ここからは、競馬界以外の受賞者たちをご紹介して行きます。
内閣総理大臣杯【大賞】を受賞したのは...男子プロゴルフ・石川遼プロ。
「名誉ある賞をいただき、この上ない感激です。
1年地味に練習した成果で、年末に皆さんの前で表彰していただいて、本当に嬉しいです。
どんなに辛く苦しいことがあっても、必ずこの賞が後押ししてくれると思います。
2年連続でこの素晴らしい賞をいただいて、どれほど感謝していいかわかりませんが、来年もこの賞に恥じないよう、精一杯頑張ります!」
【殊勲賞】・【特別賞】・【国際寛容賞】という3つの受賞となったのは...プロ野球・原辰徳監督。
「読売巨人軍監督の、原辰徳です。
2009年はあっという間の1年でした。WBC、ペナントレース、クライマックスシリーズ、日韓とすべて勝利することが出来ました。
監督という仕事は...野村監督がいらっしゃる前で恐縮ですが...
負けて反省、勝って教えられる。選手やスタッフに支えられ、なお一層ファンを魅了する野球をする。この場を借りて、誓います。
日本人で初めて、国際寛容賞をいただいたことについては...
なんと表現したらいいかわからないくらい感動しています。
果たして私が本当に寛容力を持っているのか...(笑)
ただ野球が好きで、素晴らしい選手やスタッフに支えられてきました。
アメリカでWBCを戦っている時、日本のみなさんが狂喜乱舞して喜んでくれたということを後で知りました。
少しでも世界平和のお役に立てたのだとしたら、とても光栄です」
〔国際寛容賞とは――世界中で寛容の心を持って社会活動を行なった人に、国連から贈られる賞で、日本人として原辰徳監督が初めて受賞しました〕
【殊勲賞】・【特別賞】を受賞したのは...ワールドベースボールクラシック日本代表です!
同じく、【殊勲賞】・【特別賞】を受賞したのが...大相撲・白鵬翔関。
「ありがとうございます!これからも精進して行きます」
【最高新人賞】に輝いたのは...福岡ソフトバンクホークス・摂津正投手。
「このような素晴らしい賞をいただいて、本当に嬉しいです!
来年もこの賞に恥じないよう、精一杯プレーします」
【特別賞】には...Jリーグ・鹿島アントラーズ、プロボクシング・長谷川穂積選手、女子プロゴルフ・横峯さくらプロが選ばれました!
横峯さくらプロのコメント
「このような名誉ある賞をいただいて、大変光栄に思います。
来年もこのような賞がいただけるよう、頑張って行きます!」
【特別功労賞】に輝いたのは...女子テニス・杉山愛選手。
「このような素敵な賞をいただいて、嬉しく思っています。
私はテニスからかけがえのないものをたくさんんもらったので、どういう形になるのかわかりませんが、スポーツを通して返していけたらと考えています」
同じく【特別功労賞】を受賞したのは...中日ドラゴンズ・立浪和義選手。
「名誉ある賞をいただき、本当にありがとうございます!
22年間ドラゴンズ、そして野球から幸せをいただいて来ました。
微力ではありますが、今後は野球界に恩返しして行きたいと思います」
【スポーツ功労者】には...新日本キックボクシング協会理事・藤本勲氏、日本相撲協会・渡辺大五朗氏、東北楽天ゴールデンイーグルス名誉監督・野村克也氏の3名が選ばれました!
