オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
浅倉樹良が快挙を成し遂げる
1月にデビューしてから3節負けなしの9連勝。大物ぶりをいかんなく発揮している浅倉樹良が、オートレース史上最速となるデビュー22日目での初優勝を決める。今回の準決では自身初めて本走タイム3.4秒台の壁を破った。前節あたりから前輪が浮き気味だったスタートも修正。後ろ7名の誰も追いつけまい。
30線3車はセンター枠から亀井政和が飛び出すか。森村亮は準決勝戦では清水卓を捌けたが、抜きにくいコースを通る高橋義徳に手こずるかも。そこに渋沢憲司も加わって混み合う展開になると、速攻の冴えているSGホルダー久門徹が割り込むケース十分。
こちらもSGタイトル保持者の岩田行雄が「最近の中では一番いい動き」と語っており、序盤の仕掛けに注目したい。
◎ 1 浅倉樹良
○ 3 亀井政和
△ 6 久門徹
▲ 2 高橋義徳
穴 7 岩田行雄
おすすめの買い目
1ー3=624
穴なら
1-7=683
文/鈴木
田中正樹が雪辱を果たした
前日の準決勝戦で田中正樹の追撃を完封した占部健太が、決勝でも1番人気に。
レースのスタートが切られると0ハン2車並びの内枠から占部が先行。10線も最内枠の田中正が飛び出し、0ハン外枠の水本竜二を叩いて早くも2番手へ。占部の伸びが鋭いため、周回を重ねても両車の車間はなかなか縮まらず、そのまま準決勝戦の展開が再現されるかと思われたが、5周回3コーナー田中正のイン攻めが占部に届いた。
準決勝の本走タイムは占部が3.386秒で田中正が3.378秒
優勝戦の本走タイムは占部が3.397秒で田中正が3.379秒
占部のペースがほんのわずかに下がったことで、田中正のリベンジが見事に決まった。
文/鈴木