明日は帯広競馬場で、『岩見沢記念』が行われます！
　
現在は帯広競馬場のみの開催となっているばんえい競馬ですが、もともとは［旭川・岩見沢・北見・帯広］の４場を回りながら開催していました。
それぞれの競馬場の名前を拝した４つのレースは、ばんえい競馬の中でもとても権威のあるレースです。
　
明日の岩見沢記念は『旭川記念』に続く第２弾。
３月の大一番『ばんえい記念』に向けて、段々と重量が重くなっていくのです！
　
　
まずは明日の馬場水分を見てみましょう。
今日が４，５％。
明日の帯広競馬場ピンポイント天気予報では、朝からお昼にかけて弱い雨がパラつく予報。
ということは、今日より少し軽い馬場になりそうですね。
とはいっても弱い雨ですから、高速馬場にはならないでしょう。
　
そしてもう１つ気になるのが、砂の入れ替え。
新しく砂を入れたということで、これまでよりも時計のかかる馬場になりそう。
　
明日はパワーのいる馬場になると仮定して...予想を進めて行きます！
　
　
　岩見沢記念出走表
　　　　
　
　
本命にしたのは...大好きな【フクイズミ】です♪～
『旭川記念』『ばんえいグランプリ』を制している今季は、牡馬相手でも本当に強い競馬を見せてくれていますね。
第２障害を越えてからの、最後の末脚は圧巻で、鳥肌が立つようなレースを見せてくれます。
　
今回は斤量が８３０キロと、牡馬と１０キロ差しかありませんが...
女傑【フクイズミ】なら、この斤量でも目の覚めるようなキレ味を見せてくれると期待したいです。
　
対抗は、大外に入った【ホクショウダイヤ】ですね。
左利きの大口騎手が、思いっきり騎乗出来る状況です。
８４０キロの斤量は気になりますが、『旭川記念』『北斗賞』と２着に健闘しています。
１つ上の世代がかなり強いですが、この馬もどんどん強くなっていると思うんですよ。

　
そして【カネサブラック】。
この馬の堅実さはものすごくて、今シーズンは６戦４勝２着１回。
唯一馬券に絡まなかった『旭川記念』でも４着と、本当に大崩れがありません。
他の牡馬より１０キロ重い、８５０キロを引くのも仕方ないですね。
　
　
そして気になっているのが【スーパークリントン】と【トモエパワー】。
もう少し重い斤量戦になってこないと、この馬たちの展開にはならないかな...と思いつつ、パワーのいる馬場を考えると、今回も十分に出番がありそう。
　

　
　◎１、フクイズミ
　○１０、ホクショウダイヤ
　▲３、カネサブラック
　△７、スーパークリントン
　△８、トモエパワー

そして迎えた最終戦。
ここは１７００ｍ戦ということで、向正面からスタートして、コースを１周半します。
ジョッキーたちの、腕の見せ所です！
　
好スタートを決めたのは、９レースと同じく１枠だった的場騎手、そして山口勲騎手。
２人が押して少し競る形になりましたが、コーナーを利用して、的場騎手が先頭へ。
　
１周目のゴール板を通過する時にはペースが落ちましたが、そこはさすがリーディングたち。
それぞれに折り合いをつけて、綺麗な隊列で進んで行きました。
　
２周目の向正面ではペースが上がり、１番人気・村上忍騎手が上がって行きます。
３，４コーナーでは、逃げる的場騎手に、村上騎手と五十嵐騎手が襲い掛かりますが...
直線を向いた時にはまだ粘りを見せる的場騎手。
その差は縮まりそうで縮まらず、クビ差で的場騎手が２連勝を飾りました！
　

　


　１着：的場文男騎手
　２着：五十嵐冬樹騎手
　３着：村上忍騎手
　４着：山口勲騎手
　５着：赤岡修次騎手
　６着：木村健騎手
　７着：坂井英光騎手
　８着：吉原寛人騎手
　９着：尾島徹騎手
１０着：吉田隆二騎手
１１着：今野忠成騎手
１２着：戸崎圭太騎手
　
　
　という結果でした。
　
そして総合成績は...
　
　１位：的場文男騎手　　　　５６点
　２位：吉原寛人騎手　　　　４０点
　３位：今野忠成騎手　　　　３８点
　４位：五十嵐冬樹騎手　　　３８点
　５位：山口勲騎手　　　　　　３２点
　６位：坂井英光騎手　　　　３０点
　７位：吉田隆二騎手　　　　２９点
　８位：赤岡修次騎手　　　　２６点
　９位：木村健騎手　　　　　　２４点
１０位：村上忍騎手　　　　　　２１点
１１位：戸崎圭太騎手　　　　１８点
１２位：尾島徹騎手　　　　　　９点
　
　
　
優勝した的場騎手

「この年で、こんな夢みたいなことがあるんですね。
本当に喜びでいっぱいです。
調教師、厩務員、馬主、馬、そして兵庫県競馬組合、みなさんに感謝しています。
　
今までWSJSはいつも補欠ばっかりで、ずっと出たいレースでした。
阪神でも頑張って来ます！」
　
　
１０レースの表彰式のあと、SJTの表彰式があったのですが...

