NARグランプリが発表になり、気になる『優秀女性騎手賞』の行方は、
・宮下瞳騎手(名古屋)
・山本茜騎手(名古屋)
・別府真衣騎手(高知)
の、3人同時受賞という結果になりました!!
凄いですねぇ・・数年前までは、『優秀女性騎手賞』該当者ナシ・・なんて事が続いた時もあったのに・・。山本茜騎手は、『優秀新人騎手賞』とのダブル受賞☆女性騎手初の快挙です!
授賞式当日は、張り切って取材に行こうっと♪私服姿が、また3人とも素敵なんですよ。
さてさて、NARグランプリの話は、また後日詳しくする事にして・・・今日は、「お洒落」について語ってみようと思います!
ナゼ、「お洒落」の話かというと・・映画『プラダを着た悪魔』に感化されたから!!男性にはあまり興味のない分野だと思われますが、女性は必見です!
映画館でメガネを忘れた事に気付いたワタクシ、仕方なく1番前の席で観たんですけど・・目と首が痛かったんですけど・・面白かったからいいんです♪
みなさんも、自分なりに「お洒落」が決まった日は、朝からご機嫌になりません?新しい靴を履いた日は、足どりも軽くなりません??
私はこういうトコ、かなり単純に出来ているので、「お洒落」をしている日としていない日では、性格まで違ってきます。よって、ノーメイクにスエットの時は危険です・・。
ムリヤリこじつけちゃいますが、競走馬も「お洒落」は大事!彼らの場合は「お洒落」というより、「身だしなみ」と言った方がいいかな。
パドックで跨った時、たてがみボッサボサだったり、身体が汚れていたりすると、騎手だって萎えますもん。だからって、頑張りますけどね。
逆に、ピッカピカに磨かれたボディに、たてがみサラサラだと、厩務員さんのやる気と馬への愛情を感じ、その気持ちに報いたいと思うのが人情ってもの。馬たちをピカピカ&サラサラな状態で保つのは、大変な労力ですからね。
高崎時代、ほとんどの厩務員さんはキレイにしてたけど、中には無頓着な人もいて、たてがみが有り得ないくらいロンゲで・・ま、長いのはいいけど梳かしてないんで、レース中に手やステッキに絡まっちゃって、もぅ大変なんですよ!追う時とか、ステッキ持ち替える時とか、本当にジャマで・・。 レース終わって上がって来ると、手にいっぱい抜けたたてがみの残骸が・・馬は痛くないのかな?
とにかく、馬も人も「お洒落」をした時は、気合いが入って輝きが違う!と。そういう事が言いたかったわけです。ま、馬はいつもピカピカでいいけど、人間はたまにするくらいが丁度いいかも☆
茜ちゃんの独壇場で終了した、名古屋ラウンド。
初のシリーズ化で、みんな仲が良く、本当にこの日が来るのを楽しみにしていた様子☆
それでも、レースで負けたら悔しい・・コレ、ジョッキーの常識。この晴れ舞台でいい成績を上げようと、みんな意気込んでいました。
総合第2位だった別府真衣ちゃんは、暫定1位でこの日を向かえました。8レースが迫るまで、馬場に張り付くようにしてレースを観戦。
「1度でも名古屋のコースを体験出来れば、全然違うんだけどなぁ・・。」と言っていた。
レースが終わり、第2位に決まった後は、
「あれだけポイントを離されて負けたら、悔しいとも思わない。でも、来年は・・覚えてろよ〜!」と、かわゆい顔してリベンジに燃えていた。
シリーズ通して騎乗馬に恵まれなかった美典ちゃんは、久し振りの実戦&初コースにとまどった様子。
8レースが終わり馬から下りると、
「もぅ、足がパンパン・・」と嘆いていた。北海道は休み中ですからね。高知以来のレースだったわけです。レース勘というのは、やっぱり調教で馬に乗っているだけじゃダメ!しょっちゅう乗ってる人と、ほとんど乗ってない人じゃぁ、かなりのハンデ差が生まれますよね。
名古屋ラウンド2位、総合でも3位を獲得した皆川真由美ちゃんは、終始ご機嫌♪
「荒尾の2レースで逃げ切り勝ちしてから、運が向いたんですよ〜!!」と嬉しそう。
確かに、その後地元・盛岡では初の特別を勝ち、LJSでも6戦中1度しか着を外さないという堅実ぶり。
この日名古屋に集まったファンからも、
「皆川ちゃんのファンになった!!」
「皆川、頑張ったなぁ!!」
と声援を受け、新しいファンを獲得。
「このまま行ったら、今年は凄いですよ、私!」とノリノリのコメント☆
名古屋ラウンドではいい馬を引き当て、逆転優勝も期待されていた宮下瞳騎手は、傍目にはサバサバして見えたけど、やっぱり悔しそう・・そりゃそうですよ、私だったら絶対悔しいもの。
女性同士のレースではなかなか成績が上げられず、今回のシリーズの高知で初めて1着を獲り、本当に嬉しそうだった。宮下さんは、優秀女性騎手賞を何度も受賞し、女性騎手の勝利数日本記録を達成して、華やかな報道をされているけれど、騎手の学校時代から、超努力の人。今だってそう。その努力は報われていると考える事も出来るけど、もっともっと報われる日が来てほしい!と、私は思ってしまう。
だって昔から、宮下さんは私の憧れの人・・憧れの人が悔しい思いをしているのは、私だって悔しい・・なーんて、ずいぶん私情をはさんでしまいましたが・・。
そして、優勝した茜ちゃん。
騎乗馬に恵まれた事をしきりに気にしていて、
「みんなの前で、クジ引いたんですよ。公正ですよ。」という。
・・アノ騎乗ぶりを見たら、そんな事みんな気にしないよ!
