7月6日に行われる、『オッズパーク ファンセレクション イン 笠松』の投票結果が発表されましたね。みなさん、投票しましたか?
第1位キャプテンハート
第2位ワイティタッチ
第3位トミノダンディ
という結果になりました。上位はかなり接戦だったようです。
こんな風に、ファン投票で上位に入る事は、関係者にとっても誇らしい事であります。
その昔、高崎競馬が存在した頃、12月31日に【高崎大賞典】という1年を締めくくる大レースがありました。このレースはファン投票と、それまでの実績で出走馬が選ばれるレースで、デビューして何年も、私には騎乗機会がなかったのです。
しかぁ〜し。ある年、【エアーホースワン】というOP馬が、私のお手馬になりました!先輩の米田真由美騎手が北関東菊花賞を制した馬で、米田騎手と、その後鞍上だった工藤騎手の引退に伴って、私に回って来たのでした。
その年の【エアーホースワン】は、大賞典に出場出来るか微妙な位置にいたので、どうしてもファン投票で選出されたい!と思った私は両親に、
「エアーホースに投票してね。」と頼みました。
すると、娘思いの両親は、親戚・友人・知人に投票を頼み、馬主さんもかなりの組織票を動かし、なんとファン投票1位という事になりました!
2年連続で大賞典連対中の、バリバリOP馬【デルマキングオー】を押さえての1位ですから、ものすごい事なんです。【デルキン】の鞍上・水野騎手に、
「人気はエアーホースの方が上です!」
と鼻高々に宣言しても、全く相手にされなかったけれど。。
結果は4コーナーまで逃げて、【デルキン】に並ぶ間もなく交わされましたが。。見せ場は作ったという事で、ファン投票1位の名誉は守ったつもりです。
ちなみに、写真は【エアーホース】ではありませんが。。こうやって、いつも運動してたなぁ。
さっきテレビを見ていたら、『キンキキッズ10周年記念ライブ』なるものを放送していた。
そうか、キンキもデビュー10周年か・・と、妙に感慨にふけったりする。
とり立ててキンキファンという訳でもないのだけれど、私が競馬界に入った年と、キンキのデビューが同じだったため、曲を聴いたりすると懐かしい思い出がフラッシュバックする。なかなかどうして、キンキの曲は名曲揃いでもある。
地方競馬教養センターに入った時、外界との接触のなさに度肝を抜かれたものだけど、唯一の繋がりといえるのが、厩舎で流れるラジオ?だか有線?だかの最新音楽だった。
我が同期生たちは全員男子で、当時デビューしたキンキが相当お気に入りだった模様。
「俺が剛だ!」「俺が光一だ!!」と言っては、争って【硝子の少年】や【愛されるよりも愛したい】を振りつきで歌っていた。
当時は、「フッ、子供ね。」と横目で見ながらスピードを口ずさんでいた私であるけれど、今となっては忘れられない思い出の曲になっている。
特に、通常の学校でいう卒業式に当たる、終了供覧で流した【青の時代】は思い出深い。
2年間の集大成ともいえる終了供覧は、前半は全員で曲に併せて隊列を組んで演技をし、後半は模擬レースをするというもの。家族や調教師も見に来ているし、生徒としての最後の騎乗となる。
我が68期は巣立って行く時の曲に【青の時代】を選んだ。今でも、アノ曲を聴くと卒業する時の嬉しさと不安な気持ちを思い出す。我が同期ながら、いい選曲だった。
29歳になった今でも、カラオケでキンキを歌われるとジーンときてしまい、歌っている殿方が3割増しにカッコ良く見える。曲というのは、スゴイ力を持っている!!
シャバでは有り得ない、貴重品ロッカーならぬ、お菓子入れロッカー。カギは先生に預けます。
センターでは現金なんて見向きもされません。お菓子やジュースが最も大切な貴重品。そんな不思議な世界で聴いた曲は、一生忘れられないでしょう。