今日は船橋競馬場で、牝馬の戦い『マリーンカップ』が行われます!
*13日船橋 第11R 『マリーンカップ』 1600m 20:15発走*
本命にしたのはブチコです。
ダートグレード戦線に登場して来る日を待っていました!
前走の準オープンでは、馬なりで好位につけて、3,4コーナーでじわりと上がって来ると、直線しっかり伸びて差し切りました。
ムリせずに好位につけられるダッシュ力は小回り対応ばっちりだし、力強いストライドは地方の深い砂も合いそうです。
姉のユキチャンはマリーンカップは制していないけれど、船橋のクイーン賞を制覇。
血統的にもこの舞台はこなせるので、ダートグレード界の新たなヒロインとして期待しています。
対抗はフォーエバーモア。
ダート替わりでいきなり準オープンを快勝し、オープンでも3着と結果を残しています。
これまでの実績を考えると、現状この馬が一番強いと思います。
前走はダッシュがつかずに後方からの競馬で、4コーナー外から上がってごぼう抜き。
この競馬を見ていると、小回りの船橋はちょっとキツイのかな...と思って対抗評価にしました。
最近は短距離を使われていますが、もともとマイルでも結果を出しているので距離は問題なし。
小回りでどう末脚を使うか。その1点がポイントになると思います。
クイーン賞を勝っているディアマイダーリンは、前走のTCK女王盃が案外な走りでした。
現状はパサパサの力の要る馬場よりも、多少脚抜きのいい馬場の方が走りやすそうです。
まだ4歳なのでこれからさらにのびしろがあるし、得意の左回りに戻って巻き返しに期待です。
エンプレス杯でアムールブリエに迫ったヴィータアレグリアも注目株。
500万条件、1000万条件と連勝して挑んだエンプレス杯でしたが、いきなり強豪相手に結果を出しました。
スタートが上手で楽に先手を取れるという武器を持っているし、流れが早くなるマイルに上手く対応できればここでも上位可能です。
スタートセンスばつぐんのブルーチッパーにも期待。
前々走のララベルとの叩き合いは本当に見ごたえがありました。
逃げた時の渋太さは相当なもの。
他にどうしても逃げたい馬はないので、今回もハナを主張できそうです。
◎3、ブチコ
〇6、フォーエバーモア
▲10、ディアマイダーリン
△8、ヴィータアレグリア
△7、ブルーチッパー
明日は佐賀競馬場で、全国交流戦『ル・プランタン賞』が行われます!
*10日佐賀 第11R 『ル・プランタン賞』 1800m 18:05発送*
グランダム・ジャパン3歳シーズンの第3戦です。
本命にしたのは、地元佐賀のドンプリムローズ。
門別デビューから佐賀に移籍して、移籍後は6戦5勝2着1回とパーフェクト。
唯一負けた前走は、牡馬相手の重賞『飛燕賞』ですから、まったく悲観することはありません。
前々走の牝馬重賞『花吹雪賞』では、じわりと2番手に付けて、直線は4頭の大接戦を勝ち切りました。
レース運びが上手だし、競り合いになった時の勝負根性もあります。
全国から遠征馬もやって来ますが、地元の利を活かして強い競馬を期待しています。
対抗も地元佐賀のオダツ。
佐賀移籍後は3戦1勝2着2回。
負けた相手は2回ともにドンプリムローズなのですが、1回目よりも2回目の方がかなり迫っていて、使いつつの成長を感じます。
前走は牡馬相手のオープン戦で、後方待機から道中じわりと進出し、直線で接戦を制しました。
超小回りの佐賀で、先行馬ではないのですが、最後の伸び脚は確実。
前がやり合うような展開になれば、この馬の決め手が活きると思います。
遠征馬の中では、兵庫からやって来るモズキンボシに期待しています。
地元園田の重賞では掲示板がやっとでしたが、名古屋に初めて遠征した時の『梅桜賞』を快勝。
レースは中団内から流れに乗って、向正面で外に出すと、グイグイと伸びて重賞初制覇☆
今回のメンバーとは比較が難しいのですが、初めての遠征でしっかりと結果が出せるところはさすがです。
再びの遠征であっと言わせるレースをしてくれるのではないでしょうか。
もう1頭、ベッロポモドーロにも注目しています。
モズキンボシが制した『梅桜賞』では、先に動いて2着という結果に。
タイトルはまだありませんが、重賞で3回2着に入っている安定株。
こちらも遠征で力を発揮しているので、初めての佐賀も心配していません。
◎11、ドンプリムローズ
〇3、オダツ
▲9、モズキンボシ
△6、ベッロポモドーロ
昨日大井競馬場で行われた『東京スプリント』。
コーリンベリーがJBCスプリントと同じように、華麗な逃げ切り勝ちを決めました☆
松山弘平騎手
「勝ててとても嬉しいです。
馬がすごく強かったですね。スピードがすごいので、この馬にはぴったりの舞台です。
JBCスプリントも強かったんですけど、今日は枠も外だし、斤量も重いしその辺りがどうかなと思っていました。
でもスタートもよく、本当に強いレースをしてくれました。この馬には頭が上がらないです。
今日は外枠だったし、『何が何でもハナ』というわけではなく、この馬のリズムで他の馬の出方を見ながら行くことができました。
前半楽をした分、脚も溜まっていたし、最後もよく伸びてくれましたね」
小野次郎調教師
「今日は無理にハナを主張することなく、スタート上手く出てくれて無理せずハナに行くことができました。
JBCの時は馬場も軽くて内が伸びていたんですけど、今日は馬場が乾いていてタフな感じだったし、斤量も2キロ増で厳しい競馬になるだろうと思っていました。
でも、JBCスプリントのときよりも楽だったんじゃないかと思うくらい、強いレースをしてくれましたね。
改めてすごい馬だと思いました。
この先に短い距離のレースがないので、ここ2戦は先々を考えて距離の長いところを使って来ましたが、ベストは1400mまでだと思っています。
今年の大目標は、JBCスプリントを連覇することです。
そこを目指してこれからもがんばります!」
2着は古豪グレープブランデー。
好位から渋太くいい脚で伸びて来ました。
武豊騎手
「スタートも良かったし、コーリンベリーの近くだったので後ろについて、絶好の展開になりました。
58キロを背負っていましたが、ラストまでしっかり走ってくれたし、距離もまったく問題なかったです。
まだまだやれますよ」
3着は圧倒的1番人気だったダノンレジェンド。
スタートで後手を踏みながらも、最後は猛然と追い込んで来ました。
ミルコ・デムーロ騎手
「出遅れてしまいました...。
砂を被ったらなかなか前に進んで行かなくて。最後はすごい脚で伸びて来てくれたんですけど...」
4着は初の地方挑戦だった、2番人気ブルドッグボス。
クリストフ・ルメール騎手
「初めてのナイターで、初めての地方で、コーナーでライトを見てびっくりしているようでした。
メンバーも強かったし、もう少し力をつけたいですね」
明日は大井競馬場で短距離重賞『東京スプリント』が行われます!
