今年もワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)の出場権を賭けた戦い、スーパージョッキーズトライアルが始まりました!!
まず昨日、川崎競馬場でファーストステージが行われました。
出場者は14名。
北海道:服部茂史騎手
岩手:村上忍騎手
大井:戸崎圭太騎手 御神本訓史騎手
船橋:森泰斗騎手
川崎:今野忠成騎手
名古屋:岡部誠騎手
笠松:東川公則騎手
金沢:吉原寛人騎手
園田:木村健騎手
福山:三村展久騎手
高知:赤岡修次騎手
佐賀:山口勲騎手
荒尾:杉村一樹騎手
SJT特製ジャンパーを着てパチリ☆
各競馬場のリーディングジョッキーたちが一同に集結すると壮観ですね!
セカンドステージに出場できる枠は12名。
ファーストステージでは2名が脱落となってしまいます...
各ジョッキーたち、「ここで終わりたくない」「名古屋に行きたい」という強い気持ちでレースに挑んでいました。
第1戦。
なんと、いきなりアクシデント発生!
先出しだった赤岡修次騎手騎乗の【ミリオンスイート】が返し馬で放馬してしまい、馬場入りしようとした他の馬たちはもう一度パドックに戻ることに...
【ミリオンスイート】は元気いっぱいに走ってしまい、残念ながら除外になってしまいました。
レースがスタートすると、今度は1コーナー手前で岡部誠騎手騎乗の【ヤマニンフィズ】が故障してしまい、岡部騎手が落馬。
2つの大きなアクシデントが起こり、波乱の幕開けとなってしまいました。
レースは中団内から進んだ村上忍騎手騎乗【プリティーパイン】が勝利☆
村上忍騎手
「とても乗りやすかったですね。位置もこだわらなくていいと言われていたので、出たなりで行きました。
終始手ごたえ良かったし、強いレースでしたね。
今年は特に、岩手から応援してくれてる人がいっぱいいるので、結果を出せて良かったです」
2着は逃げ粘った御神本騎手騎乗の【キタサンメール】。
3着は東川公則騎手騎乗【ヴィップクオリティ】でした。
残念ながら落馬してしまった岡部誠騎手...
一度は救護室に行きましたが、しばらくして「次乗ります」と戻ってきた時はホッとしました。
2戦目。
今度は無事にスタート。
戸崎圭太騎手騎乗の【ラヴァリーズーム】が逃げる展開で、服部騎手が2番手。
1番人気の今野騎手が先団を見る形で進み、勝負所で外から上がってきます。
しかし、戸崎騎手が絶妙の逃げで粘って勝利☆
戸崎圭太騎手
「1つ目のレースが最後方だったので、ここでいい結果出せて良かったです。
とてもいい馬に乗せてもらって、スタートだけ気を付けていました。
名古屋には行きたいなと思っていたので良かったですね。このまま結果残して、WSJSに行きたいです!」
2着は今野忠成騎手【エスケイドリーム】。
3着はロスなくコーナーを回った吉原寛人騎手【エンジンソウル】でした。
5番人気馬で3着に健闘した吉原騎手でしたが、レース後はかなり悔しそうな表情。
「残念な騎乗をしてしまいました...。
勝負所で内を回ったけど、思い切って外に出して勝負するような乗り方をしたかったです。セコイ乗り方をしてしまったのが心残りで...。でも、とにかく名古屋に行けて良かったです」
と、最後は笑顔を見せてくれました。
初戦では除外となってしまった赤岡修次騎手は、中団から粘って5着を確保。
11番人気ながら掲示板に載る大健闘を見せてくれました!
「狙い通り、内に潜り込んでいいレースが出来ました。
初戦は申し訳なかったし、とてもショックでした。まいったなと思ったけど、名古屋に行けて良かったです!!」
ファーストステージの順位は、
1位:戸崎圭太騎手 21P
2位:村上忍騎手 21P
3位:吉原寛人騎手 19P
4位:今野忠成騎手 17P
5位:御神本訓史騎手16P
6位:服部茂史騎手 16P
7位:木村健騎手 16P
8位:東川公則騎手 15P
9位:森泰斗騎手 12P
10位:赤岡修次騎手 11P
11位:三村展久騎手 9P
12位:岡部誠騎手 5P
13位:山口勲騎手 5P
14位:杉村一樹騎手 5P
かなりの大接戦です!
〈合計得点が同点の場合は最上位の着順を得た者を優先し、最上位の着順が同じ場合は、第2戦の着順が上位の者を優先する〉
というルールから、1位は戸崎圭太騎手!村上忍騎手が同ポイントで続きます。
残念ながらファーストステージ敗退となってしまったのは、山口勲騎手と杉村一樹騎手。お2人が名古屋に参戦出来ないのは淋しいです...。
ファーストステージは本当に大接戦でほとんど差のないポイントなので、セカンドステージの名古屋(10月21日)はさらに白熱した戦いが見られそうですね♪