野村克也氏のコメント
「素晴らしい賞をいただきまして...言葉がみつかりません。
振り返れば、18からプロ野球に接して来て、選手、解説者、監督として精一杯やってきました。
この賞のお話をいただいた時、女房とも素直に受けるかどうか相談したんですが、
『胸張って行って来なさい』と言われました。
これからも野球界に貢献していきたいですねぇ。
何故か解任されてしまいましたが...まだ納得してませんが...出来ればもう1年監督を続けたかったですね。
ぼやきはこのくらいにして(笑)、感謝の言葉で締めくくりたいと思います」
【功労賞】
・大相撲:魁皇博之
・プロ野球:立浪和義
・男子プロゴルフ:藤井久隆
・女子プロゴルフ:鈴木美重子
・Jリーグ:松崎孝紀
・プロボクシング:江口啓二
・プロボウリング:山本勲
・日本レースプロモーション:ロイック・デュバル
・ダンス:河内芳朗、河内方子
・JKA競輪:武田豊樹
・JKAオートレース:木村武之
・競艇:松井繁
・キックボクシング:蘇我英樹
【新人賞】
・大相撲:翔天狼大士
・プロ野球:摂津正
・男子プロゴルフ:塚田陽亮
・女子ゴルフ:ソンボベ
・Jリーグ:渡邉千真
・プロボクシング:細野悟
・プロボウリング:佐藤まさみ
・日本レースプロモーション:塚越広大
・ダンス:瀬古薫希・瀬古知愛
・JKA競輪:木暮安由
・JKAオートレース:廣瀬雅勝光
・競艇:平山智加
・キックボクシング:緑川創
―以上敬称省略―
受賞者の皆さん、本当におめでとうございました!
皆様、明けましておめでとうございます☆
2010年最初の Red Viwe は、昨年末に行なわれた『日本プロスポーツ大賞』授賞式の模様をお伝えします!
まず、地方競馬界から受賞したのは...
功労賞:岩手・小林俊彦騎手
(82年のデビューから27年のキャリアで着実にその地歩を固め、積み重ねた勝利は3300を超える。
騎乗に対する真撃な姿勢やフェアプレイ精神は後進の格好の規範ともなっており、地方競馬を代表する騎手の一人として信望を集めている。)
「受賞会場に来て、改めて賞の重みを実感しました。
この賞に恥じないよう、励みにしてもっと頑張らなきゃ。
今は競馬だけじゃなく、世の中が不況。
地方の1騎手だけど、自分に出来ることはとにかくいいレースをすること。
騎手会長として、存廃問題などで県民のみなさんと交流を持ち、理解していただき、存続するこが出来ました。
恩返しがしたいと思い、福祉や震災などのチャリティを少しずつですがしています。
自分自身のこととしては...怪我のないよう、1レース1レース大切にしていきます!」
新人賞:ばんえい・長澤幸太騎手
(1月の初騎乗初勝利以降、瞬く間に頭角を現し、10%に近い高い勝率で早くも60勝に到達、重賞制覇も果たした。
騎手のスキルが大きなウエイトを占めるといわれるばんえい競馬で、新人騎手としてこの成績は驚異的であり、将来が嘱望される。)
「会場に来たら、もの凄い方ばかりで緊張しました。
野球が好きなので、原監督にお会いできたことが1番嬉しかったです。
デビューしてから、色々な方に支えてもらってここまで来ました。
自分ひとりの成績ではないです。
2010年はさらに頑張って、ばんえい競馬をもっと多くの人に知ってもらいたいです!」
そしてJRAからは...
功労賞:横山典弘騎手
(デビュー24年目の2009年、日本ダービーを悲願の初制覇するなど、年間重賞勝利数では全国トップを走り、大舞台での勝負強さを発揮している。
7月18日には中央競馬史上5人目、現役では2人目となるJRA通算2000勝を達成している。)
新人賞:松山弘平騎手
(初騎乗でいきなりの初勝利を挙げると、同日に2勝目をマーク。競馬学校卒業生として史上2人目となるデビュー日2勝の快挙を達成。
その後も順調に勝ち星を伸ばし続け、夏の小倉開催で14勝を挙げるなど、今後の活躍が期待される。)
功労賞を受賞した、横山典弘騎手、小林俊彦騎手
新人賞を受賞した、松山弘平騎手、長澤幸太騎手
2009年の競馬界を盛り上げてくれた、4人のジョッキーたち...
本当に、おめでとうございました!
2010年の活躍も、期待しています♪