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青山周平がシルクカップ4連覇!
年末の「SGスーパースター王座決定戦」を制覇して、今回「G1シルクカップ」は初日からスーパーハンデで臨むことになった青山周平。初日こそ勝利したが2日目から4日目までは勝てず、それでも準決勝戦で木村武之の抵抗を退けて優出キップは確保した。
3日目の試走タイム30秒から4日目は試走27秒まで上げて準決勝戦を速攻・圧勝した永井大介が、決勝では試走31秒にダウン。スタートもふるわず8番手へ後退。長田稚也は強めに吹く風の影響もあったのか、1周回3コーナー大きく外へ流れてしまい、両者は先頭争いに加われなかった。
単独0ハンデの三浦康平が逃げて松本康が斜め後ろにピタリ付ける展開。3番手追走の早川清太郎は攻めあぐんだが、松本がコースを外したところをすかさず浮上。
青山周はスタートで10メートル前の松尾啓史の内へ入り一気に6番手へ。2周回ホームストレッチでは丹村飛竜を差す。そして先頭集団へ周回ごとに接近するとコーナースピードの高さで次々と攻略し6周回3コーナーで先頭を奪取。大会4連覇、通算でも4度目のシルクカップチャンピオンに輝いた。
過去3度の決勝はいずれも通常の最重ハンデ8枠から鋭いダッシュで早めに番手を上げて抜け出す形だった。今回はスーパーハンデからの7車抜きなだけに、改めて強さが際立つレース内容・結果となった。
早川は8周回1コーナーで車を大きく外へ振って切り返しを狙ったが、三浦が内をガッチリ締めて追撃を阻み2着に残った。
文/鈴木