16日(火)に行われた、LJS金沢ラウンドのレポートお伝えします。
残念ながら、今回は怪我で欠場となった森井美香騎手も、応援に駆けつけていましたよ。
「早く治して乗りたい!」
と言っていました。
森井騎手の笑顔、最高ですね☆
ということで、金沢ラウンドは9名の女性騎手による戦いとなりました。
まずは第1戦の『アルテミス賞』。
レースは内枠から増沢由貴子騎手が追って追って先頭へ、平山真希騎手が2番手につけます。
向正面辺りから、平山騎手が攻めの騎乗で先頭に並びかける展開、増沢騎手の馬はかなり苦しそう。
直線では粘る平山騎手と、好位待機から追い上げた別府騎手の叩きあいになり、別府騎手が3/4馬身差で勝利しました!
3着以降を5馬身離しての叩きあいは、本当に見ごたえがありましたよ。
1着:別府真衣騎手【セブンエナジー】
さすがマイーゴ、冷静な騎乗で初戦を勝利しました!
これまでのLJSでも毎年大活躍を見せてくれていますが、初戦を勝ったのは初めて。
本当に嬉しそうな笑顔が印象的でした。
2着:平山真希騎手【セイカペガサス】
積極的な騎乗で見せ場たっぷりの2着だった、平山真希騎手。
「あそこまで行ったら勝ちたかった~」
と悔しそうに戻って来ましたが、LJSでは常に攻めのレースを見せて盛り上げてくれますね。
3着:皆川麻由美騎手【シュウザンモモ】
後方から追い上げて3着を確保。
LJSでは3番手が定位置の皆川騎手...
「また3着だ~」と言っていましたが、前残りの展開でよくここまで差して来たと思います。
続いて、第2戦の『ガイア賞』。
内枠から平山真希騎手が飛び出して先頭、2番手は増沢由貴子騎手が付けて、第1戦と同じ2人が反対のポジション取り。
2人とも、積極的なレースを魅せてくれます。
3番手には別府真衣騎手、その後ろに池本徳子騎手が続きます。
勝負所で外から上がっていく別府騎手、とそこへ、内を突いてものすごい脚で笹木美典騎手が一気に先頭へ。
直線は笹木騎手vs別府騎手の叩きあいになり、ゴール前もうひと伸びした笹木騎手が、頭差勝利!
1着:笹木美典騎手【マツノグーセン】
シリーズになってからは、初勝利ということで、本当に嬉しそうでした。
「最後交わされたと思ったけど、勝てて良かった」
騎乗した【マツノグーセン】は乗り難しい馬ということで、金沢リーディング吉原騎手も、この勝利に驚いていた様子。
頭差でしたが、大きな勝利となりました。
2着:別府真衣騎手【マルハチトドロキ】
1戦目とは打って変わって、かなり悔しそうな表情で戻って来た別府騎手。
「一回交わしたのに...悔しい...」
と、さすがの勝負根性を見せてくれました。
3着:池本徳子騎手【ヤクシンロード】
池本騎手得意の追い込み戦法でしたが、前2頭には及ばずの3着という結果でした。
金沢ラウンド総合は...
1位: 別府真衣騎手 高知 1着 20P 2着 15P 35P
2位: 笹木美典騎手 北海道 6着 7P 1着 20P 27P
3位: 平山真希騎手 浦和 2着 15P 5着 9P 24P
4位:山本 茜騎手 愛知 5着 9P 4着 11P 20P
5位: 池本徳子騎手 福山 7着 6P 3着 13P 19P
6位:岩永千明騎手 荒尾 4着 11P 6着 7P 18P
7位:皆川麻由美騎手 岩手 3着 13P 8着 5P 18P
8位:増澤由貴子騎手 JRA 8着 5P 7着 6P 11P
9位:宮下 瞳騎手 愛知 9着 4P 9着 4P 8P
第2ラウンドの名古屋は12月1日(水)、第3ラウンドの荒尾は12月16日(木)に行われます!
今年は誰が女王になるのか...楽しみですね♪
金沢グルメ&ポニーレースのレポは、また改めて書きますので、こちらもお楽しみに!
さぁ~、LJS当日です!
昨日は冷たい雨が降っていた金沢ですが...今朝は止んでいます。
寒いことに変わりはないけれど、しっかりと着込んで行くから大丈夫♪
それでは予想に入りましょう。
まずは9レース
アルテミス賞
注目なのが、高橋俊之厩舎の2頭。
増沢騎手が騎乗する【ユニバーサルサンド】は、中央でデビューして7戦未勝利。
新馬戦では4着に食い込むなど、力も見せてくれています。
秋に金沢に移籍してからは、2戦2勝とパーフェクト。
移籍初戦は同じ3歳馬を相手に好位から、そして初の古馬と戦った前走は逃げ切りというレースぶり。
今回は内枠に入ったので、揉まれないことが鍵になりますが、ここでも力は上位でしょう。
もう1頭、別府真衣騎手が騎乗する【セブンエナジー】は、今年6月に金沢に移籍後、10戦3勝2着2回。
堅実な走りを見せています。
初の古馬対決だった前走は、逃げてアタマ差着に敗れていますが、改めてその力を示してくれました。
この中間は馬なりで追い切りもしており、体勢は整っているようですね。
この2頭の3歳牝馬勢が、強力だと思います!