的場騎手がファンからのサイン攻めでなかなか表彰台に戻れない、という微笑ましい場面もありました♪
　

　
　２位：吉原寛人騎手　　　１位：的場文男騎手　　　３位：今野忠成騎手
　

第１ステージの船橋で１位。そして総合で２位だった吉原寛人騎手

「神がいましたね...。優勝するのは本当に難しいです。
でもこれまでは予選落ちばっかりでなかなかいい成績を出せなかったので、今回はすごく自信になりました！」
　

上位３名には、それぞれ賞金が贈られました！

　
　
出場されたジョッキーのみなさん、本当にお疲れ様でした☆
的場騎手の阪神参戦、楽しみに待ちたいと思います♪
　
　　

昨日園田で行われたスーパージョッキーズトライアル☆
日本中のリーディングジョッキーが集まって、激しい戦いを見せてくれました！
　
ここでジックリとご紹介して行きます。
　
　
昨日アップした集合写真はとりあえずの画像だったため...
こちらをどうぞ。
　

　
　
これなら尾島騎手、ハッキリわかりますよね？
　
　
　
さてさて、レースはというと...
　
園田第１戦は、岩手の村上忍騎手の馬が出走取り消しで１１頭での戦いとなりました。
スタートすると、地元の木村健騎手が逃げる展開で、かなりのスローペース。
尾島騎手、内に的場騎手、戸崎騎手、五十嵐騎手が好位で続きます。
　
直線に入っても木村騎手が先頭。内から的場騎手が抜け出して来て、２頭の一騎打ち。
最後は的場騎手が３/４馬身抜け出して勝利しました☆
　


的場文男騎手のコメント
　
「返し馬から反応が良くて、いい馬に当たったなと思いました。
レースでもずっと手応え良かったし、地元リーディングの木村騎手の後ろにいれば間違いないと思ってました。
頑張って走ってくれて、馬に感謝しています。
次のレースも精一杯馬の能力を出して、ファンの期待に応えたいです。
WSJSは一度も出たことがないので、ぜひ出てみたいです！
この年でもうチャンスは少ないから、出れたらすごくラッキーですね。
次のレースも頑張りますので、よかったら買って下さい（笑）」
　
　
９レースの表彰式で花束を渡されると...
「花は女性ですね」
と言いながら、女性ファンに手渡していました。
　
さすが的場騎手！ジェントルマンです！！
　

　　
２着は木村健騎手
　

　
「いいペースに持ち込めたと思ったのに...
もしかしたら、いけるかなと思ったのに...」
　
と悔しそうに戻って来ました。
　
　
９レースの着順は、
　
　１着：的場文男騎手
　２着：木村健騎手
　３着：今野忠成騎手
　４着：吉田隆二騎手
　５着：五十嵐冬樹騎手
　６着：吉原寛人騎手
　７着：坂井英光騎手
　８着：赤岡修次騎手
　９着：戸崎圭太騎手
１０着：尾島徹騎手
１１着：山口勲騎手
　

　
　この段階でポイント上位は...
　
　１位：今野忠成騎手　　３７点
　２位：的場文男騎手　　３６点
　３位：吉原寛人騎手　　３６点
　
　
　と大接戦！
　
最後の１０レースまで、誰が優勝するのかわからない展開になりました。
　
　

６レース終了後、出場騎手１２名の紹介がありました！　
　
園田の名物アナウンサー、吉田勝彦アナが一人一人を紹介していきました。
　
　
　
どのジョッキーにも背景があって、ドラマがあって...
吉田アナの名調子で、それぞれの個性が際立つ騎手紹介でした☆
　
　
　

こちらは集合写真。
　
　
　
前列左から２番目の騎手、誰かわかりますか？？？

見慣れない黄色い勝負服...
　
実は、笠松の尾島徹騎手なのです！
勝負服、忘れちゃったんですって（笑）
こんなこともあるんですね。お茶目な尾島騎手☆
でも黄色も似合ってますね。
　
　
さぁいよいよ、９レース・１０レースで、勝負が決まります！！
　
　

今日はスーパージョッキーズトライアル第２ステージが行われる、園田競馬場に来ています♪

　　
カラッと晴れて競馬日和になりました！
　
　
１２月の阪神競馬場、ワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場権を懸けて...
各競馬場のリーディングジョッキーたちが戦いますっ！
　
９月２５日、船橋競馬場で行われた第１ステージでは、金沢の吉原寛人騎手が第１位。
川崎の今野忠成騎手が２位で、残念ながら予選落ちは、福山の楢崎功祐騎手、兵庫の木村健騎手でした。
　
そして名古屋の岡部誠騎手が落馬負傷してしまい、今日は不参加...。
１３位の木村健騎手が繰り上がり参加となりました。
　
　
　
園田競馬場で、どんな戦いを見せてくれるのか、今から楽しみです♪
　
　
　
　
　
今日の３レースでは、今年デビューした山田雄大騎手が初勝利を飾りました☆
　
「逃げられたら逃げてって言われてました。
川原さんが来た時は一瞬ヒヤっとしたけど...直線また頑張ってくれました。
　
今日勝てなかったら乗り替わりと言われていたし、今までずっと勝てなくてプレッシャーもありました。
ここまで長かったです...初勝利出来て、本当に嬉しい！正直、ホッとしました。」
　　
　
　　
フレッシュな笑顔を見せてくれました☆