北海道のリーディング調教師、角川秀樹先生。
昨日は、門別・『サンライズカップ』と川崎・『鎌倉記念』という2つの重賞を制覇しました!!
これは快挙ですっ☆
―NARグランプリ2008にて 最優秀2歳牝馬に選ばれた【アンペア】の表彰式
左・山口竜一騎手 中央・角川秀樹調教師 右・オリオンファーム:三浦啓一さん―
早速、電話インタビューしました!
まずは、川崎『鎌倉記念』を勝った【ナンテカ】のお話。
「普段はけっこううるさい面を見せるし、どちらかというと乗りやすい方ではないんですよね(笑)
でもレースはすごく乗りやすいんですよ。
この馬は追ってからの反応がすごくいいので、好位のポジションにつけられれば常にいいレースをしてくれる。
カイバも普通に食べてくれるし、扱いやすく特に癖はないんです。
レースセンスが良くて、器用さがあるので、次の目標は小回りの船橋『平和賞』を目指そうかと考えてます。
これからオーナーと相談して決めますよ。」
同じレースで1番人気・3着だった【ブンブイチドウ】については...
「今回は馬場が響いたのかな。
あとゲートを出て左にヨレてたので、左回りも影響してるかもしれないですね。
自分のレースが出来ればと考えていたけど、道中は後ろからになってしまいました。
普段は先行タイプで、もっと前で競馬するんです。
でも最後はよく伸びてくれました。あんな脚を使ってくれたのは初めて。
新しい面を見せてくれました。
門別の広いコースだったら...と思える内容でしたね。
次走は門別『北海道2歳優駿』を目指す予定です。」
そして、門別『サンライズカップカップ』を快勝した【ビッグバン】
「もともと将来はうちのナンバー1にと思ってた馬が、ようやく開花したという感じです。
男の子の割には食いが細くて、理想の体重になかなかならなくて。
付いてほしいところに筋肉が付かなくて、トモの踏ん張りがなかったんです。
それがお盆を過ぎて涼しくなってきて、食いが良くなった。
トモに力が付いて、しまいのキレ味が出るようになりましたね。
今回も強い競馬をしてくれたけど、あれでも遊んでるよ(笑)
前回、今回の走りを見て、中央馬相手でも見劣らないと思う。
最大目標は【ブンブイチドウ】と同じく、『北海道2歳優駿』です!」
そしてもう1頭は、牝馬の【オノユウ】について。
「530キロ前後の、本当に大きな馬ですよ。
何事もいたって扱いやすくて、まるで2歳じゃないみたい(笑)
大人な女の子なんです。
『エーデルワイス賞』を目標にしてるんですが、出来ればもう少し距離があったほうがいいかな。
1200mの栄冠賞を勝ってはいるんだけど、その時から距離はもう少しあった方がいいんじゃないかって話だったから。
でも牝馬同士なら、1200mでも大丈夫でしょう。」
この他にも、55頭の馬を管理してるそうですよ!
競馬場のすぐ裏にある育成牧場を丸々使って、入れ替えながら調整しているということです。
道営競馬を引っ張る存在の角川厩舎。今後も大注目です!!