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篠原睦が完全優勝で今年2度目のVを決めた!
レース序盤は0ハン単騎の青山文が逃げ、10線から先行した松尾隆がアウトから捲りを仕掛ける態勢になっていたが、10線勢のインを突いて浮上した篠原が3周目に入るホームストレッチで両者をまとめ差し。先頭に立つと大きなリードを作った。スーパーハンデから追い込みを見せていた試走一番時計の黒川は、道中で松尾隆を差し損ね接触。これが反則妨害の判定となり、SG日本選手権に続いての連続優勝はならなかった。
篠原の今節は充実していた。冬場になりかけのミッドナイト開催で、スピードが求められる条件になっていたが、しっかりと試走からタイムを出していた。そして迎えた黒川との直接対決となる優勝戦。地元の篠原は、10メートル後ろの黒川には負けられないとばかりに素早い攻めを繰り出せていた。確かなエンジン力の後押しもあってか、無理な仕掛けがなくても先頭に踊り出ることができた。次の出番は浜松で行われるG1スピード王決定戦。人も車も最高の状態で乗り込めることになる。