
角翔太郎が期待に応えて完全優勝を達成!
10線単騎からしっかりスタートを切った角翔太郎は、1周を回る頃には竹中一成を捲って先頭に立った。その後は自分のペースを保って逃走を続けた。後ろでは石田啓貴が離れて追走していたが、佐々木啓が差して2番手を奪取。前を走る角との差を詰めにかかったが、ゴール前で僅かに角が振り切り優勝を決めた。藤岡一樹は最終3コーナーで石田を交わして3着入線となった。
角は3日間開催のミッドナイトで初日からオール1着の完全優勝を決めた。エンジンが良かったこともあるが、優勝戦では絶好の位置からの競争で、そのチャンスを逃さなかった。これで通算4度目の優勝。スピードの面ではだいぶ上位級の選手と差がないところまで成長した。これからは人を抜いていくレースが増えるだろうから、捌きの面で更なる成長を期待したい。