
24日25日と東京競馬場で開催されたWSJS。
地方代表として初参加した佐賀の山口勲騎手が、第2戦で見事勝利を飾りその存在感を見せつけてくれました!!
好スタートから少し待って外2頭を行かせると、道中は離れた3番手をキープ。
4コーナーを回って直線に入ると、力強い伸び脚で早々と先頭に。
東京の長い直線がいつも以上に長く感じましたが、堂々と先頭でゴールを駆け抜けました!
「馬の調子がいいと聞いていたし、跨った雰囲気も良かった。追い出すのがちょっと早いかなと思ったけど...最後までよく頑張ってくれましたね。
今日は東京競馬場が初めてで、あまりに広くて検量室に来るのに迷っちゃったけど、馬に跨ったら安心したというか、変な緊張感はなくなりました」
がんばった【ブラボースキー】の背に乗ってウイナーズサークルに登場すると、ファンの皆さんから大きな大きな拍手が沸き起こりました!!
「まさかあんなに温かく迎えてもらえると思わなかったので、驚いたしすごく感動しましたね。
目標だったJRA1勝が出来て嬉しいです。1つ勝つことの重みを改めて感じました」
拍手とともに温かい声援も飛び交って、なんだか胸がジーンとする場面でした。
プレゼンターは、金メダリストの村田諒太選手。
一緒にファイティングポーズ☆
恥ずかしそうにカメラマンのリクエストに応えるお2人の表情がとても素敵でした!
WSJSは総合6位タイという成績でしたが、佐賀の『Mr.ほとんどパーフェクト』が、東京競馬場の大舞台でその存在感を示してくれましたね!!
今回のWSJSは4戦ともに地元佐賀でも発売したということですから、地元の熱狂もすごかったことと思います。
その場面も見てみたかったなぁ。地元ジョッキーの活躍は、本当に嬉しいし誇りですよね☆
毎年毎年、地方代表ジョッキーたちが魅せてくれるWSJS。
来年は一体どのジョッキーが代表になるのでしょうか。
今年は川崎競馬場で行われた、ダート競馬の祭典JBC!
昨年から新設された『レディスクラシック』も加わって、3つのダートグレードが一気に行われるということで、当日はかなり盛り上がりました。
小雨がパラつく時間もあったけど、大きく崩れずになんとか持ちこたえてくれたし、気温は冷え込みましたが場内の熱気で寒さを忘れるくらいでした。
JBC最初の一戦は、女子の戦い『レディスクラシック』。
初代女王の【ミラクルレジェンド】が1番人気に応え、強い内容で連覇を達成しました☆
レースは北海道からの遠征馬【サクラサクラサクラ】がハナへ行き、すぐに隊列が決して落ち着いた流れで進みます。
中団外に付けた【ミラクルレジェンド】は、勝負所の3,4コーナーで外からグイグイと進出。
直線半ばで先頭に立つと、危なげない走りで勝利しました。
前半はいつもより少し後ろ目かな、と思いましたが、勝負所で一頭脚色が違いましたね。
牝馬同士ではちょっと力が抜けている印象です。
2着の【クラーベセクレタ】は、道中は【ミラクルレジェンド】と同じ位置で内側にいましたが、直線の入りで置かれてしまいました。
この馬自身は渋太く伸びて前の馬を捉えているし、レース内容も良かっただけに、素直に【ミラクルレジェンド】の強さに拍手を送りたいです。
ゴールしてすぐに岩田騎手と戸崎騎手がハイタッチをして喜びを分かち合った姿が、とても印象的でした☆
そして3着は北海道からの遠征馬【サクラサクラサクラ】。
単騎逃げだったとはいえ、並み居る強豪相手に最後までよく粘ってくれました。
4コーナーを回った時には、一瞬勝つかなと思うほどの素晴らしいレースぶり。
【クラーベセクレタ】と共に、地方競馬の底力を見せてくれましたね!
続いてはスピード自慢が集まる『スプリント』!
