
*30日(日)盛岡 第11R『第17回サファイア賞』 芝2400m 18:15発走*
本命不在の大混戦メンバーです。
昨年は1番人気のダットが勝ちましたが、2022年は6番人気、2021年は4番人気と、なかなかに荒れるイメージがあるレース。
芝、そして2400mという距離も含め、未知数な馬が多数。
こういう場合はまず騎手から行きたいと思います。
山本聡哉騎手騎乗のホッコーアドミラルは前走の東北優駿で5着。
2走前には重賞馬ミヤギヴァリアントに僅差まで迫るレースを見せており、世代の中でも能力は上位グループであると考えます。
芝はかなり久しぶりですが、JRA時代に経験はあり。
特に成績が良かったわけではないものの、父シュヴァルグランですから芝2400mは合う条件ではないでしょうか。
ということでこの馬を本命にします。
対抗は移籍初戦のサンタルチア。
JRAで新馬と未勝利を3戦しています。
すべて芝の中距離ですし、前走は大敗したとはいえ序盤は2番手に行く積極策。
移籍初戦で未知数な部分が多いですが、この競馬ができれば、初勝利が重賞勝利ということもあるかもしれません。
3番手はセイバイラック。
前走の東北優駿は3着でした。
芝経験もある馬で、芝ダート問わずいい脚を使うけれどなかなか勝ち切れない、というイメージ。
堅実さを活かして、今回も上位争いを期待します。
JRA時代は芝中距離を走っていたシンプロレタリアト、若鮎賞を勝っているユウユウププリエまで。
◎7、ホッコーアドミラル
〇3、サンタルチア
▲8、セイバイラック
△2、シンプロレタリアト
△10、ユウユウププリエ
*23日(日)水沢 第11R『第52回一條記念みちのく大賞典』 2000m 18:15発走*
本命にしたのはグランコージーです。
今シーズンは3連勝と波に乗っていて、復活したというよりも、さらに強さを増している印象です。
カギは2000mですが、今の様子ならば十分こなしてくれるのではないでしょうか。
あまり競られると厳しいとは思いますが、絶好の内枠を引き当てましたし、ここも自分の競馬に持ち込めると思います。
対抗はヴァケーション。
昨年はスイスイ逃げて圧勝した舞台です。
休み明けを2戦使って徐々に状態も上がっていますし、グランコージーとの着差も縮めています。
枠順とメンバー的に、昨年のように楽な逃げは打てないと思いますが、番手でも競馬ができる馬。
先行しての粘り込みを期待します。
3番手はヒロシクン。
JRA1勝クラスから岩手に移籍して3連勝中です。
一気のメンバー強化にはなりますが、前走の勝ちタイムも速いですし、距離が延びるのも歓迎材料でしょう。
このメンバーでどんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
あすなろ賞を3番手から圧勝したスズカゴウケツ、距離延長もってこいのフレイムウィングス、移籍2戦目の替わり身を見込んでドスハーツまで。
◎2、グランコージー
〇4、ヴァケーション
▲11、ヒロシクン
△7、スズカゴウケツ
△6、フレイムウィングス
△12、ドスハーツ
*16日(日)高知 第7R『第52回高知優駿』 1900m 18:15発走*
いよいよ、オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの一員であるプリフロオールインが、高知優駿に挑みます。
デビュー前からこのレースを大目標に進んできたわけですが、まずは順調にレースを迎えられそうなことが嬉しいです。
デビュー戦こそ2着だったものの、その後は7連勝。
スピードがあって逃げる形になることが多いですが、番手もこなせますし、レースが上手。
本質的には距離が長いでしょうが、折り合いがつくタイプだし、同世代同士であれば力で押しきって欲しいところ。
宮川実騎手、打越勇児調教師ともに高知優駿は未勝利なので、ぜひとも初勝利を飾って欲しいですね。
それにしても、高知の3歳馬のレベルがとんでもないことになっています。
シンメデージーが東京ダービーで地方最先着の4着、グラインドアウトが関東オークスで3着と、大きな存在感を示しましたね。
今回、強力な遠征馬もいますが、地元勢が優勢だと考えています。
