カミソリスタート復活なるか! 有吉
本来なら0mオープンでもおかしくないメンバー構成だが、10mに8車が並んだ優勝戦。
準決で一番時計を叩き出したのは有吉。序盤より後半のアシに鋭さを感じた。アウトコース回っても伸びて行くエンジンを駆り『手応えを感じた』と力強いコメント。10mの大外からダッシュ決めて好位を奪おう。先輩格の浦田は10月の浜松と飯塚のG2は8着と結果が出てない(浜松はF)ので、センターから飛び出し見せ場作りたい。伊藤信は『独走だと足りない』状態で整備に余念がない。
10mの最インに森且行の名前があり、ファンにとってはこの上ないこと。トップ旋回決めて独走態勢築けば、優勝戦の半数占める川口勢の牽引車となりうる。そして後期川口No.1の中村雅が外コース使って追い上げる。不気味なのは加賀谷で、2~3番手スタート切りたい。地元の西原は初タイトル狙うが、スタートから1コーナーの入りが大事になる。
◎ 有吉 辰也
○ 中村 雅人
△ 伊藤 信夫
▲ 森 且行
穴 加賀谷建明
伸び抜群の佐藤励がスタートも決める!
10℃を切る走路温度で行われた準決は、各レースでかなりの高速バトルになった。優勝戦はエンジンをより仕上げた選手が栄冠を掴みそう。
準決で最も良い上がりタイムを出したのは佐藤励。優勝戦は30線最内からスタートをしっかりと決めそう。0ハン単騎の本田はいいペースで逃げそうだが、それを上回る伸びで佐藤励が捕える。20線両者・井村と阿部剛はハンデ位置的に走りやすいが、30線から2番手発進を決めそうな長田稚が道中で捌く。
瀧下と中山光はスタートに不安があり序盤で好展開を作れない可能性が高いが、スピードは十分出ておりレース後半の巻き返しがある。20線や30線が激しく競り合うようなら本田の残り目が出てくる。
◎佐藤励
○長田稚也
△瀧下隼平
△中山光
▲本田仁恵