先週行われた佐賀記念の日、佐賀競馬場に取材に行って来たわけですが。
佐賀記念以外のことも、取材して来ました!!
まずは、九州産馬のダービーとも言える、『たんぽぽ賞』のリポートから。
勝ったのは1番人気に支持された、JRAのクリノヤクマンでした。
好ダッシュからハナを奪うと、そのまま軽快なリズムで逃げ切り勝ち☆
ここでは力が違いましたね。
騎乗した北村宏司騎手は、佐賀競馬初騎乗初勝利となりました!
北村騎手
「スタートも上手に出てくれましたし、道中のペースもそれほど上がらなかったので、4コーナーでは『行けるかな』と思いました。自分のペースで行けたことが大きかったですね。この世代の九州産馬のトップになれて嬉しいです」
クリノヤクマンは、昨年4月に佐賀競馬場で開催された、九州トレーニングセールで最高価格で落札された馬なのです。
初めて佐賀競馬場で開催された九州トレーニングセール出身馬が、こうやって九州産馬のトップになったということは、今後のセリにも好影響になりそうですね♪
続いては、福山から移籍して来た渡辺博文騎手の話題です。
福山競馬場は2013年3月に廃止となり、佐賀に移籍してからもうすぐ丸2年となる渡辺騎手。現在の心境をお聞きしました。
渡辺騎手
「最初はツテもなかったから、乗り馬を集めるのに苦労しました。福山の時と同じようにはいかなかったですね。今はだいぶ慣れて来て、調教に乗っている馬はレースにも乗せてもらえるようになりました。
競馬も同じ小回りとはいえ、福山とは流れが全然違いますね。佐賀は先行有利で逃げがいいって言われますけど、逃げたら必ず誰かが来るし、先行争いがかなり激しいんです。その辺りはすごく難しいですね。
でも、こうやって移籍出来て、今でもレースに乗れるのは楽しいですよ。やっぱり、馬に乗るのが好きなので。
今年の目標は、とにかくケガをしないこと!もう若い頃と違うので、立ち直るのにも時間が掛かりますからね。
鮫島さんを見てると...僕より年上なのにまだまだバリバリでしょう。あの姿見たら、自分ももっともっと頑張ろうと思います。
佐賀は食べ物も美味しいし、車で少し行けば温泉もたくさんあるので、ぜひ旅行がてら競馬場にも遊びに来ていただけたら嬉しいです!」