青山周平が鈴木圭一郎に初日の雪辱
今シリーズ4戦全勝で決勝戦を迎えた鈴木圭一郎のひとつ内枠から青山周平が鋭い飛び出しを披露して、1周回2コーナーで早くも先頭に立った。その内どなり枠の浜野淳も1周回バックストレッチの展開をうまく切り抜けて2番手まで上がったが、ペースを上げた青山周との車間は開く一方。
0メートルオープン戦でおこなわれた初日12Rの『メモリアル選抜』ではスタート3番手くらいに付けて青山周の逃げを捌いて勝利した鈴木圭は、決勝戦は後方から追い上げる展開に。3周回1コーナーで3番手に浮上すると、4周回ホームストレッチで浜野淳を捌いて2番手へ。残りの周回は青山周との差を少し縮めたが、先頭をうかがえる距離には詰められなかった。
青山周は『オートレースメモリアル』初優勝。G2獲得は通算10度目で、山陽のG2は初制覇となった。
文/鈴木
先行しそうな菅野仁翔が自分の展開を作る!
準決で最も良い上がりタイムを出したのは浅倉。タイムの比較で言えば優勝戦も浅倉が有力となる。しかし、浅倉は10線に3車並んだ大外で序盤はどうか。後続に割り込まれるようだと、思うような走りができない可能性がある。
10線から先行しそうなのは菅野。0ハン単騎の高橋義徳をマークから交わして逃げに入りそう。重ハン勢は強力だが、菅野が逃げるとハイペースになり、追い込みが届かないケースも十分考えられる。その重ハン勢は鈴木聡が先攻めを決め、鈴木将と佐久間が続いていく。浅倉は優勝するとなると後続が来る前に独走態勢を作らなければならない。
◎ 3 菅野仁翔
○ 5 鈴木聡太
△ 6 鈴木将光
△ 7 佐久間健光
▲ 4 浅倉樹良
おすすめの買い目
3-4567-4567
別線は、浅倉が早めの抜け出しての独走時
4-3567