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今週の見どころ(12/30 ヤングチャンピオンシップ)

2021年12月29日(水)

【第19回開催6日目】
 12月30日(木)のメイン第11レースには、第23回ヤングチャンピオンシップ(2歳産駒特別選抜・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 5レース実施された産地別特別の各上位2頭により編成されます。なお今年の2歳はウンカイの産駒がいない世代となります。
 注目は十勝産駒特別の2頭。2着◎トワイチロはセン馬のため賞金は足りていても牡馬限定の青雲賞(9月26日)には出走資格がありません。同じ開催2着と2歳A級-1組で初連対すると、重賞・ナナカマド賞(10月17日)のある開催で2歳A級-1組初勝利と裏路線で力をつけてきました。そして十勝産駒特別では、ナナカマド賞2着の実力馬ヘッチャラらとの追い比べの末2着に入って、いよいよ表舞台に登場です。900キロに満たない馬体でもよくやっており、重賞後で恐らく重め残りだった2走前(7着)を叩かれた前走で2歳A級-1組の2勝目をマーク。初タイトルへ態勢は整ったはず。しかも今季重賞4勝(ばんえいダービーの前まで)と絶好調の渡来心路騎手が初騎乗というのも買い材料でしょう。
 ○ヘッチャラは、青雲賞、ナナカマド賞各2着で、十勝産駒特別をトップハンデで制している実力馬。こちらは前走でようやく体重が1トンに乗りました。ただ十勝産駒特別では15キロだったトワイチロとの差が20キロに広がるぶんどうか。
 ▲ヤマカツエースは、前走の南北海道産駒特別で、青雲賞、ナナカマド賞とも制していたキングフェスタを破って勝利。3着だったナナカマド賞の雪辱を果たしました。3走前の9着大敗はアクシデントに遭ったもので力負けではありません。
 △クリスタルコルドは、釧路産駒特別2着で、前走の2歳A級-1組ではトワイチロと大接戦を演じて2着。引き続き10キロ差ならチャンスがありそうです。

 新年は1月2日(日)からの開催です。

今週の見どころ(12/29 ばんえいダービー)

2021年12月28日(火)

【第19回開催5日目】
 12月29日(水)のメイン第11レースには、第50回ばんえいダービー(3歳・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 定量730キロで3歳ナンバーワンを競う三冠の最終戦。8月のばんえい大賞典はイオン、11月のばんえい菊花賞はサクラヒメ(12月のばんえいオークスも勝利)とここまでの二冠とも牝馬が制しています。
 三冠目も牝馬◎イオンに注目します。ばんえい大賞典はスピードと障害力をいかしての逃げ切りでした。ばんえい菊花賞は逃げて一杯となり7着でしたが、牝馬として最も重いハンデ。続く定量戦のばんえいオークスは勝ち馬に離されたとはいえ2着と復活しています。ばんえいオークスと同じ定量戦だった2歳女王決定戦・黒ユリ賞を制しているようにハンデ差がつかないのは歓迎。同レースが10コースから逃げての楽勝だったことから端コースも心配ないでしょう。
 ○オーシャンウイナーは、ばんえい大賞典がイオンより賞金ハンデを10キロ課されながら2着。ばんえい菊花賞は結果6着でしたが、トップハンデ710キロでも障害をひと腰でクリアと持ち味は発揮しました。A1へ昇級しての近2走も715キロでともに障害はスムーズにこなしており状態は良さそう。こちらも定量戦のイレネー記念を勝っている2歳シーズンのチャンピオンだけに条件は向くはず。
 ▲サクラヒメは、渡来心路騎手が乗るようになった6月下旬以降が、8勝、2、3着各1回(3着は阿部武臣騎手)とほぼ完璧な成績。ばんえい菊花賞、ばんえいオークスと重賞2連勝中です。ただ、2重賞の勝ち時計はともに過去10年で2番目に速く、パワー勝負にはなっていません。この開催の前半はやや時計がかかるようになっており、馬場が変わっても勝つようなら本物といえます。
 阿部騎手が近2走のいずれかで騎乗した馬が3頭。今回は△ミソギホマレの手綱を取ります。2番人気に推されたばんえいオークスは障害の天板で転倒し競走中止だっただけに、期するものがあるはずです。

