準地元の群馬県(伊勢崎)で青木治親が初の栄冠!
鈴木将光を抑えて一番人気になったのは浅倉樹良。ともに2連勝で優勝戦へ進みどちらが完全Vを果たすかに争点が集まった。3連単は2=5-7、2-5-6、2連単は2=5に集中した。
ところが、1走目に新井淳がフライング。これでリズム崩れたのか2走目の浅倉はスタート残せどアウト戦伸びず、徐々に後退。人気薄の青木治親が岩沼靖郎を差して先頭へ躍り出た。鈴木将光の進みもニブく岩沼が青木治にピタリ続いてゴール。
なんと3連単3-1-5で12万9190円、2連単3-1は2万7250円とビッグな配当で幕を閉じた。
青木治は2004年8月に『ドーディチ』号で華々しく川口デビューしてから20余年の選手生活で伊勢崎走路は初の優勝。2020年6月の川口(雨)以来となる16度目のVに。
着実に上向かせてきた鈴木圭一郎
前節のG2ウィナーズカップ優勝戦はまさかの着外に沈んだ鈴木圭一郎が、4日後に開幕するSG全日本選抜へ向けての勢いを増す機会としよう。
そのG2を制した金子大輔は今節も引き続き快調。準決勝戦で岩崎亮一を抜いた際、並みの機力ならもっと時間がかかったはずで、あの伸びを今日も発揮できれば再び鈴木圭に先着する可能性がある。
栗原佳祐は準決勝戦で鈴木宏和を攻撃の射程内まで近づけさせず、過去の自己最高タイムに迫る好時計で勝利。決勝戦でも20線から最初に先頭へ立てるようならハイペースの逃げ展開に持ち込むシーン十分。
今節2日目の、コーナーひとつでの3車抜きが強いインパクトを残した青島正樹。近年は追い込み型になっているが、かつては笠木美孝と並ぶ浜松22期の速攻派として名を馳せた。6車並びの内から3番目の枠ならダッシュを繰り出せるかも。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 7 金子大輔
△ 3 栗原佳祐
▲ 2 山浦博幸
穴 5 青島正樹
おすすめの買い目
8=7ー325
穴なら
8=5-746
文/鈴木
自身3度目のVへ 浅倉樹良がブッチ切る!
デビュー時の勢いは凄かったが徐々に位置が厳しくなりスタートの甘さも露呈し成績が落ちてきていた。同期の福岡鷹はすでにV4を達成しており、勝利数でも水をあけられてる浅倉だが、やはり只者ではない。2級車ながらインを使える強み、抜け出した時のペースの上がり方は彼の持ち味である。今回は0ハンの外枠だが岩沼靖郎に離されず、しかも10m勢のスタートを残せばハイペースで逃げよう。10mの比較では鈴木将光の仕上がりが素晴らしいが、スタート力では新井淳に軍配あり中枠から飛び出しも。ただ、道中競り合う展開になれば20mの石川哲也も圏内へ入れる機力あり。藤岡一樹はアウトが喰い付けば破壊力ある捲りで進出は好配当に。
◎ 2 浅倉 樹良
○ 5 鈴木 将光
△ 6 石川 哲也
▲ 4 新井 淳
穴 7 藤岡 一樹
《おすすめ車券》
2-5=6、2-5=4
《穴狙い》
7-5-6、7-5-4