ということで対抗はワンウォリアー。
リケアサブルの陰になってしまいましたが、兵庫ユースカップとネクストスター西日本で続けて2着に入ったことは立派。
前走は4着とはいえ3着マルカイグアスとは0.1差でした。
3戦続けて遠征で安定して結果を出しているわけで、久しぶりの地元戦で、これまで以上の成長を感じさせてくれるのではないでしょうか。
4連勝と勢いに乗るマジックセブンにも注目。
2歳時は重賞で歯が立ちませんでしたが、ここに来ての成長力は脅威でしょう。
前走1800mで折り合いをつけたという経験も大きいと思います。
仙台屋桜特別ではプリフロオールインを苦しめたサノノスピード、遠征馬からは浦和の重賞馬アムクラージュ、前走案外だったホーリーバローズの巻き返しもあるかもしれません。
◎3、プリフロオールイン
〇8、ワンウォリアー
▲1、マジックセブン
△5、サノノスピード
△4、アムクラージュ
△12、ホーリーバローズ
*13日(木)名古屋 第12R『第30回トリトン争覇』 1700m 18:45発走*
混戦模様のメンバーですが、昨年のこのレースを圧勝したブリーザフレスカが中心でしょう。
その後、秋桜賞とゴールド争覇を勝ち、どんどんパワーアップ。
ここのところ勝ち切れていないのですが、前走の名古屋グランプリは相手が強すぎたので度外視。
名古屋記念は急遽の乗り替わりもありましたし、東海桜花賞を勝ったのがアナザートゥルースなので、これも仕方ないかなと。
2着とはいえ2100mを克服したことを評価したいです。
ここは1700mになりますし、久しぶりの勝利のチャンスだと思います。
対抗はインペリシャブル。
実績馬で一時期不振の波もありましたが、前走を見ると改めて強いなと。
しかも今回のメンバーでは、強力な逃げ馬が不在です。
スタートを決めて先手が取れれば、有利な展開に持ち込めるのではないでしょうか。
ナムラマホーホは決め手のある馬で、展開次第では上位争いも可能な実力の持ち主。
鞍上は今年4月デビューの望月騎手。
昨日は3勝を挙げ、20勝に到達。
重賞で力のある馬に乗るというチャンスが巡ってきましたから、どんな騎乗を見せてくれるか楽しみです。
遠征続きだったメルトは久しぶりの地元戦。
ダートグレード行脚をしてきましたら、さらに力を付けているかもしれません。
前走7馬身差の圧勝だったトランスナショナル、休み明けメイショウシルトまで。
◎12、ブリーザフレスカ
〇8、インペリシャブル
▲2、ナムラマホーホ
△1、メルト
△11、トランスナショナル
△10、メイショウシルト
*13日(木)園田 第11R『第14回園田FCスプリント』 820m 16:15発走*
このレース3年連続馬券に絡んでいる高知のダノンジャスティスを本命にします。
地元だと重賞では存在感をあまり示せないものの、園田だとものすごく走るイメージです。
8歳馬ですが、前走は逃げて僅差2着に粘り込み、状態も上がっていると考えます。
3年連続馬券圏内は優秀ですから、今年も上位争いをしてくれるのではないでしょうか。
対抗は地元兵庫のメイプルシスター。
昨年圧倒的なスピードでこのレースを勝ち切りました。
再移籍初戦だった前走、好ダッシュから先手を取ったものの、最後は差し切られて2着というのがちょっと物足りないのですが。
2戦目の今回、さらに調子を上げてくるのではと期待しています。
もう1頭の高知遠征馬イモータルスモークも気になります。
JRAオープンから南関東を経て、高知2連勝中です。
C級なので勝つのも当然とは思いますが、もともとはJRAオープンにいた実力馬。
一気の相手強化にも対応できるのではないでしょうか。
佐賀で5連勝中のオールスマートは、A1A2を6馬身差で圧勝。
今回は遠征で初の重賞という条件ですが、このまま一気に初タイトルもあるかもしれません。
このメンバー相手に自分の競馬ができるのか、注目しています。
前走メイプルシスターと差のない競馬をしたルクスランページ、スピード馬ロトヴィグラスまで。
◎3、ダノンジャスティス
〇5、メイプルシスター
▲1、イモータルスモーク
△11、オールスマート
△4、ルクスランページ
△7、ロトヴィグラス