リレー開催でミッドナイトレースに移行!
開催ラッシュが続いている飯塚オート。今月は今回で7度目の開催となる。前回の昼間からのリレー開催で、参加する選手は前回からの流れがほとんど。調子の良さそうな選手や、車券に絡みそうな選手を挙げていく。
前回の昼間開催で優出していたのは藤川竜、井村淳一、竹中修二、松井大和、永島潤太郎の5人。藤川竜はグリップの開けっぷりがだいぶ良くなってきた。その分、スピードに乗せることも上手になっている。今回は出場する中でランク最上位。連続優出も十分可能な状態だ。
井村もスピードは申し分ないものを持っている。レース中に前団がごちゃ付いていると車を押し進めることができない時もあるが、車が密集せずにバラけているとスピードを生かして進出できる。今回はミッドナイトレースなので、持ち味のスピードが出やすい状況になっている。竹中は前回まで苦しい時期が長く続いていたが、ようやくスランプ脱出の兆しが出てきた。元々、走りのセンスは高いものを持っているので、エンジンさえ並になれば結果を出せる選手。この流れを長く保って好成績を出し続けたいところ。松井は前々走あたりから良くなってきた。そこから徐々にエンジン上積みできてきて、前走で優出という結果に結びついた。エンジン面は問題ない。走りも力強い攻めを見せる時があるので、混戦になっても先頭争いに加わってこれる。永島は35期の若手ながら冷静に走れている。無理な仕掛けをすることなく、自分のエンジン状態を把握した走りをすることができる。今はB級にランクされているが、来期はA級に復帰できるだろう。
他で有力なのは東小野正道、緒方浩一、林弘明など。東小野は前走が準決3着で優出できなかったが、初日には白星を挙げていたしエンジン状態は悪くない。今回出場する中でも実績は上位だし、底力も抜けている。前回の分は今回で取り戻したい。緒方も前走の初日は1着を取っていた。捌きに甘さを残しているが、スピードは今回のメンバーの中でも上位クラスだし、重走路になっても1着を取れる技量を持っている。林弘明は多少スタートが良くなってきたか。どちらかと言うと速攻を狙う方ではなく、レース中盤から後半にかけてじっくりと追い込むタイプ。
強気な走りができるのは松尾隆広や田中輝義。どちらも混戦は大得意で、競り合う展開になる方が持ち味を発揮できる。また、重走路も苦にしない点も似ている。速攻派は青山文敏と水口寿治。スタートでは同ハンに数車並んでいても先行するケースが多いし、レース前半で一気にケリを付ける傾向がある。変わらずアウト一本の走りを見せているのは田中進。インには目もくれないで捲りに特化した走り。アウトをぶん回って車を押し上げる。
B級では松尾学が変わらず好調。スタートダッシュを決めて一気に先頭に踊り出るのが得意の作戦。本門延唯はある程度スピードが出ている。レース展開さえ向けば上位着が取れる。宮地朗は成績にムラある方だが、スタートを決めて展開を作れれば粘り込むケースが多い。石田啓貴は前走の初日に白星。36期ながらすでに優勝の経験もある。これからの動向に注目が集まる。
※10月28日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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藤川 竜〔飯塚 A-42(34期)〕
東小野 正道〔飯塚 A-56(25期)〕
井村 淳一〔飯塚 A-74(28期)〕
竹中 修二〔飯塚 A-220(26期)〕
緒方 浩一〔山陽 A-72(30期)〕
林 弘明〔山陽 A-94(24期)〕
松井 大和〔山陽 A-142(30期)〕
永島 潤太郎〔山陽 B-17(35期)〕