永井大介と若井友和がツートップを形成!
川口オートは前回のナイターからリレー開催。今回はナイトレースで、無観客でのシリーズになる。出場選手は前回の中から今回も参戦するので、前回の動きは大いに参考になる。
シリーズリーダーの永井大介は現在3連続で優出中。最近ではだいぶスタートのキレが戻ってきており、1周目を回る頃には好位置に付けられることが多くなった。道中の走りも落ち着いており、前を走る車を抜く時はしっかりと態勢が取れている。また、それができるだけのエンジン状態にある。今回は前回よりメンバーが手薄になるので、再び優勝戦まで進める可能性が高くなる。若井友和は準決で展開が厳しくなり、追い込むも3着止まりだったが、エンジン状態は悪くなかった。平田雅崇はエンジン上々。前走でも優勝戦まで進んでいた。
小林瑞季は初日こそ白星を挙げたが、そこからはやや失速。試走タイムはそれなりに出ているが、武器であるスタートがそこまで決まっていない。ランク自体は高いので、同ハンに並ぶ選手が多いと外枠になることが多い。本来のスタートが戻ってくると、レース序盤で有利な展開を作れるので、スタートの面での復調が望まれる。山田達也はエンジン上々。レース序盤で好展開を作れないことは多いが、中盤から後半にかけては伸びを増してくる。泉田修佑は準決こそスタートが決まらなかったが、近況では好ダッシュを見せるケースが多い。エンジン的にはもう少しといった状態だが、速攻気味に仕掛けていけるのは強み。鈴木清は初日から連勝を決めていた。準決でも好スタートを見せたが、道中では下がってしまった。それでも大きな目で見れば悪くはない状態だ。
外来A級で注目は何と言っても長田稚也だ。今年に入ってから川口には5回来場しているが、その内4回は優出。2月には優勝もある。川口走路との相性が抜群だし、今はエンジン状態もかなり良い。スタートの安定感はもう一つといったところだが、逆に外枠の選手に先行されても道中で逆転するケースが多くある。つまり格上の選手であろうが何だろうが、自分が差せると思う態勢になればインに突っ込んでいける。今後の成長が計り知れないし、現状でもかなり楽しみな選手。町田龍駿も前走の川口では優出していた。今はエンジン状態が良いので、スピードに乗って走れている。ハンデ位置的にも魅力たっぷりの選手だ。
地元A級では小原望が元気一杯。前走の準決では3着になり、惜しくも優出を逃したが近況は車券に絡むことが多い。佐藤裕二もエンジンはまずまず。今はA級にランクされているので、ハンデ位置的にもチャンスが大きい。青木治親は復調気配。前走で優出を決めていた。
※6月17日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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永井 大介〔川口 S-13(25期)〕
若井 友和〔川口 S-15(25期)〕
小林 瑞季〔川口 S-18(32期)〕
山田 達也〔川口 S-28(28期)〕
泉田 修佑〔川口 S-42(33期)〕
鈴木 清〔川口 S-48(23期)〕
長田 稚也〔飯塚 A-2(34期)〕
町田 龍駿〔飯塚 A-103(32期)〕