 12/30 ヤングチャンピオンシップの見どころはこちら(ばんえいダービー後に掲載)

今週の見どころ(12/28~12/30)

2021年12月26日(日)

帯広競馬場開場について

 前半3日間から1日置いての後半は28日(火)から。29日(水)にはばんえいダービー(19:25発走予定)、30日(木)はヤングチャンピオンシップ(19:25発走予定)の2重賞も組まれています。
 なお大晦日と元日の競馬はなく、新年は2日(日)よりスタート。薄暮開催となります。

※年末年始特設サイト(発走予定時刻、イベント情報など)はこちら

【第19回開催4日目】
 12月28日(火)のメイン第11レースには、地吹雪賞(3歳以上選抜・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 B級以上による定量500キロでの争いで、年明けに行われる準重賞・スピードスター賞の予選第2弾となります。
 出走8頭中、同条件を経験しているのが2頭と少なく、中心視したいのは◎アオノブラックです。4歳だった昨季がスピードスター賞路線初参戦。10月の予選・疾風賞では流れに戸惑っているように見え、逃げ切ったメムロボブサップから5秒6という決定的な差をつけられての3着でした。しかし、2月のスピードスター賞では、逃げたメムロボブサップとの差を徐々に縮めコンマ2秒差の2着。慣れもあったか持ち時計を9秒2も詰め、44秒4の好タイムでした。もう1頭の経験馬シンエイボブの最高タイムが54秒3だけに、出遅れなどの不利がなければまず負けないでしょう。
 その○シンエイボブは、19年(6着)、20、21年(8着)と続けてスピードスター賞へ進出。いずれも着順は芳しくありませんが、予選は確実に突破しているように、ここなら連争いは堅いはず。
 条件馬も出走しているものの、昨季のスピードスター賞が、オープン→オープン→A1級で決着しているように格付上位馬を狙うのがベター。A1級の▲マルミゴウカイは脚部不安に悩まされており近況が冴えませんが、初の条件で変わり身を期待する手も。
 下級でも△アアモンドキーマン△ドラゴンボーイは逃げてしぶといタイプ。3着争いがもつれれば出番が見込めます。

 12月29日 ばんえいダービーの見どころはこちら

今週の見どころ(12/24~12/26)

2021年12月22日(水)

帯広競馬場開場について

 年末は12月24日(金)からの8日のうち6日で開催がある、詰まったスケジュール。26日(日)までの3日間では、馬によっては最短中4日での出走となる場合もあり、体重など当日の気配に注意が必要でしょう。
 なおこの第19回開催のオープン-1組は24日第12レースに平場で実施。特別戦(今季の収得賞金110万円につき5キロ増)と比べハンデを課されにくい(120万円につき5キロ増)ため、近走より重量差の面で変化がある馬もいます。メイン後のレースでも注目です。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第19回開催1日目】
 12月24日(金)のメイン第11レースには、ノエル特別(A1級・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の射手座特別(A1級)は牡馬のみでしたが、4歳以上牝馬による準重賞・レディスーカップを使われた2頭が加わっています。
 注目は、射手座特別が1番人気で3着だった◎ハクタイホウです。逃げたコマサンエースにまずノエルブランが並びかけ、さらにゴール前では、この馬と、オーシャンウイナー、アオノゴッド、センリョウボス、カンシャノココロも加わっての大激戦の末、勝ったセンリョウボスとコンマ4秒差の惜敗でした。今回、センリョウボスの賞金ハンデが増えたぶん、5キロの重量差がつき、2着コマサンエースは不出走。松田道明騎手との初コンビで今度こそ人気にこたえてくれそうです。
 ○カンシャノココロは、2番人気で6着。2開催前の摩周湖特別(A1級)を障害ひと腰から抜け出し完勝していただけに残念な結果でしたが、センリョウボスとは1秒5の僅差。こちらも5キロ差つけば巻き返せるはず。
 ▲アフロディーテは、摩周湖特別3着から前開催ではレディースカップを使われ2着。逃げて、オープン馬シンエイボブにこそ交わされたものの後続は振り切っています。近2走ではハクタイホウに騎乗していた赤塚健仁騎手が今回、久々のコンビを組みます。他馬が前走から10~15キロ増なのに対し、5キロ増というのは買い材料といえます。
 △ノエルブランは、射手座特別では7頭による優勝争いからゴール前で唯一、脱落して9着。今回手綱を取る長澤幸太騎手は、直近の連対時に騎乗しており、変わり身が期待できそそうです。