【ユニバーサルサンド】は少し乗り難しいところがあるということで、素直な気性で根性もある【セブンエナジー】を本命にしました。
◎4、セブンエナジー・別府騎手
〇2、ユニバーサルサンド・増沢騎手
▲1、ノボチャン・山本騎手
△7、セイカペガサス・平山騎手
発走は、15:10です。
続いて10レース
ガイア賞
まず注目しているのが、外枠2頭。
別府騎手が騎乗する【マルハチトドロキ】と、池本騎手が騎乗する【ヤクシンロード】。
【マルハチトドロキ】は、今年の夏は体が減ってしまって順調さを欠いていましたが、涼しくなって状態も上昇↑
揉まれないことが条件ですが、外枠に入ってその心配も少ないです。
【ヤクシンロード】は昨年秋に3連勝をした素質馬です。
ただ、その後体調を崩してなかなかリズムに乗れないでいましたが、ここにきて復活の兆し。
まだしっかりと追い切りをかけられないそうですが、それでも前走を見ると、かなりの能力を感じます。
ここも3歳牝馬2頭が上位ですね。
◎8、マルハチトドロキ・別府騎手
〇9、ヤクシンロード・池本騎手
▲3、エフテーバクダン・宮下騎手
△2、ダイヤイーグル・山本騎手
発走は、15:45です!
エキストラ騎乗は、宮下瞳騎手の[1・2・3・4・7レース]です。
さすが女王、たくさん騎乗依頼がありましたね。
そして、8レースのレース名は...『ファイト!平山真希記念』
平山騎手は騎乗していませんが、こういう応援は本人も嬉しいだろうなと思います。
最終レース(16:20)終了後には...ポニーレース『レディースジョッキー ローズカップ』です!
レディースジョッキー ローズカップ出走表
頑張りますよ~
いよいよ、今年も『レディースジョッキーズシリーズ』が開幕します!
今年の日程はこちら↓
①11月16日(火)金沢
②12月1日(水)名古屋
③12月16日(木)荒尾
そして、出場騎手はこちら↓
・笹木美典騎手 北海道
・皆川麻由美騎手 岩手
・平山真希騎手 浦和
・宮下瞳騎手 名古屋
・山本茜騎手 名古屋
・池本徳子騎手 福山
・別府真衣騎手 高知
・岩永千明騎手 荒尾
・増沢由貴子騎手 JRA
残念ながら、高知の森井美香騎手が怪我のため欠場となってしまいました。
ただ、最終戦の荒尾シリーズに関しては、怪我の経過を見て可否を決めるとのこと。
無理はもちろん禁物ですが、年に1度のLJSですから、森井騎手の参加を心待ちにしたいです。
それでは、金沢シリーズの出馬表を見てみましょう。
9R 『アルテミス賞』
ここは中央未勝利から転厩して、2連勝中の【ユニバーサルサンド】増沢騎手が中心ではないでしょうか。
他の馬たちも3歳の若馬が多く、比較が難しいレースですね。
10R 『ガイア賞』
このレースはちょっと軸にする馬が難しいですが、前走で初の古馬相手にあっさりと勝った3歳勢3頭、【マーベラスキング】平山騎手、【マルハチトドロキ】別府騎手、【ヤクシンロード】池本騎手に注目しています!
詳細はまた現地に飛んでからアップしますね。
そして~
最終レース終了後には、女性騎手たち参加のポニーレースが行われます!
『レディースジョッキー ローズカップ』
私も1枠1番で参加します♪
久しぶりのレース...燃えて来ますよ!!
今年の未来優駿最終戦、名古屋『ゴールドウィング賞』。
勝ったのは4番人気【ミサキティンバー】でした☆
騎乗していたのは山本茜騎手。
人馬共に初の重賞制覇となりました!
