明日は川崎競馬場で、牝馬のダートグレード『エンプレス杯』が行われます!
*2日川崎 第11R『エンプレス杯』 2100m 16:30発走*
ここは完全なる1強ムードと見ます。
本命はもちろんアムールブリエ。1頭だけ実績が段違いです。
前走の川崎記念は牡馬の一線級相手に3着に健闘しました。
牝馬同士で負けたのは1800mの距離で、勝負所で仕掛けてからエンジンが掛かるまでに時間が掛かったから。
距離が長ければ長いほどいい馬で、牡馬相手の名古屋グランプリではほぼ追うところなく圧勝して見せました。
ここは昨年勝っている舞台で、昨年よりメンバーは手薄。
圧倒的な力で勝利して欲しいです。
対抗以下がかなり迷うところですが...
ダートグレードでの経験ということで、TCK女王盃3着に食い込んだタマノブリュネットを推します。
前走は中団からジワジワ伸びて来て、直線ではパワースポットに伸び負けたものの、悪くない内容でした。
この馬の脚質から、距離が延びるのはもってこいでしょう。
もう少し楽に前にいけるともっと好勝負できそうですが、今回のメンバーならば十分通用するはずです。
3番手評価には、浦和のトーセンマリオン。
地方に移籍してから勝ち星を挙げていないものの、高いレベルで戦って来ました。
昨年の関東オークスでは、内を突いて3着に突っ込んで来てJRA勢に一矢報いる活躍を見せてくれました。
同じ舞台のロジータ記念でも5着と崩れていないので、途中ゆったり流れる展開が向きそうです。
JRA勢相手にどこまで頑張れるか注目しています。
牝馬のダートグレード戦線に初挑戦して来た時の物差しとして、準オープンで勝ち負けだったら即通用、というセオリーがあります。
そこに照らし合わせると、イントロダクションも見逃せない存在。
ただ、前走のレースぶりを見ていると、直線のみで勝負しているので小回りの川崎がカギ。
あの末脚をコーナーからでも使えるならば、いきなり上位争いに加わってくると思います。
◎5、アムールブリエ
〇9、タマノブリュネット
▲6、トーセンマリオン
△1、イントロダクション
△4、ヴィータアレグリア
☆7、ティンバレス
本日は佐賀競馬場にて、『鏡山賞』が行われます!
*28日佐賀 第11R『鏡山賞』 2000m 17:45発走*
本命にしたのはスイングエンジンです。
JRA2勝から一昨年佐賀へ移籍。
吉野ヶ里記念と九州オールカマーを勝って、門別へ移籍。
昨年末再び佐賀へ戻って来ました。
2着が続いていますが、
雲仙岳賞では佐賀最強馬キョウワカイザーのクビ差2着、
九州オールカマーではJRA準オープンから移籍して来たばかりのバンブーリバプール相手に、半馬身差の2着。
3着以下は大差ですから、ここに入ったら上位は確実でしょう。
好位・中団からじわじわと脚を使う馬で、2000mも持って来い。
ここは2着以下に圧倒的な差をつけての勝利を期待しています。
スイングエンジンが1頭抜けた存在ですが、その分他の評価が難しいところ。
近走成績ではどの馬が来てもおかしくないですが、その中でセイリオスに注目しました。
昨年は、九州オールカマー2着、このレースも2着、六角川賞も2着、大分川賞も2着と、ことごとく重賞で2着が多かったです。
後方から進んで行く馬だけに、先行有利の佐賀では勝ち切れないことが多いですが、末脚は確実で、そこは信頼できます。
特に長めの距離が得意で、同じ2000mの九州オールカマーでは今年も3着に健闘。
今回も安定した力を発揮してくれると思います。
このメンバー構成だと、佐賀にしては珍しく逃げ馬が1頭もいません。
どの馬が行くのか予想が難しいですが、1枠に入ったタイセイマスタング辺りが積極的に行くのでは?と見ています。
JRA準オープンから昨夏移籍して来たタイセイマスタングは、移籍直後に2連勝を果たし勢いに乗りました。
その後のレースぶりがちょっと物足りなくはありますが、ここに入っても好勝負できる馬。
短めの距離で活躍して来たので2000mの距離がカギですが、スムーズに先手を取れればそのまま運べるかもしれません。
◎6、スイングエンジン
〇5、セイリオス
▲1、タイセイマスタング
△2、ヴィルトグラーフ
明日は帯広競馬場にて、4歳以上の重賞優勝馬による戦い『チャンピオンカップ』が行われます!
