飯塚オートでは久々の昼間開催!
飯塚オートは前回のSG全日本選抜を含め、最近はナイターやミッドナイトの開催が続いてきたが、久しぶりに今回は昼間の開催。それでも気候的には秋の気配が漂い、走路温度も下がってきているため、ハイスピードのバトルになりそう。
浦田信輔は前走のSGではエンジンが仕上がらなかった。シリーズ中は1勝にとどまり、本人としては不本意な結果に終わったと言えよう。ただし、今回のような一般開催なら十分通用するだろうし、エンジンの上積みに成功すれば優勝争いにまで参加してこれる。
篠原睦は前走の3日目に反則してしまい失権。その後の2走は1着を2本重ねていたので、乗り手の精神面への悪影響はなさそう。もちろんエンジン的にも戦えるレベル。今回こそは優勝戦まで進出したいところ。滝下隼平は久々にS級に復帰。ハンデ的にはA級の時ほどの恩恵を受けられないが、ツボにはまった時の爆発力は大きな魅力。走路温度低下とともに、持ち味のスピードが戻ってくる。岩見貴史はおおむね好調。SGの準決は3着だったが、近況は上位着でまとまっている。スタート一気からの速攻に期待。
重富大輔はSGシリーズで2度の白星。元々スピードは豊かだし、スタートの切れも良化している。久門徹もSGでは2度の1着がある。外寄りの位置からでもダッシュ良く飛び出すシーンが多く見られた。田中茂、越智尚寿もシリーズ中に1回は白星を挙げており、エンジン状態としてはそこまで悪くない。
外来S級は山陽から4人、川口から1人の予定。今期から山陽のトップとなる松尾啓史は、SGの序盤戦こそ良かったがそこから失速。ただし、試走タイムはしっかりと出ていたのでエンジン的にはまずまずか。岩崎亮一は前期、A級に陥落したが、今期すぐにS級復帰を果たした。SGでは初日から3日目までは車券に絡めていた。一時期は調子を落としていたが、ようやく本来の岩崎の走りが戻ってきた感がある。丹村飛竜は8月頭に落車してからイマイチな状態が続いていたが、ここ2節では復調ムードが出ている。角南一如は5月下旬からエンジンをある程度の位置で保てている。川口からは平田雅崇が来場。エンジン状態はそこそこと言ったところ。飯塚は3連続での参戦になるが、2節前には優勝戦まで進んでいる。
※9月28日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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浦田 信輔〔飯塚 S-18(23期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-19(26期)〕
滝下 隼平〔飯塚 S-24(28期)〕
岩見 貴史〔飯塚 S-30(29期)〕
松尾 啓史〔山陽 S-12(26期)〕
岩崎 亮一〔山陽 S-22(25期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-29(29期)〕
平田 雅崇〔川口 S-40(29期)〕