オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
金子大輔が12度目のグレード獲得 鈴木圭一郎は圏外まま
3連単の上位オッズ20傑は鈴木圭一郎の首位が大半を占めたが、圧倒的なムードは感じられなかった。
大一番のスタートが切られると、鈴木宏和が猛烈ダッシュで先頭へ。1枠の木村武之が続いて出たが、1周回バックストレッチで金子大輔がアウト伸びて2番手へ。そして1周回4コーナーから直線へかけての立ち上がりで滑った鈴木宏を差してハナを切る展開に早くも持ち込めた。
その後は鈴木宏が終始付いて回り、追い上げてきた対抗人気の佐藤励は両者の重なりを何度も割ろうとしたが入れず、残り3周あたりからはコーナーで滑るようになり先頭の2車から離された。鈴木宏は7周回3コーナーで金子大へ逆転の差しを狙ったが及ばずに車を引いてしまい、車間が開いて勝負あり。
金子大は地元タイトルのひとつであるG2ウィナーズカップを嬉しい初制覇。通算52度目のVとなった。
鈴木圭はスタートで好位置を取れず、道中は佐藤摩弥の前へ終始出られず6着。月末から始まる浜松デイレース一般開催を経て、来月の浜松SG全日本選抜での巻き返しをめざす。
文/鈴木