
篠原睦が通算50度目の優勝
3日制の最終日は降雨の重走路で開始。2Rで雨は上がり、10R以降は良走路に回復。12R決勝戦も湿度は高めながら良走路で実施された。
10線の3名も20線の3名もそれぞれ枠ナリに発進したが、10線の真ん中3枠の村瀬月乃丞は1周回3コーナーで中尾貴志を差して2番手へ浮上。そして20線の大外7枠の篠原睦も1周回3コーナーで同ハン浦田信輔・伊藤信夫をまとめて差した。篠原にとっては強敵2名をすんなり攻略できたことが勝利への近道となった。
村瀬は3周で0ハン根本将人を捌いたが、先頭に立てていた時間は長く続かず、4周目に篠原がイン攻め込んで首位。今年7度目、通算50度目のVを勝ち取った。
伊藤信は序盤の仕掛けが後手に回ったぶん、村瀬へ1車身差まで追い上げての3着まで。20線3名の中で今節に計時した本走タイムの劣っていた浦田は後方の車群に取り残された。
文/鈴木