今月16日と24日に、中央競馬のワールドスーパージョッキーズシリーズ出場権を懸けて、地方競馬を代表するジョッキーたちが戦います!
16日はまず盛岡で、14名の熱き戦いが見られるわけですが、その14名のプロフィールに注目してみると、面白い事が見えて来た。
最年少である、川崎・今野騎手、名古屋・岡部騎手、高知・赤岡騎手は、共に1977年の3月生まれ。同じ年の同じ月に生まれた人が、3人も名ジョッキーになるなんて・・この年の3月は、そういう星の働きがあるのだろうか??
そういえば、「ジョッキーは早生まれが多い」という記事を昔読んだ事がある。14名中、半分の7人が早生まれである。全国のジョッキーはどうだろう?という事で、調べてみると・・
1位、3月(53名)
2位、1月(47名)
3位、9月(39名)
という結果になった。1番少ないのは4月の15名で、続いて5月・12月の18名。3倍以上もの差をつけて3月の圧勝!!武豊騎手も3月生まれだし、ジョッキーには3月生まれが1番向いているという事かな?ハタマタ、生まれ月というより、星座かも?山羊座・みずがめ座・魚座が多いのだ。
星座では大まかな性格を判断出来るけど、努力家の山羊座、博愛主義であるみずがめ座と、優しいロマンチストの魚座である。ジョッキーはみんな、動物好きですからねぇ。ムチで叩くけど、愛撫もする。根本的には、優しい人が向いてるんですかね。
そうそう、もう1つ気になったのが、14名中4人の7月生まれの存在。総合では6位(28名)なのに、その内4人がリーディングというのは、かなり多い数字である。7月の星座といえば、素直で親分肌の蟹座と、前向きでリーダーシップが強い獅子座。リーディングが多いのも納得!!
まぁ、単純には判断出来ないですけどね。占いとか、大好きなんで・・
血液型はどうなんだろ?赤見研究所の勝手な見解では、O型とB型が多い気がする。こうなると、調査せずには眠れない・・時刻は午前2時を回りました・・果たして、床につくのは何時になるやら・・・
遅ればせながら・・安倍総理大臣の著書『美しい国へ』を読みました。
とても話題になっていて、この本の内容に対して批判的な意見もある。今まで政治に対しては、あんまり興味のなかった私ですが、コレを読まない事には、何を批判しているのかさえ理解出来ない。
という事で読んだ訳ですが、以外?に解りやすかった!歴史認識や年金、教育などかなり幅広く、一つ一つの問題が丁寧に書かれている。あとがきを読んだら、若い世代にこそ読んでほしい!と書かれていたので、政治を知らない人の目線で書いたんだな、と思いました。
安倍総理の意見や、自民党のしてきた事はよく理解出来たけど、だからと言ってすべてに賛成とは思わなかった。是非とも実行してもらいたい考えもあったし、それはどうだろう?と疑問に思う部分もある。
でもそうやって、何が問題なのかを知る事は大切!今まではマスコミが「小泉総理は凄い!」と報道すれば凄いと思ってたし、逆に「こんな法案が可決されたら大変だ!」と言われれば、そりゃ大変!と思っていた。
そんな私を見て、恩師である新谷さんは、「お前は本当にバカだな・・」と嘆いていたけれど・・。興味ないとは言いながら、やたらと税金が上がると腹立つし、年金が本当に貰えるかだって、凄く気になる。
それなのにナゼ、今まで興味を持てなかったんだろう?私と同じような人は、きっといっぱいいるはずだ。現実、自分の事だけでいっぱいいっぱいで、国の事まで考えてられないし、私が考えてもしょうがないでしょ?と思っていたもの。そんな私に、『美しい国へ』は、将来の日本の事を考えるキッカケをくれた。
日本が豊でいい国になれば、その時は競馬ももっと良くなるはず!日本の競馬がレベルアップするためには、頂点よりもむしろ、底辺が広がる事が大切だと思う。今、その底辺がどんどん狭くなっている。それは競馬だけの問題ではなく、日本全体の動きからそうなっている。今までは、競馬に特化して考えていたけれど、もっと大きな視野で考えなければ・・と本気で思った。
さて。地方競馬では、交流重賞が続いてますね♪本日の南部杯では、北海道のジンクライシスが3着と大健闘!!この馬、中央勢相手でも、いい競馬してくれますねぇ。
