平田雅崇と丹村飛竜がシリーズを盛り上げる!
川口オートは5月7日に3日間開催が終わるが、8日から再び3日間の開催が行われる。完全なるリレー開催で、前回出場していた選手も多く参戦する。同じレース場、同じ時間帯で走れる強みは大きく、前回活躍していた選手は今回も好結果を残せそう。
出場する地元勢の中でランクトップは平田雅崇。前走は準決3着で惜しくも優出はならなかった。ただし、その前のSGでもエンジンは悪くなさそうだったし、更にその前の山陽GIでは優勝している。大きな流れで言えばエンジンは良い状態。今年3度目の優勝を目指し、初日から快走を見せてくれるはず。
地元S級は他に上和田拓海と泉田修佑。上和田は今年の序盤こそ悪くなかったが、4月の中旬あたりからエンジンが下降気味。スタートの切れは悪くないが、レース道中の進み方は甘い状態が続いている。泉田も4月の中旬から大きな着が続いている。軽いスランプに入っているとも言える状態なので、立て直しのきっかけをどこかで掴みたい。
外来S級は山陽勢2名。丹村飛竜は前走の川口の初日こそ白星だったが、準決では4着に沈んだ。しかし、その前の川口SGでは準優勝を果たしたし、それまでもエンジンは完調の仕上がりだった。前回の結果はそれほど気にしなくていいだろう。今回も鋭い追い込みを披露する。丸山智史は今、良走路での競走なら好成績を残せている。雨さえ降らなければ、上位着でまとめられる状態。
前回の川口で優出していたのは中山光、稲川聖也、中野憲人、田辺誠、戸塚尚起。中山は、準決でいったん最後方まで下がったが、そこから怒涛の追い込みを見せた。強烈な捲りが放てるエンジン状態。優勝戦でも、スタート枠ナリ発進から捲りを連発させて見事に優勝。一度、好調の波に乗ると長く続くタイプだ。稲川はこのところ走力をアップしている。捌きの方も徐々に上達している。中野憲は今、ハンデ的に魅力が大きい。長らく最重ハンで走っていたが、近況はその10M前に置かれている。レース序盤の展開作りが楽になり、好成績につながっている。田辺は3月中旬以降、ほとんどのレースで車券に絡めているし、優勝戦まで進むケースも多い。戸塚は派手さこそないが、堅実な走りを見せている。
他にA級では大木光、小原望、川原剛、谷川一貴といったあたりが気配上々。レース展開が向けば車券の対象になってくる。
B級では新人の佐藤励と新井日和に注目。佐藤励は4月以降、11走して1着が7回。コース取りが安定しており、初優勝を迎える日も遠くないか。新井日は前走の川口の初日に白星。準決は6着になったが、これまで2回の優出があり、佐藤励より先に初優勝を果たしてもなんらおかしくない近況。
※5月6日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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平田 雅崇〔川口 S-35(29期)〕
上和田 拓海〔川口 S-38(34期)〕
泉田 修佑〔川口 S-44(33期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-21(29期)〕
丸山 智史〔山陽 S-46(31期)〕
中山 光〔川口 A-8(32期)〕
稲川 聖也〔川口 A-44(33期)〕
田辺 誠〔川口 A-108(27期)〕