*28日帯広 第10R『チャンピオンカップ』 18:10発走*
第37回を迎える伝統ある一戦です。
昨年は9番人気のオレノココロが勝ち、1番人気ニュータカラコマ、2番人気キタノタイショウが馬群に沈む波乱の結果となりました。
今年はどんな戦いが見られるでしょうか♪
まず負担重量ですが、クインカップを制した5歳牝馬フェアリードールが760キロで最軽量。
柏林賞を制した5歳牡馬カゲホウトウが780キロ、ポプラ賞&ヒロインズカップを制したナナノチカラが790キロと続きます。
最も重いのは北斗賞&ばんえいグランプリを制したフジダイビクトリーと、去年のこのレースの覇者であり帯広記念も勝ったオレノココロの830キロ。
でもこの2頭にとって830キロはそこまで重い斤量ではないので、それほど気にしなくていいと思っています。
そして大事な馬場水分ですが、現在の帯広は晴れで2.1%。
明日も引き続き晴れ予報なので、もっと乾いて2%を切るかもしれません。
そうなると時計の掛かる力勝負になると思うので、ここは昨年のばんえい最優秀馬に輝いたキタノタイショウに期待します。
昨年は念願だったばんえい記念を勝ち、最高の形でシーズンを締めくくりました。
今シーズンの重賞勝ちは北見記念のみですが、お正月の帯広記念では第二障害を越えてから渋太い伸び脚を見せて2着。
オレノココロには負けたものの、今回負担重量が20キロ差あることは、逆転可能と考えます。
そろそろばんえい記念連覇に向けて、エンジンが掛かって来る頃ではないでしょうか。
対抗はオレノココロ。
帯広記念では、第二障害を越えてからの末脚が素晴らしかったです!
ここに来て、ドリームエイジカップ、帯広記念と重賞を連勝しているように、さらに強よさが増しました。
最も重い負担重量ですが、この斤量ならばまだまだこなしてくれるでしょう。
現在3連勝中のナナノチカラにも注目。
ばんえい競馬で3連勝するとはなかなかできないことです。
前走は斤量の軽いスピードスター賞でしたが、ヒロインズカップでは最も重い780キロを曳いて勝利。
今回の790キロもまったく問題ないでしょう。
牡馬相手にどこまでやれるか楽しみです。
北斗賞&ばんえいグランプリを制しているフジダイビクトリーも実力馬です。
ここ最近は重賞で負けが目立っていますが、前走は軽い馬場でも2着に入り、ここに来て状態が上がっているように感じます。
力勝負になったら強い馬。軽視は禁物です。
◎4、キタノタイショウ
〇5、オレノココロ
▲8、ナナノチカラ
△3、フジダイビクトリー
△1、オイドン
明日は佐賀競馬場にて、『嘉瀬川賞』が行われます!
*27日佐賀 第10R『嘉瀬川賞』 2000m 17:10発走*
7頭と出走頭数が少ないので、ここは少ない買い目で当てたいところです。
本命にしたのはキングプライド。
昨年の九州ダービー馬であり、1年以上馬券圏内を外していないというものすごい堅実ぶり。
前走の鶴見岳賞では、先手を奪ってそのまま2着コパノエクスプレスに8馬身もの差を付けて圧勝!
2000mでもきっちり結果を出しているので、特に不安は見当たりません。
キングプライドは抜けた存在と見ていますが、2番手以下の評価が難しいところ...
超良血馬エイシンガリレイは、現在2連勝中と勢いがあります。
前に行けるスピードのある馬で、器用に立ち回れるのも強みです。
ただし、連勝しているのは1400m戦。
2000mの中島記念では9着と失速したように、距離が少し心配なのです...
