
鈴木聡太が久しぶりに優勝を決めた!
0ハンのスタート争いは内枠の北爪が先行し生方が続く形。10線は高橋絵が先行し、大外の渋沢が続いていった。木村享はスタートダッシュが付かず、岩沼は後ろの鈴木聡に叩かれてしまった。
レースは北爪と生方の0ハン両者が軽快に逃げていたが、スタートで岩沼と木村享を叩いた鈴木聡が徐々に浮上し3番手に立った。そして、4周目に入るあたりで鈴木聡が北爪と生方をまとめ差し。追い足鋭く先頭に立つことができた。後ろでは生方が北爪を交わし準優勝。渋沢はなんとか車を押し上げ3着入線となった。
鈴木聡は2022年1月以来、通算8度目となる優勝。今節は初日から良い走りを見せており、優勝戦は展開こそ厳しかったが、見事に克服してみせた。さばきの技術自体はしっかりしているので、今のエンジン状態を持続できれば好成績を残し続けられるだろう。
北爪勝義の大逃げを狙う
渋沢憲司と鈴木聡太の29期2名が今節の準決勝戦で速い本走タイム出ているので両者の追い上げは十分ありそうだが、ハンデ差や枠の内・外の差を加味すると0ハン2名や10線の内枠勢が振り切れる可能性も大いにある。
準決勝戦で直線の先伸びを示して野本佳章の追撃を封じ込めた北爪勝義の大逃げを狙いたい。まず、出たナリの1-2流し車券は押さえたいところ。大外枠でスタートを思いきり切りやすい渋沢憲司が10線からトップ旋回すれば0ハンを射程に入れられるし、準決勝戦を走り終えてエンジン(ほぼ)完調宣言の出た鈴木聡太も素早い追い上げ見せるケースある。
初日から鋭い飛び出しを連発している高橋絵莉子が0ハン両車を叩いていきなり先頭に立つようだと、道中は後続をブロックして粘り込むか。
◎ 1 北爪勝義
○ 6 渋沢憲司
△ 7 鈴木聡太
▲ 2 生方将人
穴 4 高橋絵莉子
おすすめの買い目
1-6=724
穴なら
4=7-162
文/鈴木