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2014年10月 アーカイブ

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今週の見どころ(10/11~10/13)

  10月12日(日)のメインには重賞・ナナカマド賞が組まれています。ヤングチャンピオンシップ(12月28日)、イレネー記念(15年3月8日)へと続く2歳シーズン三冠の第1弾。牡馬の青雲賞、牝馬のいちい賞の両トライアル勝ち馬を含む10頭が集結しました。10月に実施されるようになった過去4回では、1番人気の連対率は100%ですが、もう1頭の連対馬は7、4、8、5番人気と、相手選びが難しい重賞といえるかもしれません。

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 10月11日(土)のメイン第10レースは、紅バラ賞(4歳牝馬オープン・20:10発走予定)。11月9日に行われる重賞・クインカップの前哨戦となります。
 クインフェスタは重賞ではひと息のレースが続きますが、5月のライラック賞、8月の山鳩賞と4歳オープン特別ではともに勝利を収めています。前走の玉泉館特別(A2級-1組混合)では、コウシュハクィーンに逃げ切られたものの、1秒8の僅差2着なら、展開次第で十分逆転は可能でしょう。
 そのコウシュハクィーンは昨夏には3歳重賞・ばんえい大賞典を制し、前々走の4歳重賞・銀河賞では牝馬最先着の5着するなど、障害力が生かせる高重量戦が向いている感もあり、クインカップのほうが地力発揮の舞台かもしれません。とはいえ、ここでも上位争いに加わってきそうです。
 セイコークインは銀河賞が8着で、玉泉館特別は5着ですが、3走前までは7戦連続で連対していました。前走も障害はひと腰で越えており、末脚の伸びがイマイチだったのは賞金別定10キロ増の影響もあったかもしれません。しかし、今回は賞金ハンデが適用されず。前走は前述両馬より5キロ重かったものの、逆にこちらが10キロ軽くなっており、巻き返しの余地はありそうです。
 ナナノチカラは、2歳シーズンの黒ユリ賞、3歳のばんえいオークスと2つの女王タイトルを持っています。同世代同士の牝馬限定戦であれば、当然有力視できます。

 10月12日(日)のメイン第10レースには、2歳重賞・第37回ナナカマド賞(20:10発走予定)が行われます。今季の収得賞金40万円につき別定10キロ増となり、ホクショウキズナ、牝馬タキニシサンデーが10キロ増での出走です。
 センゴクエースは4月21日の新馬戦で2着に52秒6差をつける圧巻のレースで衝撃のデビューを飾ると、ここまで4戦4勝の好成績。9月21日の青雲賞(2歳牡馬オープン)も回避して、ここに備えてきました。母サダエリコで、第1回能力検査では一番時計を叩き出した逸材が、どんな走りを見せるか楽しみです。
 ほかの牡馬では、"コウシュハ"の2頭に注目。コウシュハシンザンは青雲賞では第2障害2番手クリアから接戦を制して勝利。ゴール前でキンメダルに一旦は前に出られましたが、最後はもうひと伸びして逆転しコンマ5秒差という、しぶといレースを披露しました。もう1頭のコウシュハスパークは青雲賞では3着。こちらも決め手が武器です。
 牝馬限定のオープン特別は、8月10日に白菊賞、9月14日にいちい賞が行われました。2レースとも勝ったのはタキニシサンデーですが、今回は別定10キロ増が懸念されるところ。白菊賞3着、いちい賞5着でスピード上位のウィナーエミや、両レースともに4着で、前開催の2歳A級-1組でコウシュハスパークとの一騎打ちを制したワタシハサクランボに期待する手もありそうです。

  10月13日(月)のメイン第10レースは、狩勝賞(オープン・20:10発走予定)
 オイドンは前走の重賞・岩見沢記念では3番人気で6着。障害で苦戦したのが響いたのかリズムの悪い走りでした。しかし、今季4勝を挙げているオープン特別であれば、着順を上げてくるでしょう。
 インフィニティーは岩見沢記念での4着をはじめ、特別戦でも重賞でもこのところ大崩れがありません。ひと押しが足りない感もありますが、ハンデが有利なのは魅力です。
 4歳重賞・銀河賞を制したオレノココロ、同3着コウシュハウンカイの4歳馬2頭も軽ハンデを利して上位進出がありそう。
 軽めの馬場になれば、スピードあるアオノレクサスの一発もあるかもしれません。