明日の白山大賞典、私の本命・対抗は牝馬である、グラップユアハートとレマーズガール!!これにレイナワルツが絡めば最高だなぁ。
いきなり復活したクーリンガーとスターキングマンが怖いんですよ。ここで好走したら、完全復活ですからね。
という事で印は・・
◎グラップユアハート
○レマーズガール
▲クーリンガー
△スターキングマン
△レイナワルツ
としました。
12日には旭川でエーデルワイス賞がありますからね、今週は地方競馬から目が離せませんよ☆
牝馬は、夏に強い!というのは有名な話。
まぁ、馬にもよるのですべての牝馬が夏に強いわけではないけれど、現役時代の愛馬の中で、夏と冬では異常に変わる馬がいた。
彼女の名前は「アイティーウェルズ」。めんこに、「愛」の文字がデカデカと刺繍してあったので、覚えている方もいるかもしれない。
彼女は大井競馬場から移籍して来て、当初は菊地厩舎に入厩した。季節は冬。初めて馬場入れした時からおとなしく、とても乗りやすい馬だった。レースに行ってもおとなしいのが玉にキズだったけど、とにかくてのかからない、私の指示もよく聞く優等生だと思っていた。
ところが・・初めての夏。アレは忘れもしない7月1日。調教中、いきなり跳ねて落とされた。すぐに捕まえて、もう1度騎乗すると、また落とされた・・おとなしいはずのアイちゃんが、豹変した瞬間だっだ。
当初、体調が悪いのではないか??と関係者は推測していた。それで、苦しくてワガママしているのではないか?と。
しかし、レースに行って見ると、押さえきれない程に引っかかり、そのまま逃げ切り勝利!!それまで3着にも来た事がなかったのだから、もの凄い配当が出た。その夏中、アイちゃんは大活躍したけれど、調教中や返し馬で、私は20回近く落とされた。跳ねる、飛ぶ、回る、立ち上がる・・と考えつく限りの抵抗をして、私が落ちると満足そうに、1人で厩舎に帰って行くのである。
そして、秋の声を聞くと・・途端に優等生に戻るのだ。その後、アイちゃんは私の所属厩舎である畠中厩舎に転厩したけれど、再び夏が来た時、またまた豹変した。私を落とすと、必ず昔の菊池厩舎に帰ってしまうので、いつも謝りに行っていた。
そんな事を何年繰り返しただろう??手がかかる馬で勝った時というのは、至極の喜びだ。毎年、アイちゃんで初落馬するたびに、「ヨシッ」と嬉しくなったものだ。
あまりにも可愛く、そして憎いアイちゃんのために、特注でめんこを作ってもらった程、愛しかった。
そんなアイちゃんも、高崎競馬最後の開催の次の日、トラックに揺られて旅立っていった。先生が、旅立ちの時間を教えてくれたけれど、私は見送りには行かなかった・・というか、行けなかった。
夏が来るたびに、必ず勝ち星をプレゼントしてくれたアイちゃん・・落馬女王の私でも、こんなに落とされた馬はいない。今でも、夏が来るとなんとなく緊張し、秋になるとホッとする、アイちゃんショックが抜けない私です・・。
思い出話が長くなりましたが・・9日の南部杯、いいメンバーですねぇ。2着続きから脱したシーキングザダイヤと、休み明けの昨年JBCスプリント王者ブルーコンコルド、それにヒシアトラスと、どれを本命にするか悩み中!
でもね、対抗は決まってるんですよ。ジンクライシスで!!この馬、堅実ですよね。地方馬代表として、魅せてほしいものです♪
世間をまたまた魅了している・・ハンカチ王子こと斉藤くん。凄い人気ですねぇ。なんかヨン様みたい。
同郷出身者としても、嬉しい限りですよ。
でも、東京出身のある友人に、「ハンカチ王子って群馬っぽくないよね。」と言われた。
どうゆうこっちゃ?あの素朴な感じは群馬以外の何者でもないでしょう??と熱く反論してました。
群馬をよくしらない人達の群馬のイメージというのは・・温泉地でしょ?冬はスキー履いて学校行くんでしょ?とくる。それはある一部だけです!!
群馬をコヨナク愛する私としては、勝手に群馬大使となって、群馬の良さをアピールしようと思います!
まず、群馬の1番いい所は・・「上毛かるた」があるとこ!知ってます?群馬じゃ百人一首なんてやらないんです。「あ」から「わ」まで、群馬の名所や歴史上の人物が登場する「上毛かるた」のお陰で、小学生の頃から、群馬を知り尽くせるんですよ!コレ、他県の方々真似した方がいいですよ。ハンカチ王子だって、絶対やってたはず!