それに、印がついてた馬は他にもたくさんいるんだから。ねぇ、みなさん?
60万円相当という、優勝商品のダイヤのネックレス。これが、以外に?かなり可愛いんですよ!誰が選んだんだろ?名古屋の人かな?茜ちゃんも、とっても気に入った様子でした!
ここまでの活躍を本人も予想してなかったようで、
「運がいいんですよ!」と言ってたけれど、運だけじゃ、こんなに勝てないのが競馬の世界。現に私だってかなり運がいいけど、勝てなかったもの。
勝っても驕らず、周りにも気を配る・・23歳なのに、出来た娘よのう・・
第1回レディースジョッキーズシリーズが終了しました!!
みなさん、もう結果はおわかりだと思いますが・・もう1度回想したいと思います。
まず、今日の名古屋、LJSのスタートは私が初のMCを勤めたジョッキー紹介から!
もうね、緊張して「LSJ」と言い間違えたりしましたが・・ファンの方たちがウケてくれたので一安心。女性ジョッキーたちもレアなネタを披露してくれたので、かなり楽しいMC初体験でした!!
さてさて、本番のレースですが。
8レースはばらけたスタート。ちょっと別府騎手がはさまれた感じで後退・・山本騎手がすんなりハナかと思いきや、笹木騎手がひっかかり気味でハナ。本命・宮下騎手が3番手。
でも宮下騎手の馬、ちょっと手ごたえ怪しい感じで向正面からムチが入っている様子。直線に入る頃には山本騎手の逃げ切りが濃厚!最後、皆川騎手が全力で追うも3着まで・・名古屋ワンツーフィニッシュとなりました☆
続いて10レース。今度は熾烈なハナ争い?!と思いきや、牛房騎手がすんなりハナ。と思ったのは引っ掛けで、別府騎手が先頭へ。1600m戦のため、さっきより抑えている騎手が多数。
3,4コーナーからは山本騎手vs宮下騎手の一騎打ちの予感・・それを皆川騎手の大健闘で、宮下騎手を抜き山本騎手にも迫る勢い!
結局山本騎手の2連勝、2着皆川騎手、3着宮下騎手という、8レースと2,3着がひっくり返った成績になりました☆
総合成績
1位、山本茜
2位、別府真衣
3位、皆川麻由美
4位、宮下瞳
5位、森井美香
という結果に。
いやぁ、今日も茜ちゃんスペシャルな1日でした!ホントに彼女はどこまで行くんだろう???
今年もわくわくさせてくれる事間違いナシですね♪
本日は晴天なり☆LJS最終ラウンドにふさわしいお天気に恵まれました!
早速名古屋競馬場にて、和んでいる女性騎手たちをキャッチ!!
コタツの上には豪華な食事にケーキまで・・至れり尽くせりですね。2004年の第1回荒尾開催では何も食べるものがなく、超ブーイングののち、でっかいオニギリが振舞われたっけなぁ。レディース招待競走も回数を重ね、開催する側も手探り状態からここまでもってきてくれたんですから!表に出る事はなかなかないけど、縁の下の力持ちに感謝!感謝!!
さて、リラックスしている女性ジョッキーたち。ほのぼのとした会話を楽しんでいる。これだけ短期間に3回も集まっているのだから、例年以上に仲がいい♪
現在3位の皆川騎手は、みんなから「いい馬乗ってるねぇ。」と指摘され、
「えっ?そうなの??」と慌てて新聞チェック☆気合を入れ直してました!
現在1位の別府騎手は、
「ここまで来たからには逃げ切りたい!!」と燃えている。
地元の新聞では、地元の宮下騎手・山本騎手に多く印がついているけれど、何が起こるかわからないレディース競走。女たちの熱き戦い最終戦、お見逃しなく!!
2日のレース中、荒尾の岩永千明騎手が落馬負傷・・LSJ最終戦を欠場する事になってしまいました・・競馬に怪我はツキモノとはいえ、残念だし、どんな状態なのかとても心配です。
明日の名古屋は9人で争う事になりましたが・・出馬表を見ると、ずいぶん難解なメンバー構成。
まず8レース。あまり前に行く馬がいないので、6番・山本騎手が楽に単独ハナを奪うと予想。9番・宮下騎手が外から2番手で、強いレースをしてくれるのでは??
と、ここまでは単純に想像出来るけど、2,3着がわからない。スローペースなら前残りだから、ある程度前にいる馬かなぁ・・。
◎9、宮下瞳
○8、皆川麻由美
▲6、山本茜
△5、笹木美典
そして10レース。今度は一転して超ハイペースになる模様☆
2番・別府騎手、3番・森井騎手、4番・皆川騎手、6番・宮下騎手、7番・午房騎手のハナ争い。私の独断と偏見では、別府騎手か皆川騎手がハナ、宮下騎手が2番手で、9番・山本騎手が3番手という予想。馬たちの成績はみんないいので、流れひとつで勝敗が決まりそう。
◎6、宮下瞳
○9、山本茜
▲8、平山真希
△2、別府真衣
こんな感じで名古屋総合優勝は宮下騎手、2位が山本騎手で、LSJ初代女王は山本茜騎手と予想してます♪2位が難しいところで、宮下騎手優勝と考えても、別府騎手が3位までに入れば総合2位決定!4位なら宮下騎手が2位という、名古屋ワンツーフィニッシュが待っている。
ただ名古屋ラウンドは今までよりもポイントが高いので、一発逆転が狙えるのもホント。
明日の名古屋で最終決戦!いいお天気になりますように・・・