明日は金沢競馬場で長距離重賞『北國王冠』が開催されます!
わたしも予想トークショーに参加しますので、お近くの方はぜひ遊びに来てくださいね。
北國王冠イベント情報
*18日(日)金沢 第10R『北國王冠』 2600m 16:15発走*
これは距離的にもメンバー的にも相当難解な一戦です。
ここまで読めないレースも珍しい、というくらい、展開もどうなるのかし謎だし1番人気になる馬さえも読めないという...
ポイントは2600mという長距離になると思うので、経験のある馬を重視したいと考えます。
まず本命にしたのはマイネルリボーン。
近走成績はそこまで良くはないのですが、6月の百万石賞を後方からのロングスパートで勝利。
勝負所の3コーナーではまだ中団だったし、直線を向いた時にも逃げるムーンファーストには届かないかなという位置でしたが、そこから素晴らしい伸び脚を見せて差し切りました。
あのレースぶりを見ていると、距離が延びることはプラスに働きそう。
昨年の北國王冠は4着で上位3頭はすべて今回出走しませんし、この馬のスタミナが活きてくるのではないでしょうか。
対抗は佐賀からの遠征馬スーパーノヴァ。
前走の九州大賞典は初めての重賞挑戦でしたが、長くいい脚を使ってスーパージェットを差し切りました。
しかも良馬場で2500mのレコードを出しているし、長距離に舞台を変えて大きく飛躍を遂げた印象です。
今回は初挑戦の部分が多いですが、2600mならば上位争い可能では。
ここまで後方から長くいい脚を使うタイプを推して来たので、前に行けるムーンファーストにも注目したいです。
2600mというのはなかなかない距離ですから、手探りで騎乗するジョッキーが多くなると想像しています。
そうなると大事に乗ってスローになる可能性が高いので、前に行ける馬に展開の妙味はありそう。
ムーンファーストは行ってこその面があるので、内にいる先行馬との兼ね合いもありますが、吉原騎手ならば思い切った騎乗をしてくれるのではないかと期待しています。
前走直線で豪快に差して来た川崎のクラールハーモニー、休み明け2戦目のメイジン、逃げて連勝中のヒストリーメイカーまで。
◎6、マイネルリボーン
○12、スーパーノヴァ
▲9、ムーンファースト
△4、クラールハーモニー
△7、メイジン
△2、ヒストリーメイカー
明日の名古屋は盛りだくさんの開催です!
第8R、第10Rはレディスヴィクトリーラウンド(以下LVR)最終戦。
第11Rはカツゲキキトキトが登場する東海菊花賞です。
*15日(木)名古屋 第8R『LVR名古屋ラウンドONE』 1400m 14:05発走*
ここは木之前騎手騎乗の④モダンガールを本命にします。
門別で2歳オープンを勝っている実力馬。
名古屋移籍後も好成績を挙げていて、前走は3歳1組で逃げ切り勝ち。
今回は初の古馬相手になりますが、好スタートを決めて自分の競馬ができればいきなり好勝負でしょう。
安定感のあるエルミニョンヌ、3歳馬のキタノパンドラとキーポジションまで。
◎4、モダンガール(木之前葵騎手)
○9、エルミニョンヌ(岡部誠騎手)
▲8、キタノパンドラ(宮下瞳騎手)
△10、キーポジション(別府真衣騎手)
*15日(木)名古屋 第10R『LVR名古屋ラウンドTWO』 1600m 15:05発走*
絶好枠の①に入った宮下瞳騎手騎乗プリンセスミオを本命にします。
ここまでなんと11戦連続連対中。
スピードのある馬だし、行き切ったら渋太くいい脚を使ってくれます。
他にも前に行きたい馬が複数いて、楽な展開ではないでしょうが、枠の助けもあるし、宮下騎手の思い切った逃げを期待しています。
ヤングジョッキーズシリーズでは逃げて強い勝ち方だったエスペレラヴニール、前走負け過ぎも巻き返し可能なファイトエルフ、大外からどんな競馬をするのか楽しみなクラシコテーラー、スタート次第で前に行けたらマイサクラまで。
◎1、プリンセスミオ(宮下瞳騎手)
○8、エスペレラヴニール(木之前葵騎手)
▲4、ファイトエルフ(別府真衣騎手)
△10、クラシコテーラー(岡部誠騎手)
△5、マイサクラ(大畑雅章騎手)
*15日(木)名古屋 第11R『東海菊花賞』 1900m 15:40発走*
かなりの強豪が集まってワクワクするメンバー構成です!