勝ったのはJpn1初勝利となった【タイセイレジェンド】でした☆
レースは好スタートを決めて内から【タイセイレジェンド】が逃げる展開に。
2番手以下は道中上がったり下がったりと動きの激しい展開でしたが、【タイセイレジェンド】はスイスイと逃げ、楽な手応えで直線へ。
そのまま後続を突き離して、レコードVという完勝劇でした!
これで地方でのレースは、4戦2勝2着2回。
前に行けるスピードがあるし、抑えることも出来る。自在性があって本当に器用な馬ですから、今後さらなる活躍が楽しみですね。
1番人気【セイクリムズン】はスタートで滑ってしまい、岩田ジョッキーが大きく手綱を引っ張り上げる場面がありました。
すぐに立て直して中団に付けましたが、前半ガツンとハミを取ったり、前走ほどではなかったけれど勝負所での反応も少し遅かったのは、スタートが影響しているのかなという印象です。
それでもしっかりと伸びて来るんですから、やはり強い馬ですね。
次回の巻き返しに期待しています!!
ここのところ低調気味だった【スーニ】は、道中からグイグイとハミを取って積極的な競馬を見せてくれましたね。
3着でしたが、勝ち行っての結果。久しぶりにこの馬らしいパワフルな走りを見せてもらって感動でした☆
初の左回り挑戦となった園田の【オオエライジン】は、終始外に張るような仕草で走っていました。
練習は積んで来ましたが、初の左回りで川崎のきついコーナーは厳しかったようですね。
それでもスンナリと好位に付けられたし、前走の『東京盃』よりもスムーズな競馬ぶりでした。
この後は地元の『金盃』から『兵庫チャンピオンシップ』を目指すということですから、地元でのダートグレード制覇、期待しています!!
前走『東京盃』で久しぶりのダートグレード制覇を果たした【ラブミーチャン】は、スタートが合わずつんのめるような恰好に...
いつもは2,3間歩目がものすごく速いのですが、今回はダッシュがつくまでに時間が掛かってしまい、ペースが落ち着くところでハミを噛んでしまいました。
チグハグなレースになって残念ですが、これが本来の力ではありません!
今年さらにパワーアップしましたから、ぜひとも雪辱を果たして欲しいです!
そして2100mで行われた『クラシック』は、【ワンダーアキュート】が初のJpn1制覇を飾りました☆
好スタートを決めた【ワンダーアキュート】は、好位内目を進みます。
前半、【トランセンド】【テスタマッタ】といった面々が外から抜いて行きましたが、力むことなくしっかりと折り合っていましたね。
さらに勝負所、2周目の3コーナーでは一気に外から他の馬たちがやって来て被せられて一杯か...と思いましたが、4コーナーで外に出すと直線はものすごい脚で伸びて圧勝!!
展開的にもハマった感はありますが、あまりの強さに呆気に取られてしまいました...
差し馬だけに届かないレースもありますが、小回りであれだけの末脚を見せてくれて、改めてこの馬の強さを実感しました。
2着【シビルウォー】は、テンに行けないだけに後方からのレースでしたが、勝負所で早めに仕掛けてこの馬の持ち味である長くいい脚を発揮してくれました。
勝ち馬のキレ味には負けましたが、勝ちに行く攻めの競馬を見せてくれて、負けて強しの印象です。
3着に踏ん張った【トランセンド】は、なかなか行き脚が付きませんでしたね。
ドバイ以来の長期休み明けでしたから、ここでしっかりと叩かれたことで次走はガラッと変わってくるんじゃないでしょうか。
今年のJBCは、連覇を果たした女王【ミラクルレジェンド】の堂々とした走りと、【タイセイレジェンド】の他馬を圧倒するスピード力、そして新王者となった【ワンダーアキュート】の圧勝劇と、3レースともに見どころ満点でした!
来年の開催地は金沢競馬場!
1年後、どんな馬たちが集まってどんな競馬が見られるのか...楽しみに待ちたいです♪
今年の天皇賞・秋は天覧競馬ということもあり、さまざまな催しが行われました。
その中の1つが、相馬野馬追とチャグチャグ馬コ。
天皇賞の本馬場入場後に馬場を行進し、大きな注目を集めました!
