オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。 青山周平が完全Vと通算1000勝を達成!
レースは0ハンから先行した新井裕の逃げで始まった。0ハンのもう一人、竹本もしっかりと追走し、10線単独の押田和は3番手をキープ。20線に5車並んだスタート争いは、最内の西原が先行。大外の青山周はカマシ気味に出て、西原の後ろに位置することができた。
レース中盤までは、逃げる新井裕に竹本と押田和が追走する隊形のまま周回が過ぎたが、青山周はまず西原をパス。その後も押田和、竹本、新井裕をインから交わすとそのままゴール。早川は後方から追い上げてきたが準優勝止まりだった。
青山周は初日からオール1着の完全優勝。今年11Vで通算では123度目の優勝となった。そして、この1着でデビューしてからの勝利数がちょうど1000に達した。デビューしたのが2011年だったので、わずか15年で大記録に到達した。これはかなり速いペースと言える。このスピードで白星を重ねていけば、次の節目に達するのもそう遠くないだろう。
丹村飛竜に本格化の予兆
7月の『G2小林啓二杯』から8月『SGオートレースグランプリ』を経て9月『G1プレミアムカップ』まで目立った活躍のできなかった丹村飛竜が、9月下旬の山陽デイレースからは右肩上がりで勝利数を増やしている。暑さの収まりつつある気候にエンジンや乗り方が折り合ってきたとみられる。
今回の準決勝戦では山本将之に敗れたが、残り周回および2番手の山本翔との車間から、優出権利を得られる2着まで届かせるのは難しそうにも見えた位置関係から最終6周回に山本翔を捕えた、レース終盤の行きアシを高く評価したい。
今季の平田は何か月も高水準の機力をキープしている。同期の丹村飛に先手先手の位置取りを保てればゴール地点でも先着することが十分に可能だ。
実力・実績からみて人見剛志のハンデが有利。この前団2車なら手こずることなく攻略できる腕の持ち主だ。
近況好調な稲原良太郎に追いついて2着まで浮上し優出できた佐々木啓も、丹村飛と同様に状態が上向いていると判断できる。
◎ 8 丹村飛竜
○ 7 平田雅崇
△ 3 人見剛志
▲ 4 山本将之
穴 6 佐々木啓
おすすめの買い目
8=7-346
穴なら
6=8-347
文/鈴木
経験の裏付けがある有吉辰也
所により雨との天気予報はあるが、日中から曇天が続いて走路温度が低めになれば、速いタイムの出る走路条件となり、スピードの高い選手を上位に評価したい。
有吉辰也は3か月弱の休養を経て、10月の初頭に復帰して2節目だった前節から今節にかけて通算4連勝。この決勝戦の顔ぶれでは実績・総合力が断然のトップ。もしまた降雨に見舞われても対応できる。
10月から適用が開始された最新の全国ランキングが前期A-25から今期S-12へジャンプアップした栗原佳祐は、経験値では有吉に全くかなわないが、キャリアを補える素質と可能性を秘めている。
このところ桜木公和のスタートが良化中だ。そして竹谷隆とは今月、晴雨おりまぜて3度対戦し全て先着している。車が伸びているので後続が抜きづらい走りをできている。
捌きの決め手は竹谷よりやや優勢な田中正樹が10線の大外枠から先行できれば速攻が決まるケースあり。
◎ 6 有吉辰也
○ 5 栗原佳祐
△ 1 桜木公和
▲ 3 竹谷隆
穴 4 田中正樹
おすすめの買い目
6=5-134
穴なら
4=6-531
文/鈴木