【第19回開催2日目】
 12月25日(土)のメイン第11レースには、ホワイトクリスマス賞(A2級-1組・19:25発走予定)が行われます。

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 ギンジが回避したとはいえ4歳が5頭と過半数。しかし若馬の10キロ減があってもほとんどの馬にとって初の負担重量でもあり、6歳◎ハマノダイマオーに注目します。前開催のおおいぬ座特別(A2級-1組)は、3歳、4歳各1頭と少なかったものの、鮮やかに逃げ切って勝利し、4着だった五稜郭特別(A2級-1組)から巻き返しています。その2走前も今回と同様に4歳が5頭おり、逃げたギンジが1着、障害を2番手で降りたアバシリルビーが2着でしたが、おおいぬ座特別から引き続きギンジが不在。ハマノダイマオーが逃げ切る確率が高そうです。
 4歳牝馬○アバシリルビーは、前開催は4歳以上牝馬による準重賞・レディースカップで9着。年長の格上馬もおり障害で苦戦しました。前走から5キロ増の705キロですが、自己条件の五稜郭特別では695キロをふた腰でまとめており、4歳では唯一、今回以上の重量を経験している強みもあります。ギンジが回避したのならチャンスは十分です。
 7歳▲ヤマトジャパンは、おおいぬ座特別が昇級初戦で5着でした。じつは昨季も12月にA2へ昇級すると、年度末までに特別戦で2、3着各2回、4、5、6着各1回と活躍していました。今年もこのクラスで暴れてみせるか。
 6歳△オレワチャンピオンは、五稜郭特別6着から、おおいぬ座特別では3着と前進。ここにも出走の4歳コウシュハボブとの争いを制しており、引き続き期待できます。

【第19回開催3日目】
 12月26日(日)のメイン第11レースには、カトレア特別(B1級-1組・19:25発走予定)が行われます。

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 前開催の冬月特別(B1級-1組)から1、2着馬を含む8頭が参戦していますが、単勝7→9→6番人気で入り3連単が26万円と荒れだけに、上位馬を信頼しにくい面はあります。
 ◎コウテイは、1番人気で8着でしたが、速い流れでやや遅れたのを障害で取り戻そうと、直行で仕掛けたぶん詰めが甘くなった格好でしょう。スタートから第1障害までの区間に砂が足されたため、テンから極端なペースにはならないはず。それまで北海道競馬記者クラブ特別2着、羊蹄山特別4着と同条件で安定していただけに巻き返しが期待できます。
 ○ゲッカビジンは、冬月特別がB2級初戦ながら4番人気で4秒3差の5着。今季B4級スタートでしたが、B3、B2昇級初戦でも馬券に絡んでおり、B2昇級でもクラスの壁を感じさせませんでした。いい意味で相手なりといえ、クラス2度目で慣れも見込め前進あるのみ。
 ▲リュウセイペガサスも2番人気で7着と人気に応えられず。先行してあとひと押し、というレースを続けていましたが、10コースに入った前走は行き脚がつかず。それでも終いに伸びて5秒1差にまとめたのは力の証でしょう。その前に掲示板に載れなかったのも10コースに入った9月12日の1組平場戦(8着)だっただけに、中の5コースは好材料といえます。
 △ジェイトップは7番人気で1着。ゲッカビジンと同様、B2昇級初戦での好走でした。今回は一転、目標にされる立場ですが、続いて馬券に絡むことができれば、先々が楽しみです。