そしてその先導役を務めたのが...地方競馬教養センター騎手課程の、鈴木麻優候補生。
レース直前の高揚感が高まる中、たくさんのファンを前に笑顔で手を振る姿は、本当に堂々としていてかっこよかったです!
見事に大役を務め終えた麻優ちゃんに、お話をお聞きしました。
赤見:大役お疲れ様でした!すごくいい笑顔でしたよ。
麻優「ホントですか?実際はもうガチガチでした。ものすごくたくさんのファンの方がいたし、歓声が上がると馬が緊張して固くなるので、ついつい真顔になってしまいました(笑)。
3分くらい前までは全然緊張してなくて、チャグチャグ馬コと遊んだり写真撮ったりしてたんですよ。
でも衣装着て馬に跨ったら一気に緊張して。
天皇皇后両陛下もいらっしゃって本当に緊張しましたけど、被災地のことを忘れないで欲しいというアピールが出来たんじゃないかって思います」
赤見:初めてこのお話を聞いた時は、どんな気持ちでした?
麻優「最初は何の事だかよくわからなかったんです。先生からじっくり教えてもらって、重要な役目なんだな、被災地の想いを背負って頑張んなきゃなと思いました」
赤見:麻優ちゃんは宮城県気仙沼出身ということで、震災の時は本当に大変な想いをしたそうですね。
麻優「ちょうど次の日が中学の卒業式で、早めに学校から帰って来ていたんです。
家の前がすぐ海で、家は全壊してしまいました。
津波が来た時は、ひいお祖母ちゃんが家の中にいるのに気づいて助けに行って、みんなで山に逃げたんです。家は全壊してしまったけど、家族はみんな無事でした。
地方競馬教養センターの受験に落ちていたし、もうジョッキーになりたいとかあまり考えられなくて、夢がなくなりかけていました。
でもお母さんが乗馬クラブに連れてってくれたりして、もう1度夢を取り戻すことが出来たんです」
赤見:そして2回目の受験で見事合格したんですね!
麻優「はい!実は私、運動が苦手だったんです。かけっことかもビリだったり...。
体力がなくて1回目は落ちてしまったんですけど、そこからトレーニングを積みました」
赤見:センターでの生活は辛くないですか?
麻優「訓練がとにかく辛いです。馬をコントロールするのは本当に難しいですね。
それに3週間前に坐骨を骨折してしまって、しばらく馬に乗れなくて天皇賞の前日に久しぶりに跨ったんです。
やっぱり、馬の上はすごく気持ちいいです!
今週もう一度検査したら、第二回技能審査が待っているので頑張ります!」
赤見:それに合格したらいよいよ競走訓練ですね。
麻優「同期はもうみんな競走訓練に入っているので、私も早くやりたいです。
同期の中では女子1人ですけど、みんな仲良くて、訓練や授業以外では笑ってばかりいるんです」
赤見:同期のみんなと共に1年半後のデビューを目指すわけですが、具体的にはどんなジョッキーになりたいですか?
麻優「私は父が競馬好きで、一緒に競馬を見ている時にドリームジャーニーと池添騎手のレースに感動したんです。
その時は大阪杯だったんですけど、その後に有馬記念を勝って池添騎手が泣いていて...。
本当にものすごく感動しました。
私も人を感動させることが出来るジョッキーになりたいって思ったんです。
だから、見ている人を元気に出来るような人になりたいですね。
東北にいっぱい人を呼べるように、池添騎手みたいな熱い気持ちを持ったジョッキーになりたいんです」
赤見:では、競馬ファンのみなさんにメッセージお願いします。
麻優「もしよかったら、私がプロになったら水沢競馬場に見に来てください!一生懸命頑張ります!!」
19日、佐賀競馬場で行われたSJT最終決戦!
12名のトップジョッキーたちが熱い戦いを繰り広げました!!