このメンバーに入ったら実力上位は明らかなので、この距離でどれだけ踏ん張れるかに期待します。
昨年のこのレースの勝ち馬コパノエクスプレスにも注目。
キングプライドにはかなり離されてしまいましたが、前走エイシンガリレイとは2馬身半差でした。
今年に入ってから好調が続いていて、昨年のように積極的なレース運びで上位争いを演じるのではないでしょうか。
もう1頭気になるのが、今回がJRAからの転厩初戦となるシゲルアセロラ。
JRAで4勝を挙げている実力派です。
ダートはデビューから2戦で経験して以来、最長距離はマイルで2000mは初めてと、不安要素も多いのですが、やはりJRA4勝は相当大きな力です。
好位に行けるスピードもあるので、初めての佐賀でも先手を奪えれば面白いと思います。
◎7、キングプライド
〇5、エイシンガリレイ
▲1、コパノエクスプレス
△4、シゲルアセロラ
昨日は東京競馬場で、ダート頂上決戦フェブラリーステークスが行われました。
10冠馬ホッコータルマエは出走していないものの、フェブラリー2連覇中のコパノリッキーや、新興勢力であるノンコノユメ、モーニンなど豪華な顔ぶれが揃いました。
レースはJBCスプリントを制したコーリンベリーが引っ張る展開。
前に行きたい馬が多く、激しい先行争いが予想されていましたが、コーリンベリーが好スタートを決めてすんなり先手を奪いました。
直線では熾烈な争いが繰り広げられましたが、モーニンが力強く伸びて、初GI制覇。
2着は絶望的な位置から伸びて来たノンコノユメ、3着は7番人気のアスカノロマンががんばりました。
1着モーニン
石坂正調教師
「これまでのモーニンのイメージとは違う競馬をしてくれて、改めてすごい馬だなと思いました。
今日はデキも良かったですし、スッと勝つならモーニンかなと思っていたのですが、ものの見事に勝ってくれましたね。
デムーロ騎手とは初コンビだったので、「スタートはちょっと遅いけど心配しないで」と伝えました。
思ったよりも後ろからになりましたが、折り合いもついていたし、直線は本当にいい脚を使ってくれましたね。
2歳の春頃に初めて見た時には、大きくていい馬だなと感じましたが、まだ緩くて入厩するのは時間が掛かるかなと思っていました。
能力の高い馬で、デビューしてからはトントン拍子で来てくれましたね。
(厩舎の大先輩であるヴァーミリアンと比べて)ヴァーミリアンはとても強い馬でしたが、またタイプが違ってスピードを兼ね備えている馬です。
まだまだ伸びしろがあるので、これからもっと強くなると思います。
これまでは短い距離の馬だと思っていたので、こういうレースができるならローテーションを考え直します。選択肢が広がりました」
マイルは少し長いのでは?と言われていたモーニンですが、直線の長い東京で圧倒的なレースを見せてくれましたね。
これで距離の幅が広がったということで、今後のローテーションが気になります!
ヴァーミリアンやベストウォーリア、ソリタリーキングといった、ダートグレード戦線で活躍する馬を多数輩出している石坂厩舎。
今後のモーニンの活躍も期待しています!
2着ノンコノユメ
クリストフ・ルメール騎手
「休み明けだったせいか、直線に入ってから追い出した時に、反応するまで時間が掛かってしまいました...。
最後はものすごい脚で伸びて来てくれたんですけど」
直線の途中辺りまで、もうダメだ...と思わせる位置に居たノンコノユメ。
そこからの切れ味は素晴らしく、ダートとは思えない伸び脚を見せてくれました。
またGI2着でしたが、まだ4歳。
モーニンと共に新世代としてがんばって欲しいです。
3着アスカノロマン
太宰啓介騎手
「この距離の分、ポジションを取りに行けなかったのですが、それも想定内でした。
直線を向いてからいい脚を使ってくれましたね。
体質が強くなって、輸送しても体が減らなくなりました。まだまだ良くなると思います」
4着ベストウォーリア
戸崎圭太騎手
「久しぶりでしたが、馬の雰囲気はよかったです。
流れには乗れたんですけど、時計の速い決着がどうなのかなと感じました。
それでも最後は来ているし、よくがんばってくれました」
6着タガノトネール
柴田大知騎手
「一瞬オッ!と思いましたし、見せ場は十分作れたかなと思います。
案外ペースが流れなかったので、いい位置で自分のレースができました。
前に乗せてもらった時よりも強くなってますね。マイルも大丈夫です」
7着コパノリッキー
武豊騎手
「残念です。いいレースはできたんですけど、枠が枠だっただけに...。
いいところで折り合えたし、砂を被っても大丈夫でした。最後も伸びているんですけど、伸び負けましたね。
ここ2走より内容はよかったです。」
10着ホワイトフーガ
大野拓弥騎手
「時計が速かったですね。極端に速い時計になってしまいました。
距離的には合っているので折り合いはスムーズだったんですけど...」