オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。鐘ヶ江将平がグレード初制覇
準決勝戦のおこなわれた4日目に続いて最終日5日目も天候が崩れて『第67回スピード王』決勝戦は、丹村飛竜が制した2022年の第63回大会ぶりとなる濡れ走路で争われた。
0ハン2車並びの外枠からダッシュした西翔子が逃げて、1~2車身の差で0ハン内枠の斎藤正悟が追走する形でレースは進行。
展開に大きな変化が生じたのは2周回3コーナー。斎藤正悟に対する仕掛け不発で車間の開いた浅田真吾が、再び加速したところでタイヤが滑って落車。車券の1番人気となっていた岩見貴史が大きな影響を受けて争覇圏外へ去ることとなってしまった。
そのとき5番手に付けていた鐘ヶ江将平は3番手へ浮上したが、0ハン勢との差はおよそ10数メートル。それでも周回ごとに先頭集団へ少しずつ接近し、6周目あたりでは2番手の斎藤正悟へ追いついた。
そして運命の7周回3コーナーがやってきた。今度は西翔子がタイヤを滑らせてコースを外してしまい、すかさず斎藤正悟が内を突いて先頭へ立つ、のも束の間、鐘ヶ江将平が前輪を斎藤正悟のインへ切り返す形で首位奪取。残り1周を冷静に回って、初めてのグレードタイトル獲得となった。
大健闘を見せた西翔子は、ここまでの成長と充実の機力を武器に、来週の川口デイレース『スーパースターフェスタ2025』の初日『スーパースターガールズ王座決定戦』へ臨む。