。その余勢を駆って川口デイレース『SSシリーズ』の初日~2日目も勝利して通算5連勝。準決勝戦と最終日はどちらも2連対まであと少し届かなかったが、予選中に見せた華麗な捌きは、絶対王者の輝きそのものであった。
平田雅崇・小林瑞季・山田達也は、先月中旬の伊勢崎デイレース3日制と年末のSSシリーズに揃って優出した。その両レースとも3名の中で最先着した平田は年明けまで9連勝するも正月開催は優出できなかったのに対して、小林瑞と山田達は正月開催にも優出している。
昨秋の『SG日本選手権』は他落が1度あったが6日制の5走を3着以内に好走した佐藤摩弥は、次節の川口G2以降、飯塚G1や『スーパースター王座決定戦』を含めて目下6節連続で優出しており長らく堅調だ。そして昨年1月の前回シルクカップは優出3着。どこのレース場でも安定した成績を残している中でも、ここ伊勢崎ではデイレース・ナイターを問わず活躍できている。
前回シルクカップ決勝戦で有吉辰也は佐藤摩に次ぐ4着だった。先月は伊勢崎デイレースG2『レジェンドカップ』の準決勝戦まで進出して、川口『スーパースタートライアル』は4走目の勝負駆けが決まって王座決定戦に進出。シルクカップは2001年に1度制している。
有吉が5戦1勝だった先月『レジェンドカップ』を、荒尾聡は5戦3勝。『スーパースター王座決定戦』では有吉に先着した。2023年と2024年に伊勢崎G2『稲妻賞』を連覇していることでも、走路適性の高さを証明している。
現在キャリア7年目の長田稚也は伊勢崎デイレースに1度だけ優出したことがある、それが2024年1月のシルクカップだった。昨年終盤は飯塚の夜開催を2度優勝し、SSシリーズにも優出して昇り調子で今回へ臨める。
吉林直都は1級車に乗り換わって1年未満の昨秋に『日本選手権』でSG初優出。年末にはスーパースタートライアルにも出場し、選手権に続いて高いダッシュ力を披露した。キャリア3年弱の現在、まだ伊勢崎デイレースを走ったことがないが、未経験は未知の可能性でもある。最重ハンでの戦い方に早くも慣れ始めている今、更なる進化を示すか。
浅倉樹良にとって、この1月という時季は躍進する機会となってきた。2024年1月のデビュー戦からいきなり13連勝して、2連続V。翌2025年1月は、このシルクカップへ2級車で参戦すると初日・2日目に連勝して準決勝戦まで進んだ。今節2日目が実施される1月9日にデビュー丸2年。1級車で初めての実戦がこのG1開催と、大いなる挑戦を迎える。
この5年間に青山周が連覇を継続してきた陰で、もうひとりのレーサーも高い実績を挙げている。三浦康平は2021年・2022年に3着、2024年・2025年に2着と、シルクカップ決勝戦で常に上位争いしているのだ。
昨年シルクカップに準優勝した1か月前、三浦は伊勢崎デイレースG2『レジェンドカップ』決勝戦で池田政和と大激闘。ほぼ5年ぶりに池田政がグレード復活Vを遂げたこの1戦は『ベストマッチ・オブ・ザ・イヤー2024』に輝く名勝負であった。
三浦自身は直近のタイトル獲得から13年あまり経つが、いま述べてきたように近年も大レースで活躍しており、相性の良いこの大会で銅・銀ではなく久しぶりの金メダルをめざしていきたい。
______________________________
主な出場予定選手
______________________________
青山 周平〔伊勢崎 S-1(31期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-13(22期)〕
三浦 康平〔伊勢崎 S-33(28期)〕
浅倉 樹良〔伊勢崎 A-34(37期)〕
黒川 京介〔川口 S-2(33期)〕
金子 大輔〔浜松 S-4(29期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-5(25期)〕
佐藤 励〔川口 S-6(35期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-9(27期)〕
佐藤 摩弥〔川口 S-10(31期)〕
平田 雅崇〔川口 S-21(29期)〕
小林 瑞季〔川口 S-28(32期)〕
吉林 直都〔浜松 S-29(36期)〕
長田 稚也〔飯塚 S-39(34期)〕
文/鈴木