 第19回開催の後半は、12月28日(火)からの3日間です。

今週の見どころ(12/18~12/20)

2021年12月17日(金)

 次開催の12月30日に実施される2歳重賞・ヤングチャンピオンシップの予選である産地別の特別戦(上位2頭に出走権)が5日の南北海道産駒特別で終了。この開催には2歳の重賞・特別戦がなく、久しぶりにすべてのレースが賞金順での編成となっています。前週に行われた2歳A級-2組は、十勝産駒3着馬が1着、釧路産駒3着馬が2着でした。19日(日)第8レースの2歳A級-1組には、釧路産駒と南北海道産駒の各1、2着馬、北見産駒の1着馬、十勝産駒の2着馬が出走予定。本番を2週後に控えての戦いに注目です。
 なお次週から年明けまでは変則日程での実施。次回は12月24日(金)からの3日間開催となります。

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【第18回開催4日目】
 12月18日(土)のメイン第11レースは、冬月特別(B1級-1組・19:25発走予定)

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 出走10頭中5頭が3走以内にB2から昇級しており経験を積みたい馬も多いメンバー構成。ここ3開催のB1級-1組特別戦を皆勤だった4頭が実績上位といえます。
 なかでも◎リュウセイペガサスに注目です。B2級時代の終盤2戦ではB1級混合の特別戦を使われ、2、3着。5走前の寒露特別を制したギンジは、12月4日のA2級-1組特別戦も勝利するまで出世しており、同馬と互角の伸び脚でコンマ5秒差の2着同着は評価できます。この走りを考えれば、昇級初戦だった3走前の暑寒別岳特別(11月8日)3着、北海道競馬記者クラブ特別(11月22日)5着、羊蹄山特別(12月6日)3着と、いきなり通用したのもうなずけるところ。北海道競馬記者クラブ特別のみ12秒6差とやや離されましたが、経験がない4.7%の超軽馬場で、勝ったのは40キロ減がある3歳牝馬ミソギホマレ。押していった同馬に加え、逃げるアアモンドキーマンもいて、ペースに戸惑いがあったかもしれません。前回の羊蹄山特別1、2着馬が昇級により抜けた今回はチャンスをモノにしたいところでしょう。
 ○コウテイは、近3走の1組特別戦が7、2、4着。1分35秒台での決着となった北海道競馬記者クラブ特別が2着ともっとも着順が高く、3走のうち勝ち時計がもっとも遅かった暑寒別岳特別が7着と、スピード能力に長けているようです。となると気になるのは当日の天気と馬場状態といえるかもしれません。
 ▲アアモンドキーマンは、前述のとおり3走すべて逃げて4、3、5着です。雨馬場の北海道競馬記者クラブ特別でも障害下でさほど息を入れなくてもひと腰で越えている巧者。2着コウテイにはゴール線上でされましたが、着差はわずかコンマ4秒でした。羊蹄山特別は後続に早めに並ばれる展開が向かなかったもので仕方なし。しかしその1、2着馬がおらず、巻き返しが期待できます。
 △アバシリサクラは、ミソギホマレと同じ3歳牝馬で、展開のカギを握る存在になりそう。今回がB1昇級初戦ですが特別で、しかも初の負担重量に加え賞金ハンデ5キロ増と条件は厳しくなります。しかし3歳戦を挟みながらの自己条件はB3級、B2級と2連勝中の勢いにかけてみる価値はあります。