後列左から、
五十嵐冬樹騎手・北海道 村上忍騎手・岩手 森泰斗騎手・船橋 戸崎圭太騎手・大井 真島大輔騎手・大井 吉田晃浩騎手・金沢
前列左から、
戸部尚実騎手・愛知 尾島徹騎手・笠松 三村展久騎手・福山 岡田祥嗣騎手・ワイルドカード優勝・福山 赤岡修次騎手・高知 山口勲騎手・佐賀
今年は高知のワイルドカードから始まって、第1ステージの大井で戦い、上位12名が決まりました!
そしてここまでの成績は、
1位:山口勲騎手 33P
2位:戸崎圭太騎手 25P
3位:三村展久騎手 21P
4位:森泰斗騎手 18P
5位:五十嵐冬樹騎手 18P
6位:戸部尚美騎手 17P
7位:吉田晃浩騎手 12P
8位:岡田祥嗣騎手 12P
9位:尾島徹騎手 8P
10位:赤岡修次騎手 7P
11位:真島大輔騎手 6P
12位:村上忍騎手 6P
となっています。
第1戦は、外枠から真島騎手・三村騎手が積極的に引っ張る展開に。
真島騎手は地元佐賀出身ですから、特別な想いでの騎乗となったのではないでしょうか。
1番人気馬に騎乗の戸部騎手が3番手、内に山口騎手が続きます。
4コーナーで三村騎手がハナに立つと、外から戸部騎手が馬体を併せる形に。
2頭の激しい叩き合いは、ゴール前に戸部騎手がクビ差でねじ伏せました。
なんとしても勝ちたいという2人の騎手のぶつかり合い、本当に見ごたえがありました。
こうなるともう、直線が長いとか短いとか関係ないですね。
気迫がほとばしっていて、とてもいいレースでした。
1着:戸部尚実騎手
2着:三村展久騎手
3着:村上忍騎手
4着:赤岡修次騎手
5着:山口勲騎手
最終戦を残して、ここで上位のポイントは...
1位:山口勲騎手 43P
2位:戸部尚実騎手 37P
3位:三村展久騎手 36P
4位:戸崎圭太騎手 26P
5位:五十嵐冬樹騎手 21P
5着に入った山口騎手が依然トップ、勝った戸部騎手が一気に2位へ。
2位だった戸崎騎手は11着で1ポイントしかプラス出来ませんでした。
最終戦は、じわっと戸崎騎手がハナへ、1800mということで落ち着いた流れで進みます。
2周目の向正面に入ると、後続馬の手が動き出して隊列が詰まって来ましたが、戸崎騎手は持ったままで手ごたえ抜群の様子。
3コーナー手前で内から動いたのが五十嵐騎手。戸崎騎手の内から馬体を並べ、先頭を行く2頭が後続を突き離しました。
直線を向いた所で戸崎騎手が追い出すと、グングン五十嵐騎手を突き離してゴールへ。
2着は粘った五十嵐騎手、3着は追い上げた吉田騎手でした。
1着:戸崎圭太騎手
2着:五十嵐冬樹騎手
3着:吉田晃浩騎手
4着:森泰斗騎手
5着:三村展久騎手
暫定1位だった山口騎手は7着という成績。
ポイントを加算した結果、上位結果はこちらです↓
1位:山口勲騎手 47P
2位:戸崎圭太騎手 46P
3位:三村展久騎手 46P
ということで、大接戦の結果、暫定1位だった山口勲騎手が逃げ切りVを飾りました☆
昨年は第1ステージの川崎で結果を出せず、第2ステージに進むことが出来ませんでしたが、今年は見事その無念を晴らしましたね。
2位戸崎騎手、3位三村騎手にとってはわずか1ポイント差という本当に惜しい内容でした。
まだまだ若いお2人ですから、次のチャンスをぜひとも掴んで欲しいです!!
今年のSJTも、大接戦の決着で本当にわくわくさせてくれました。
やはりWSJSへのたった一枚の切符を懸けた戦いというのは、いつも以上に熱が入ります。
この戦いを制した山口騎手が、本番でどんな騎乗を見せてくれるか楽しみですね。
WSJSは、11月24日・25日、東京競馬場で行われます!!
さぁいよいよ明日はSJT最終戦です!
