久門徹が速攻を決めてV狙う!
伊勢崎オートで行われているGIIレジェンドカップは優勝戦のメンバーが出揃った。準決からハンデが重くなった押田和也だが、力走を見せ優出。その結果、優勝戦のハンデ構成は0ハン単騎で押田、10Mは内から久門徹、田中茂、篠原睦、伊藤信夫、若井友和、高橋貢、荒尾聡となった。
スタート想定だが、0ハン押田はやや不安定な面あるものの、ここはしっかりと残して出るか。10Mは最内の久門が先行。それに篠原と伊藤信が乗って出る。高橋貢と荒尾もカマシ気味に出て行く可能性ある。
まずは逃げに入る押田。今節は初日から良い走りを見せており、準決でも上がり397と悪くない数字。スタートさえ残せば、レース序盤はいい引っ張りを見せそうだ。これを追って行く一番手は久門。今節はオール連対の安定感を見せている。準決では上がり392の好タイムをマークしており、エンジンの仕上がりは十分。道中で押田を交わせそうだ。
10Mから2番手発進しそうな篠原も状態は良い。早めに久門と押田を交わせればいいが、手間取るようなら後続の攻めを食らってしまう。高橋貢と荒尾がある程度のスタートを決めると直撃してくる。篠原が優勝するには、とにかく待ったなしの攻めが条件。若井も今節は堅実な走りを見せており、スタート次第では上位争いに参加できる。
当ブログでの本命には久門を挙げる。絶好の位置から先行しそうで、道中で押田を交わして逃げ展開を作れる。今節はエンジンが徐々に上向いており、8周戦でも逃げ切れる機力はあると見ている。相手は篠原。外枠勢が来る前に速攻が決まれば、優勝チャンスは十分。当地伊勢崎では昨年にSG初優勝を決めて良いイメージがある。
次に高橋貢。準決の上がりタイムはそこまでではなかったが、その内容は良かった。2番手に立つと一気に田中茂を差す流れの良い攻めを見せていた。巧腕を発揮して上位進出を図る。そして荒尾。この位置は、いかにも厳しい印象を受けるが、武器のスタートが炸裂すれば序盤で好位置につけるかも。現況のオート界で全国3位の座を堅持している。最後に若井。スタートで外の2車に行かれない事が条件になるが、それが叶えば気合入った走りができるエンジン状態だ。
◎久門徹
○篠原睦
△高橋貢
△荒尾聡
▲若井友和