レースは1枠の【モエレスペクタクル】が果敢にハナを奪うと、外枠から1番人気の【リンドドレイク】と【ブライトヒーロー】が並びかけ、3頭が少し離して引っ張る展開に。
2コーナー過ぎで早くも【モエレスペクタクル】の手応えが怪しくなり、前は【リンドドレイク】と【ブライトヒーロー】2頭の争い。
4コーナーでは前2頭と後続馬たちの距離が一気に縮まって、激しい叩き合いが始まります。
直線に入ったところで最内を突いた【ミサキティンバー】がグイっと伸びて、1/2馬身差の勝利。2着は後方からよく伸びて来た【ムーダ】が頑張りました。
山本茜騎手
「初めて重賞を勝たせてもらって、すごく嬉しいです。まだ実感はないんですけど。
この馬にはデビュー前から調教に乗せてもらっていて、厩舎一丸となってここまで来られたことが嬉しいです。
普段は大人しいんですが、敏感なところもあるので、これから人馬共に、一緒に成長して行きたいです」
桜井今朝利調教師
「前走はのんびり行き過ぎた感じだったので、今回は中団くらいにというイメージでした。
4コーナーでは行き場があるのか心配して見てたけど、よく頑張ってくれましたね。
茜がずっと攻め馬してくれた馬、結果を出せてよかったです。
まだ後ろ脚にゆるい所があるので、その辺りがしっかりして来たら、他地区への遠征も考えてます。
次走は、名古屋での認定競走を視野に入れて調整していきます」
前走の負けを生かして、激戦を制した【ミサキティンバー】&山本茜騎手。
これからどんな成長を見せてくれるでしょうか♪
他地区への遠征も...ということですから、本当に楽しみですね!
今日は未来優駿第7弾、最終戦となる名古屋『ゴールドウィング賞』です!
『ゴールドウィング賞』出走表
今年はかなりいいメンバーが集結しましたよ。
転入馬もいて、ちょっと比較が難しいです...
予想の前に、参考レースを順に振り返って行きましょう。
まずは10月6日、名古屋で行われた2歳特別から。
勝った【ナラセジンダイコ】は、1枠からのスタート。内から上手く外に出して、すんなりと3番手に付けます。
勝負所で先頭に迫ると、直線ではグングンと突き抜けて4馬身差の圧勝でした。
意外にも、【ナラセジンダイコ】にとってこれが初勝利となりましたが、19日に行われた『若駒特別』も勝利して、現在2連勝中。
名古屋1600メートル2戦2勝と、今回と同じ舞台で結果を出しているのが大きいですね。
2着だった【ミサキテンバー】は、後方から追い上げるも、【ナラセジンダイコ】が抜け出した後で、今回は影を踏むことも出来ませんでした。
それでも【ナラセジンダイコ】に勝利したレースもありますし、能力的に劣っているとは思いません。
デビューから安定して結果を残しているし、展開1つで好勝負出来るはずです。
続いては、10月19日に行われた2歳特別。
勝った【リンドドレイク】は笠松所属馬。
前3頭を見る形で4番手を追走。勝負所で先団を捉える勢いで、直線向いた所で【ブライトヒーロー】と馬体を併せますが、すぐに突き抜けて4馬身差の勝利。
2着は2番手から【ブライトヒーロー】がよく粘りました。
ただこのレース、同じ日に【ナラセジンダイコ】が勝った『若駒特別』があったため、1組とはいってもメンバー的には若干手薄な印象。
そして、10月29日笠松で行われた『ジュニアクラウン』。
このレース、道営から転入初戦だった【モエレスペクタクル】が逃げて、常に半馬身差くらいでマークされ、かなり厳しい展開。
【モエレトゥループ】は後方から、3,4コーナーで一気に先団に追いついて、直線は【モエレスペクタクル】との叩き合い。
ゴール前で【モエレトゥループ】がクビ差差し切っての勝利でした。
これで【モエレトゥループ】は2連勝。
名古屋への遠征経験もあるし、脚質からいっても距離が延びるのはプラス。
初の1600メートルも苦にしないと思います。
対する【モエレスペクタクル】は、かなり厳しい展開の中、最後までよく粘りました。
2着だったとはいえ、負けて強しの印象。
転厩2戦目だし、道営時代に1700メートル戦の経験もあり。
1枠に入って、ハナに行く展開になるでしょうし、侮れない存在です。
比較が難しいのが、名古屋初出走となる2頭。
まず【ムーダ】ですが、前走から名古屋に転厩して来て、初戦はJRAの『萩ステークス』。
さすがに相手は強かったですが、強敵相手に揉まれて来ているだけに、どんなレースを見せてくれるのか楽しみな1頭です。
【レディダイヤ】はJRAからの転厩初戦で、新馬戦2着の成績が光ります。
ただ、芝1200メートルを3戦して、ダートは1戦のみ、しかも15着ということで、どのくらいの能力があるのかちょっと読めない感じ。
鞍上と厩舎を考えると、あっさりもあるのかなという期待もあります。
ということで...
私の本命は【モエレスペクタクル】。
とにかく、転厩初戦の内容がよかったです!
2着だったのでオッズ的にも面白いと思うし。
対抗は2連勝中の【ナラセジンダイコ】。
【モエレトゥループ】と地元で実績を挙げている馬を中心にしました。
◎1、モエレスペクタクル
〇10、ナラセジンダイコ
▲2、モエレトゥループ
△11、リンドドレイク
△8、ムーダ
発走は、16:05です!