*6日大井 第11R 『東京スプリント』 1200m 20:10発走*
春のスプリント戦線頂上決戦といった感じで、かなりいいメンバーが顔を揃えました。
本命にしたのはダノンレジェンド。
前走の黒船賞では58キロを背負って、想像以上の楽勝でした。
2着のニシケンモノノフもいい競馬をしただけに、勝ったこの馬の強さが際立ちました。
一時期はスタートに不安を抱えていましたが、その辺りも解消したし、今は大きく崩れることは考えにくいです。
対抗は、地方初挑戦になるブルドッグボス。
常に一生懸命がんばる馬で、ここまで掲示板を外したことがないという堅実派。
使いつつ強くなっているし、レースも器用にこなせるようになってきました。
個人的に、同じ厩舎のホッコータルマエの短距離版といった風に感じています。
特にここ2戦の強さは圧巻で、前に行って王道の競馬で勝利。
初めての地方でも、大きなコースの大井だし、先行できるので不安はありません。
このメンバー相手にどんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
JBCスプリントを快勝した舞台に戻る、コーリンベリーにも注目。
ここ2戦は距離が長いということ以上に、この馬の持ち味であるスタートの速さが発揮されませんでした。
スタートが決まるかどうかは一か八かな面がありますが、決まりさえすればJBCの再現もあると思います。
パドックでは常に良く見えるグレープブランデーも怖い存在。
GI馬の底力があるし、前々走の根岸ステークスでは好位から直線もよく伸びて3着を確保。
相手関係はかなり強かったし、改めてこの馬の能力を感じたレースでした。
◎4、ダノンレジェンド
〇11、ブルドッグボス
▲12、コーリンベリー
△10、グレープブランデー
△7、レーザーバレット
馬場に登場した候補生たちが、最初に行ったのはカドリール。
カドリールとは集団で行う供覧馬術で、普通は乗馬の鞍、姿勢で行います。
しかし、このあと模擬レースがあるということで、センターの修了式では競走姿勢でカドリールを行うのです。
競走姿勢で、馬たちを細かく(輪乗りしたり、交互に進んだり)動かすのはとても大変なことです。
2年間の厳しい訓練を経たからこそできるもの。
この見事な演技に、ご両親やご家族、所属調教師たちも大きな拍手を送りました。
続いては、いよいよ模擬レース。
1枠1番 テイクザクラウン
木村直輝くん(水沢)
2枠2番 マルブツクラウン
保園翔也くん(浦和)
3枠3番 ダノングラッド
塚本雄大くん(高知)
4枠4番 シツジツゴウケン
岡村健司くん(船橋)
5枠5番 コングラチュレート
鈴木祐くん(盛岡)
6枠6番 サトノエンデバー
中越琉世くん(川崎)
7枠7番 カイウンダンディー
加藤聡一くん(名古屋)
候補生たちの顔写真&勝負服姿はこちら↓をご覧下さい。
94期騎手候補生修了式~候補生紹介
ゲートが開くと各馬キレイなスタートを決め、先行争いへ。
内枠を利用して、2番マルブツクラウン&保園くん(浦和)が先手を奪うと...
そのまま独走態勢に入り、ゴール前では影をも踏ませない圧勝で1着となりました!
初めて勝負服を身にまとって戦った候補生たち。
レース後は、みんな晴れやかな表情をしていました☆
続いては、いよいよ最後の行事、制服に着替えて修了式です。
一人一人に修了証書が手渡され、加藤くん(名古屋)が答辞の挨拶で号泣する姿を見て...わたしもウルウルしてしまいました。
この修了式をもって、教養センターでの2年間の候補生生活、すべてを終えました。
地方競馬参与として、毎月2度ほどセンターに訪れ候補生たちを指導している桑島孝春さんは、
「ここの期はけっこうやる気になってました。20代の子も何人かいたので、上の子に引っ張られてみんな真面目にがんばってました。先生方もよく教えていたし、上手くなりましたね。
去年の子もほうぼうで勝っているけど、この期もいいと思いますよ。
まあ実際にデビューしてみないとホントのところはわからないんでね。
毎年NRAグランプリの新人賞、プロスポーツ大賞新人賞を獲る子が出てますので、この期にもがんばって欲しいです」