【第18回開催5日目】
 12月19日(日)のメイン第11レースには、師走特別(オープン-2組混合・19:25発走予定)が行われます。

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 今季の収得賞金が少ないオープン馬と、A1級馬の対戦です。前開催の重賞・ドリームエイジカップは各世代通算収得賞金順の上位2頭しか出走できない選抜戦。8歳以上(10歳)シンザンボーイが、5歳メムロボブサップとの残り30メートルから続いた一騎打ちを制しています。
 注目は◎インビクタです。5歳の賞金順3番手でドリームエイジカップには出走ならず、知床賞(オープン混合)を使われて3着。障害をほぼ同時に降りたカネゾウとびっしり叩き合うと、ウンカイタイショウ(今回は不在)も加わっての激闘の末、1着カネゾウとコンマ7秒の惜敗でした。そのカネゾウが今開催からオープンに昇級したことで、同じ負担重量になるのは有利といえます。今回は前走と同条件でも、ドリームエイジカップ組が加わって相手が強くなるだけに、お手並み拝見といったところです。
 ドリームエイジカップからは、1着シンザンボーイと、接戦の3着争いを演じた4頭のうち4着マツカゼウンカイ、6着キョウエイリュウの計3頭が参戦しています。
 相手筆頭は○シンザンボーイでしょう。今季初戦は8月。比較的相性がいい秋冬のレースに少ない賞金ハンデで臨めることもあり、前走で19年11月の北見記念以来となる重賞制覇を果たしています。今回は今季はじめて賞金ハンデを課されますが、このメンバーでの10キロなら問題にしないはず。インビクタとは今季の特別戦では11月の能取湖特別(オープン混合)で戦って4秒5差先着。ただし今回は同じハンデでの争いとなります。
 ▲マツカゼウンカイは、夏場、障害に苦しみましたが、前走では760キロをひと腰で上げており、もう心配ないでしょう。6月の北斗賞2着の実績を考えれば、賞金ハンデ5キロは恵まれています。
 △ゴールデンフウジンは、6着だった知床賞のように障害を大事に乗っての末脚勝負がベターなのでしょう。ただ能取湖特別では、シンザンボーイとウンカイタイショウを差し切っているように、ハマるシーンは考えておきたいところ。

【第18回開催6日目】
 12月20日(月)のメイン第11レースは、おおいぬ座特別(A2級-1組・19:25発走予定)。前開催の1組特別・五稜郭特別を制したギンジが出走を回避。9頭立てで争われます。

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 出走馬9頭のうち、5頭は最近2走が11月13日の十勝岳特別、12月4日の五稜郭特別を使われており、ともに4着だった◎ハマノダイマオーに注目です。五稜郭特別は、逃げたギンジと障害を2番手で降りた牝馬アバシリルビーが1、2着。軽量の4歳馬に先に障害を越されては、五稜郭特別を逃げ切っていた6歳馬オレワチャンピオンや、この馬にとっては展開が厳しかったはず。勝ち時計は五稜郭特別より16秒6も速く、それでも5秒5差と崩れなかったのは評価できます。減量ある3、4歳馬は2走前(3頭)、前走(5頭)と比べて今回は2頭と少なく、ギンジとアバシリルビーも不在。引き続き中枠に入ったことで再びテンから動いていく競馬を試みれば、残り目がありそうです。
 ○オレワチャンピオンの十勝岳特別での勝ち時計は1分51秒0。ギンジがA2昇級後初の特別戦だったこともあってか、労せずに逃げ切っています。渡来心路騎手は十勝岳特別が初騎乗で結果を出し、3走続けてのコンビ。2走前以上に戦いやすいメンバー構成といえる今回は巻き返しが期待できます。
 ▲フレイムゴールドは、特別挑戦は8月の中日スポーツ賞(8着)以来と久々。とはいえ、4走前の2組平場戦を勝利し、ここ2走はともに3着と好走。五稜郭特別の上位馬が不在だけにチャンスはあります。
 4歳の△コウシュハボブは、昇級初戦の十勝岳特別が6着、五稜郭特別7着と、着順は大きく変わりませんが、前走はスピードに乗れず見せ場なし。2走前は障害を2番手で降り、5頭による3着争いを演じていたことから、若馬のライバルが少ないここは減量を生かせるでしょう。

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