本命はカツゲキキトキト。
JBCクラシックではさすがに相手が強かった上、今回は中10日というローテーション。
しかも強敵が揃っていますから、簡単な戦いではないでしょう。
それでも、戦ってきた相手が違います。
ここは王道の競馬で強さを見せつけて欲しいです。
対抗は高知のイッツガナハプン。
昨年のオグリキャップ記念ではカツゲキキトキトには離されましたが、3着に入って全国的な力を示しました。
前走の珊瑚冠賞は4コーナー先頭で完勝。
遠征は慣れているし、初めての名古屋も問題ないでしょう。
兵庫勢は甲乙つけがたいのですが、3番手は摂津盃を勝ったタガノヴェリテにしました。
安定感のあるエイシンニシパ、長期休養明けを快勝したマイタイザンまで。
◎8、カツゲキキトキト
○2、イッツガナハプン
▲6、タガノヴェリテ
△7、エイシンニシパ
△9、マイタイザン
最後はレディスクラシック。
好位集団を見る形で進んでいたアンジュデジールとラビットラン。
勝負所も一緒に上がって行って、4コーナーではラビットランの方が手ごたえ優勢かな、と思いましたが、
直線内からもう一度伸びたアンジュデジールが激しいデッドヒートを制して勝利!
いや~、見ごたえのある競馬でした。
場内で行われた勝利インタビューは聞き取れずです、すみません。
横山典弘騎手の笑顔が弾けていましたね!
ゴール直後は高々とガッツポーズしていたし、デットーリジャンプも飛び出しました。
ここ2戦は馬券に絡んでいませんでしたが、この大一番でしっかり結果を出すとは...
アンジュデジール、ノリさん、陣営、さすがです!!!
2着はアタマ差でラビットランでした。
ミルコ・デムーロ騎手
「惜しかったです。いいレースをしてくれました。
すごく頑張ったけど、最後は苦しくなって脚が止まってしまいました。
また次頑張ります」
3着は外から伸びて来たファッショニスタ!
このメンバーに入っていきなり結果を出してくれましたね。
クイーンマンボは4着でした。
クリストフ・ルメール騎手
「彼女も頑張ったけれど前の馬が止まらなかったです。
前走は気持ちが入っていない感じでしたが、今日は前向きだったし、精いっぱい頑張ってくれました」
グランダム・ジャパン古馬シーズンで優勝したディアマルコは15着。
佐原秀泰騎手
「外枠も厳しかったし、ペースにもついていけなかったです。
でもなかなか走れる舞台ではないので、本当にいい経験をさせていただきました。
今年は本当によく頑張ってくれたので、しばらくゆっくり休養して、また来年一緒に頑張りたいです」
佐原騎手は1日に入籍した新婚ほやほや。
お相手は公開プロポーズした下村瑠衣元騎手です♪
「そうですね、幸せです(照)。
彼女もずっと騎手として頑張ってきて、引退して未練残るかなと思ったんですけど、今はすごく穏やかな雰囲気で、リラックスして過ごしています。
誘導馬をやらせてもらったり、モー展にも出たりしているので、そういう形で高知を盛り上げてくれたらと思います。
料理も上手だし、サポートしてくれて僕も助かっていて。
騎手という仕事をわかっているから、気持ちを理解してくれるところがありがたいです。
家族ができて新たな環境になったので、また気持ちを引き締めて頑張ります!」
そして11R『JBCクラシック』。
1番人気サンライズソアが好スタートから先手を奪う展開に。
ここもルメール騎手なのか???
と思ったところ、ケイティブレイブが力強く伸びて先頭。
3歳馬オメガパフュームもよく伸びましたが3/4馬身及ばずの2着でした。
福永騎手のご家族が応援に来ていて、馬から下りた後にお子さんを抱きしめたシーンにほっこりしました。
ケイティブレイブ、JRAの馬場でも強かったですね!
