好調者が多い女子レーサーの活躍に期待!
夜は伊勢崎でGIナイターが行われており、その3日目から浜松ではアーリーレースが3日間の日程で開催される。S級選手は不在で、A級やB級に優勝のチャンスが到来。シリーズを展望していく。
長らくスランプに入っていた佐藤摩弥は、ようやく不調のトンネルを抜け出した。前走の伊勢崎で久々に優勝を決めてきた。これが約2年半ぶりの優勝。シリーズ中は良走路と重走路で2走ずつ戦ったが、オール連対の好結果だった。更にその前でも優出しており、完全復活を遂げたとみていい。これからは今までの分を取り戻す勢いの快進撃に期待したい。
岡谷美由紀も前走の地元アーリーレースで久々に優勝。3日間のシリーズでオール1着の完全優勝。約4年半ぶりの優勝となった。優勝戦は単騎0ハンからの競争だったが、初日は40線から追い込んでの勝利。この流れを大切にしたい。金田悠伽は前走の通常開催で準優勝。こちらは初日からオール連対だった。今年は8月に入ったあたりから調子が上向き。今は気候が変わりつつある状況だが、セッティングを合わせられれば好調をキープできるだろう。
女子レーサーでは交川陽子もまずまず。前走の準決は自落だったが、その前後のレースでは共に白星。落車による悪影響はなさそうだ。新人の西翔子も1節に1度は勝利、もしくは車券に絡めている。来年からは1級車になるが、今後が楽しみな35期の1人だ。
遠藤誠は前走のアーリーレースで優出6着。予選準決は2着で通過しており、エンジン状態はまずまずといったところ。和田健吾は前走の通常開催で優出し6着。準決まではオール連対の好内容。優出後ではないが、岩科鮮太は前回からハンデが軽化しており、レース展開がだいぶ楽になっている。その証拠にハンデ軽化直後のレースで白星。柴田健治は前回は3走して全て車券絡み。最重ハンの10M前の位置を生かして好走を見せている。
B級は伊勢崎に注目の選手が多い。独走で持ち味を出せる原田富夫は、前回は4走中3回の連対があった。インコースを抑えて渋太い走りができる松村真は、人気薄の時ほど狙いたくなる存在。木部匡作は今年の夏、エンジンを高位でキープできていた。気候の変化にも対応できれば面白い。簡単には競り負けない石川岳彦は近況、1着を取ることが少なくない。スタートに甘さある宍戸幸雄は、逆に道中回り出すと的確な捌きで巻き返すシーンが多い。
※9月8日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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岩科 鮮太〔浜松 A-5(29期)〕
佐藤 摩弥〔川口 A-7(31期)〕
柴田 健治〔浜松 A-46(27期)〕
遠藤 誠〔浜松 A-50(25期)〕
和田 健吾〔浜松 A-88(28期)〕
岡谷 美由紀〔浜松 A-218(32期)〕
金田 悠伽〔浜松 B-77(33期)〕
交川 陽子〔浜松 B-83(33期)〕