あとは・・「カカア天下と空っ風」と言われるように、女が強い!じゃなかった、女性が働き者で情に厚い!肝っ玉母さんや、姐御な人が多いんですね。素晴らしい☆
あとは、あとは・・そうだ!群馬弁!!「〜るん?」という発音、けっこう可愛いって言われるんですよ。群馬の女は強くて可愛い!最高ですね♪
しかも男性は、BOOYからハンカチ王子までいるんですよ?もぅ、完璧です!!
という事で、群馬の良さ、わかってもらえました?まぁ、とにかく私が故郷を愛している事はわかってもらえましたよね?
ただ・・「赤見ちゃんて、群馬っぽいよね。」と言われると、ちょっと複雑・・う〜ん・・矛盾している私・・
来週、地方競馬界では、盛岡と金沢で大きいレースがありますよね。
盛岡といえば・・冷麺?金沢といえば・・兼六園?それぐらいしか思いつかない・・。一瞬、何県か迷うほど・・これだもの、群馬の事を「東北?」と言われても、怒れない・・。
だいたい私の中では、大阪といえば園田か姫路だし、熊本なら荒尾、福岡なら小倉、広島なら福山・・と、日本地図は競馬関係に照らし合わせてインプットされている。同じ北関東の栃木と茨城さえ、足利・宇都宮と、美浦しかわからない。まぁ、方向音痴なんで・・アレ?関係ない?
という事で、「上毛かるた」を見習って、「大和かるた」を作ってほしい。そうすればもうちょっと、他の地域に興味わくと思うんだけどな。その時はぜひ、群馬のいいとこも入れておらおう!そうしよう!
世界の壁は・・厚い。本日真夜中に行われた、「凱旋門賞」を見て思った。ディープなら、やってくれるんじゃないか・・と、ものすごい期待していたし、競馬ファン以外の方々も、熱くなっていた。
結果、敗れてしまったけれど、日本最強馬として、胸を張れる内容だったと私は思う。
普段あまりスタートがよくない馬が好スタートを決めると、最後の直線で伸びない事がある。ディープのような馬には接した事がないので、比較にはならないけれど、いつも出遅れて2着・3着という馬が、スタートが決まり好位置につけると、惨敗したりする。馬とは、競馬とは、単純なものではないんですね。
ジョッキーは、ゲートの扉が開いた瞬間に、早く出るか、普通に出るか、遅れるかがわかる。馬が1歩踏み出す前に、わかるんです。本当に1瞬の事だけど。
で、出遅れないと判断すると、その馬なりの、そのレースなりのベストポジションを取る事を考える。出遅れると、私の場合、1コーナーくらいまでは前の様子をうかがう事が多く、その時は「馬なり」のペースで走らせていた。
ベストポジションを取ろうとする場合、「馬なり」よりも速く走らせる事が多い。これが原因で、普段出遅れている馬は、走るリズムを崩す事がある。
ジョッキーはレース中、めまぐるしく頭を回転させている。ゲートが開いた瞬間にどの辺りにつくか決め、1コーナーに入る前にはペースが遅いか早いか判断する。1秒でも迷ったら、かなりのロスになってしまう。
レース前に展開を予想してシュミレーションするけれど、ほとんどその通りにはならないし。
私はどう頑張っても、力では男性に勝てっこない。だから、頭で勝負しようと色々考えていました。まぁ、あんまり上手くいかなかったんですけどね・・。
1人のジョッキーに注目してみると、「あ、今迷った。」とか、「最近吹っ切れたな。」とかって、人間性が見られる瞬間がある。現役時代、ファンの方にそういう指摘をされて、よく観てるなぁ〜と驚きました。
ジョッキーにとって、ファンの目線はとても温かくもあり、怖い存在でもある。そして、そんなファンの存在が、ジョッキーを育てて行くんです。
さてさて、地方競馬では、偉大な記録が誕生しましたね!ご存知「エスケープハッチ」の最多勝です!!次走は2週間後を予定しているそうで、このまま順調に勝ち星を重ねてほしいですね。
高知といえば、ちょっと前に「ハルウララ」が話題になりました。現在休養中との事ですが、復帰のメドは立っておらず、あれだけ盛り上がったのに、引退レースも出来そうにない状況・・。
高知は何年も前から、ギリギリの経営が続いているけれど、ニュースター「エスケープハッチ」の記録達成で盛り返してほしものです。