*19日(日)高知 第7R『第12回土佐秋月賞』 1600m 18:15発走*
ここは断然ユメノホノオでしょう。
黒潮菊花賞ではかなり出遅れましたが、それでも加速してからの脚は一頭抜けていました。
ゲートがどんどん悪化しているようには感じますが、今回休養を挟んだことで精神的な成長が見られるといいなと。
あのゲートの出方を見ると、初騎乗となる石川倭騎手にとってはプレッシャーもあるかもしれませんが、石川倭騎手ですからね。なんとかしてくれるのではないでしょうか。
ただ今回は距離が1600mになる分、追い上げのタイミングが忙しいので、そこがポイントにはなりそうです。
対抗はデステージョ。この馬も常に安定して頑張ってくれますね。
ユメノホノオを逆転する可能性があるとしたら、ゲートで出遅れたユメノホノオの加速が遅れた場合でしょう。
デステージョはレースが上手いですし、前走も0.3差。
距離が1400mだった黒潮皐月賞ではアタマ差でしたし、マイルになるのはこの馬にはプラス材料です。
3番手はサンマルーン。黒潮菊花賞では2頭に離された3着でした。
2か月ぶりの前走はものすごいマクリを決めて圧勝。これまで以上にパワーアップを感じました。
上記2頭にどこまで迫れるか注目です。
先行中団辺りから安定感のあるレースをするグラティアスグーまで。
◎4、ユメノホノオ
〇6、デステージョ
▲9、サンマルーン
△1、グラティアスグー
*16日(木)名古屋 第11R『第64回東海菊花賞』 2100m 18:00発走*
全国各地から超好メンバーが集まりました。
本命にしたのは兵庫のアラジンバローズ。
前走の鳥栖大賞は移籍初戦での遠征と難しい条件でしたが、デュープロセスとの追い比べを制して勝利しました。
JRAオープンでも好走していた逸材で、これからもうひと花咲かせて欲しいところ。
遠征はお手の物の新子厩舎×下原騎手。
移籍2戦目の上積みもありそうで、重賞連勝を期待しています。
対抗は鳥栖大賞で僅差2着だったデュープロセス。
3歳時に兵庫ゴールドトロフィーを勝った実績馬で、地方移籍後は使いながら良化している印象です。
前走は追い比べで一度前に出たものの、差し返されてしまいましたが、改めて能力の高さは見せてくれました。
アラジンバローズとの再戦で、どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
3番手評価は北國王冠を連覇したアンタンスルフレ。
特に今年の勝ちっぷりには驚かされました。
あれだけ強い勝ち方をすると、馬にも自信になってもう一段階パワーアップする可能性も。
前走から間隔が詰まっていますが、地元開催で輸送がないので問題なさそうです。
ブリーザフレスカももっと重い印にしたかったのですが△1になってしまいました。
秋桜賞の圧勝で自信をつけて、着実にレベルアップ。
塚本征吾騎手とのコンビで、さらなる活躍を期待しています。
本気を出せば強そうなヒストリーメイカー、先行力のあるコバルトウィングまで。
◎12、アラジンバローズ
〇10、デュープロセス
▲9、アンタンスルフレ
△7、ブリーザフレスカ
△5、ヒストリーメイカー
△2、コバルトウィング
*12日(日)盛岡 第12R『第50回南部駒賞』 1600m 18:15発走*
北海道勢も地元も好メンバーが集まりました。
過去5年北海道勢が勝利していますが、今年は地元岩手のフジユージーンが参戦して、どのくらい戦えるかというところが焦点になりそうです。
ハイレベルな混戦模様と考えていて、その中でも本命にしたのはカイコウ。
サッポロクラシックカップではオスカーブレインの3着に敗れましたが、その後は芝に挑戦してクローバー賞2着、札幌2歳ステークス8着と経験を積みました。
前走はダートに戻って地元オープンを快勝。
以前よりも力を付けている印象で、初めての左回りでも好レースをしてくれるのではないかと期待します。
対抗はキタノヒーロー。
この馬もここに来ての成長力が光ります。
平和賞ではマイペースで逃げた同厩舎のカプセルをゴール前追い詰めて2着に頑張りました。
左回り経験があるというのも強みでしょう。
地元期待のフジユージーンは3番手にしました。