今週の見どころ(10/4~10/6)

2014年10月 3日(金)

 10月5日(日)のメインには3歳オープンによるオッズパーク杯秋桜賞が組まれています。一昨年は、ニシキウンカイがこの秋桜賞、3歳二冠目・ばんえい菊花賞と制し、昨年は、秋桜賞の上位3頭がばんえい菊花賞でも着順を入れ替え上位を独占。ばんえい菊花賞(11月2日)の前哨戦として見逃せません。

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 10月4日(土)のメイン第10レースは、神無月特別(オープン・A1級混合・20:10発走予定)
 前週に重賞・岩見沢記念が組まれていたこともあり、オープン馬はコウシュハウンカイ、アオノレクサスの2頭だけですが、その両馬がひとまず有力でしょう。
 アオノレクサスは今季、A1級からスタートして4連勝し、続く大雪賞(オープン・A1級-1組混合)で2着と敗れたもののオープンへ昇級。その後は5、2、8着と勝ち切れませんが、障害で苦戦したのは前走の重賞・ばんえいグランプリだけで、この馬らしい徹底先行を貫いています。競走除外明けとなりますが、ほとんどがA1級馬という今回のメンバーに入れば注目の存在といえます。
 コウシュハウンカイは4歳重賞の柏林賞2着、銀河賞3着、3歳との混合重賞・はまなす賞で1着がある4歳の強豪です。古馬オープン特別(混合戦除く)では1戦して7着ですが、A1級混合戦では馬券に絡んだ実績があるので、ここに入れば主力視が可能でしょう。
 A1級のトレジャーハンターも侮れません。前走の菊月特別(A1・A2級決勝混合)で2着と敗れ4連勝なりませんでしたが、逃げ切り寸前で、35キロ軽いダイリンビューティに捕まってのコンマ7秒差と負けて強しという内容でした。相手は上がりますが、好調さと障害力を生かしてオープンの両馬に迫りそうです。

 10月5日(日)のメイン第10レースは、オッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン・20:10発走予定)
 過去3回では最軽量ハンデの牝馬が2勝、2着1回と好成績を残していることもあり、注目したいのが最軽量640キロの牝馬アサヒメイゲツ。3歳一冠目・ばんえい大賞典(8月24日)では離れた障害クリアから、牝馬最先着の4着まで押し上げてきました。その後は9、3着で、続く前走B3級-3組では離れた障害4番手から追い込みを決め勝利しています。障害次第の面はありますが、ふた腰で越えた2月の黒ユリ賞と同じ640キロなら、信頼がおけそうです。
 ばんえい大賞典で3着に入ったカンシャノココロ(670キロ)は、その後、B3級-1~2組で4連勝と絶好調。障害巧者で、ここでも好勝負必至といえます。
 ばんえい大賞典で逃げ切り勝ちを収めたのがカイシンゲキ(670キロ)。同レースで1秒7差で2着に退けたハクタイホウ(680キロ)との10キロ差はここでも変わりません。ただ、それ以来の出走だけに、仕上がり具合がポイントになりそうです。

  10月6日(月)のメイン第10レースは、桔梗特別(B1級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。B1級-1組混合(9月27日)、B1級-2組(29日)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-2組予選の勝ち馬ホクショウサスケに引き続き注目。第2障害5番手クリアから差し切って、B1昇級後、初の自己条件戦でも壁を感じさせませんでした。B1級-1組混合予選で1、2着のアアモンドヤマト、トモエエーカンは強敵ですが、賞金別定重量の比較と4歳の10キロ減を考えると勝算も見込めそうです。
 B1級-1組混合予選上位組では、1番人気で3着だったキュートエンジェルが回避。逃げ切り勝ちを収めたアアモンドヤマト、障害3番手から2着に差してきたトモエエーカンには、以前ほどの安定感がありませんが、相手関係を考えれば力量上位の存在です。

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