鈴木圭一郎が完全優勝へ向け爆走!
浜松オートで行われているSG全日本選抜オートレースは優勝戦のメンバーが出揃った。準決では青山周平が敗れる波乱はあったが、優勝戦の顔ぶれはそうそうたるもの。その中では中村杏亮がSG初優出となった。0Mオープンの枠順は最内から鈴木圭一郎、中村雅人、金子大輔、永井大介、佐藤摩弥、荒尾聡、伊藤信夫、中村杏亮。
ここまで負けなしできているのは鈴木圭。準決では審議にかかるシーンもあったが、判定はセーフで全国ランクナンバー1としての面目を果たした。エンジンの仕上がりは鈴木圭が一番か。準決の上がりタイムが一番良かった中村雅も機力は急上昇。永井もきっちりと上積みさせてきた。
0Mオープンのスタート争いは最内の鈴木圭が先行とみた。これに永井が乗って行く。佐藤摩もスタート力はあるので続きそう。もしくは永井を抑えて2番手発進もあるか。荒尾が4番手発進。他の中村雅、金子大、伊藤信、中村杏は内から順番に出そう。
いきなり先頭を走る鈴木圭。そのペースだが、今節は初日に上がり33を出しているように、かなりの逃げを見せそう。というより、試走タイムがしっかり出れば、誰も追ってこれない。好スタートから10周回をしっかりと走り切り、同大会5度目の優勝を決めそう。そこで、当ブログでの本命には鈴木圭を挙げる。
相手は永井。準決では逃げる佐藤摩との差を冷静に詰め、仕掛け所では綺麗に交わしてみせた。エンジン的にはタイム以上に余裕がありそうで、優勝戦に向けて総合戦力が上がっている。鈴木圭に少しでも隙が生まれれば突っ込んでいきそうだし、トップスタートを決めるようならそのまま押し切りもある。今回、全日本選抜を勝つとSGトリプルグランドスラム達成となる。偉業へ向けスタートから気合が入る。
次に中村雅人。スタート争いは微妙な面あるが、2枠ならなんとか内で踏ん張れるか。1周を回って3番手に付けられれば十分勝負になる。スタミナがあるので10周戦は好材料だし、エンジン的にもレース後半の方が感じが良さそう。7年ぶりのSG優勝も十分ある。そして金子大。中村雅と同様に序盤の位置取りに注文がつくが、準決のようなスタートが決まれば勝負圏内。道中のレース運びは落ち着いているので、チャンス所があれば番手を上げていくだろう。最後に佐藤摩。全選手が恐れているスタートを決めてくるようなら、インを抑えつつペースを上げる走りでSG初優勝もあるか。
◎鈴木圭一郎
○永井大介
△中村雅人
△金子大輔
▲佐藤摩弥