能力的にはヒケを取らないと思いますが、スタートがあまり速くなく、加速するまでに少し時間がかかるので、スタートから速いペースで戦って来た北海道勢に道中どこまでついて行けるかがカギでしょう。
とはいえ、スピードに乗ってからの爆発力は素晴らしいですから、久しぶりの地元馬勝利もあるかもしれません。
オスカーブレインはサッポロクラシックカップで外に膨れつつも快勝して、その能力の高さを見せつけました。
前走はハイペースで逃げて最後差されての3着だったので、距離が延びて折り合えるかがポイントになりそうです。
好メンバー過ぎてジュニアグランプリを快勝したトワイライトウェイは△2になってしまいました。
デビューから2連勝で若武者賞を勝ったグラッシーズマンも相当なポテンシャルでしょう。
◎4、カイコウ
〇6、キタノヒーロー
▲3、フジユージーン
△1、オスカーブレイン
△8、トワイライトウェイ
△9、グラッシーズマン
*5日(日)金沢 第12R『第71回北國王冠』 2600m 18:15発走*
昨年の1着アンタンスルフレと2着ウラノメトリアが揃って出走して来ましたね。
昨年のレースを振り返ると、早めに先頭に立ったアンタンスルフレがウラノメトリアの追撃をアタマ差で振り切って勝利する、という内容でした。
2600mという長距離戦ながら、最後はタイム差なしの決着で、とても見ごたえがありましたね。
2頭とも今年も注目していますが、今回はウラノメトリアの逆転に期待しています。
前走も金沢に遠征してイヌワシ賞で2着。
またまた2着だったわけですが、勝ったのはラッキードリームであり、しかもタイム差なし!
初めての金沢遠征だった昨年よりも経験を積んでいるし、地元トップジョッキーの青柳正義騎手も2度目の騎乗。
今度こそ!今度こそ勝ち切って欲しいです。
対抗はアンタンスルフレにしました。
北國王冠を勝った後は勝ち星がありませんが、前走の笠松・オータムカップでは、中団から最後よく伸びて3着でした。
息の長い脚がある馬なので、距離延長はもってこい。
昨年のように、早め先頭から粘り込むレースを期待します。
3番手は大井のコスモポポラリタ。
前半あまりついていけないものの、最後の直線は素晴らしい決め手がある馬です。
昨年末の金盃トライアルで僅差の2着に追い込んで来ましたから、今回も最後の末脚は要注意でしょう。
名古屋移籍後3連勝のアルバーシャは一気の相手強化になりますが、JRA時代には芝とはいえ長距離を使って来ました。
このメンバー相手にどんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
◎4、ウラノメトリア
〇7、アンタンスルフレ
▲1、コスモポポラリタ
△2、アルバーシャ
*5日(日)高知 第7R『第19回黒潮マイルチャンピオンシップ』 1600m 18:05発走*
本命はアポロティアモです!ここは迷わずでした。
6歳の今年本格化して、まさに充実期に入りました。
レーススタイルも確立して、地元馬同士ではちょっと力が違うのではないかと思っています。
ただ前走は勝ったとはいえかなりの僅差で、楽勝続きだった地元戦と違って苦戦しましたね。
これは園田への遠征でイグナイターと真っ向勝負した後だっただけに、多少疲れが残っていたのではないかと想像しています。
本来の競馬ができれば、今回も圧勝してくれるのでは。
対抗はグッドヒューマー。
珊瑚冠賞は少し距離が長いかと思われた1900mでしたが、逃げてマークして来た馬を突き放す強いレースを見せました。
前走もよく粘りましたがアポロティアモの3着。
正直アポロティアモとは勝負付けが済んでいる印象ですが、2着争いということであれば、先行して粘り込むこの馬の安定感は信頼できます。
8歳馬のダノンロイヤルはタイトルこそないものの、重賞でも上位争いに食い込む実力の持ち主。
なかなか勝ち切れないイメージがありますが、展開一つで馬券圏内はありそうです。
一時期の勢いを感じないガルボマンボですが、能力の高い馬なので復調してくれば。
ここ2戦が物足りない内容のアヴァンセは、もう少し楽にいい位置が取れればでしょう。
◎4、アポロティアモ
〇2、グッドヒューマー
▲7、ダノンロイヤル
△1、ガルボマンボ
△10、アヴァンセ