展開や位置取りなど読みがかなり難しいジョッキーレース。
普段後ろから行く馬でも、先入観のないジョッキーが乗るといきなり逃げたりするものです。
先行超有利の佐賀競馬場で、熱いバトルが繰り広げられそうですね☆
その辺りの予想が難しいですが...まずは第1戦から展望していきましょう。
*19日佐賀 10R シルバーブーツ賞 1400m 16:00発走*
ここは大外枠に入った、三村展久騎手【ウィッシュボーン】を本命にします!
中央未勝利からやって来て、佐賀で2勝を挙げ再び中央入り。
6戦戦って再び佐賀に戻って来ると、現在まで6戦5勝2着1回というパーフェクトな成績です。
前走のヤングジョッキーレースでも好スタートを決めて、余裕たっぷりの逃げ切り勝ち☆
カギは先行争いになりそうですが、大外枠はかえってよかったんじゃないかと思います。
ロケットスタートならそのままハナに行けばいいし、内で主張する馬がいれば番手でもいい。
内や中で変に揉まれることもないし、ここはスンナリ先手を取って連勝を重ねて欲しいです。
騎乗するのは福山の若武者・三村展久騎手。
大井競馬場・第1ステージにて。
現在3位につけている三村騎手。これまで一度も中央競馬に遠征したことがないそうです。
「とにかく行ってみたいですね!行ってみないと、中央はこうだとか地方はこうだとか何も話も出来ないし。
今回のSJT出場騎手の中でも、ほとんどの騎手が中央で乗ったことあるでしょう。
とにかく僕も、一度乗ってみたいです!!」
所属する福山競馬場では、これまで中央に挑戦したのは1頭のみ。その時の騎乗者は、ワイルドカード優勝を果たしSJTに出場している岡田祥嗣騎手。
「僕にとっては、SJTで優勝することが中央で騎乗出来る唯一のチャンスなんです。
去年は3ポイント差で同期の吉原が優勝して...。本当に羨ましかったですね。
今年は絶対優勝出来るように、悔いのないレースをして来ます!!」
佐賀競馬場は初参戦ということですが、三村騎手らしい大胆かつ落ち着いた騎乗を期待しています。
◎12、三村展久騎手【ウィッシュボーン】
〇2、山口勲騎手【シゲルパパイア】
▲10、戸部尚実騎手【シルキーフェスタ】
△11、真島大輔騎手【シゲルグアバ】
*19日佐賀 11R シルバーホイップ賞 1800m 16:40発走*
ここは戸崎圭太騎手が騎乗する、3歳牝馬【レコパン】に注目☆
今年は3歳戦で大活躍し、九州ダービー・栄城賞で3着に頑張った馬です。
その後は早々と古馬に混じって戦っているし、前走の勝ちっぷりを見てみても、まだまだ上のクラスで戦える器です。
対抗は南関東から再転入となる【シルキーカレント】。
佐賀は5戦5勝と圧倒的な強さを見せているので、転入初戦ということも気になりません。
騎乗するのは金沢の吉田晃浩騎手。
もともとは上山競馬場所属で、廃止後はフリーターをしていたこともある吉田騎手。
金沢で再び騎手デビューするため、一年間厩務員として過ごした苦労人です。
大井の第1ステージでは、2戦共に積極的な競馬を見せてくれましたから、佐賀競馬場でも攻めのレースを期待しています。
◎7、戸崎圭太騎手【レコパン】
〇3、吉田晃浩騎手【シルキーカレント】
▲6、三村展久騎手【カシノペンダント】
△12、山口勲騎手【カンファーバトル】
ここまで展望してみると、暫定1位の山口騎手がこのまま逃げ切るのかな...といった感じです。
佐賀で優勝を決めたら、地元ファンはすごく喜ぶでしょうね♪
大井競馬場・第1ステージにて。
ただ、ジョッキーレースの怖いところは、たった1戦着外になっただけでポイントが大きく変動すること。
2位の戸崎騎手、3位の三村騎手もいい馬に当たりましたから、逆転もあるかもしれませんね。
今年のWSJS出場権を手にするのは、どのジョッキーでしょうか。