*4日(日)水沢 第11R『スプリングカップ』 1600m 17:40発走*
岩手三冠戦線を占う上で重要なステップとなるこのレース。
ここは休み明けでも実績断然のリュウノシンゲンに期待しています。
デビューから9戦7勝3着2回と素晴らしい成績を収め、重賞は4勝。
1頭だけ57キロを背負った寒菊賞は完勝で、ここまで地元馬相手にダートでは負けなしです。
前走の金杯は、馬なりで先頭に並ぶ勢いで、4コーナーを回った辺りではどれだけ突き放すだろうと思いながら見ていたら、先頭に立ってからソラを使ってしまった感じで、グランフォロミーをなかなか降り切れず...
それでもアタマ差で勝ち切ったところはさすがですし、着差以上に能力差を感じるレースでした。
道中の手ごたえが抜群なだけに、先頭に立ってからも真剣に走れるかというところが今後の課題になりそうですが、約3ヵ月の休み明けで、肉体的にも精神的にも成長しているのではないかと楽しみです。
菅原勲調教師が「素質の高い馬」と好評価していますし、ここも強い勝ち方で三冠戦線に弾みをつけて欲しいです。
対抗はグランフォロミーと迷いましたが、休み明けを一戦している、という点でシラカミロードに注目しました。
これまでのレースを見るとリュウノシンゲンとは勝負付けが済んでいるような気はしますが、前走は余裕のある勝ちっぷりで、相当強かったです。
シビルウォー産駒で、これまでは中団後方からいい脚を使うというイメージでしたが、今回は好位から早め先頭という王道の競馬で勝利。
休養を挟んで大きな成長を感じました。
一度使ったアドバンテージがありますから、金杯上位組にどこまで食い込めるでしょうか。
グランフォロミーは金杯でリュウノシンゲンにアタマ差まで食い下がり、3着は7馬身差ですから、力のあるところを見せました。
寒菊賞では1馬身あったリュウノシンゲンとの差を同斤量だった金杯で詰めたのは立派です。
この馬も休み明けでさらなる成長を期待しています。
休み明け3歳Aで2着だったファイントリック、デビューから4戦すべて馬券圏内のアイノエスポワールまで。
◎2,リュウノシンゲン
○9,シラカミロード
▲8,グランフォロミー
△4,ファイントリック
△5,アイノエスポワール