杉山晴紀調教師
「勝てると思っていましたが、本当に勝ってくれて、今はちょっとフワフワした気持ちです。
今回は前走からの上積みをかなり感じていました。
それに福永騎手がずっと馬にレースを教えてくれて、逃げなくてもどんな展開になっても対応できるようになりました。
今日は前がやり合う形になって中団からのレースになりましたが、教えて来たものが活きた競馬だったと思います。
目野先生から引き継いだ時にはすでにGI馬で、プレッシャーもありましたが、また大きな舞台で勝てるようにとやってきたことが形になって、とても嬉しいです。
今後のプランは、馬の状態を見てからになりますが、チャンピオンズカップを予定しています」
福永祐一騎手
「思ったよりも前が飛ばしていて、外目のいいポジションが取れました。
もともとは逃げ馬でしたが、スタートで躓いて差し切った帝王賞のおかげで、レースの幅が広がりました。
前は2,3番手だとムキになってしまうところがありましたが、今はそういうところも解消されて、どんなレースでもできるようになったことが強みです。
無事ならチャンピオンズカップに行くと聞いています。
ゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴという馬たちも出走予定なので、この2頭の相手に相応しい競馬ができたんじゃないかと思います」
2着は3歳馬オメガパフューム。
和田竜二騎手
「デキも良かったですし、スタートも良くて理想的な位置が取れました。
道中はよどみなく流れて、ケイティとの勝負だなと思いながら乗っていました。
ただ、勝負所でペースが上がった時に、ずっと外に逃げ気味で置かれてしまった。
外に馬がいればまた違ったんでしょうけど、まだそういう若さを見せる場面がありますね。
そこから伸びてくれたので、力は再認識しました。
まだまだ良くなる部分があってのこの競馬。この先も楽しみです」
3着は逃げたサンライズソアが粘り込みました。
クリストフ・ルメール騎手
「マイペースで行けて良かったです。
ただ、向正面で外から来られてしまってペースが上がってしまいました。
最後までマイペースで行きたかったですね。
ただ、今日は勝った馬が強かった」
昨日、京都競馬場でJBC3競走が行われました!
JRAで開催される初めてのJBCということで、どんな感じになるのだろうと思っていましたが、
地方で長年育まれて来た暖かさはそのままに、JRAらしさもプラスされて、とても素敵な一日になりました♪
KBS京都『競馬展望プラス』(サンテレビ、三重テレビでも絶賛放送中!)のロケがあったので、パドックなどの写真を撮るタイミングがなかったのですが、
豪華メンバーが集まった3競走ともに盛り上がりました!!
まずは10Rのスプリント。
逃げるマテラスカイをゴール前でグレイスフルリープが強襲。
鞍上はルメール騎手で、4週連続GI制覇をいきなり達成してしまいました。
本当にすごいですね。。。
初のGI制覇となった橋口慎介調教師
「本当に嬉しいです。父から受け継いだこの馬で勝てたことが嬉しい。オーナーにも感謝しています。
最後はマテラスカイを交わせるかと思ったんですけど、今までないくらい声を出して応援していました。
今8歳なんですが、若い時よりも馬が良くなっているんです。
昨年コリアスプリントを勝ったくらいから馬が自信をつけたのか、前に前にと行く気持ちが出て、走ることにとても前向きになっていて。
今年は残念ながらコリアスプリントには出走できませんでしたが、その分しっかりといい状態でここに挑むことができました。
体つきも若々しくなったし、ハリもあって毛づやもいいんです。
この後は放牧に出して馬の様子を見て決めますが、これからもまだまだ楽しみですね」
3着は船橋のキタサンミカヅキ。
わたしの本命馬。近走成績を考えても、5番人気というのはちょっと軽く見られたな、、、と悔しかったのですが、
レースでしっかりと力のあるところを見せてくれました。
森泰斗騎手
「よく頑張ってくれましたけど、いつもより道中の進みが良くなかったです。
やっぱり軽い馬場が応えたかな。
それでも最後はいい脚で伸びてくれたし、このメンバーでも力のあるところを見せてくれました。
また深いダートに戻ったら、もっとやれると思います」
昨年は僅差の5着でしたが今年は3着。
地方馬として大きな見せ場を作ってくれました!!