11日(日)は、旭川開催の掉尾を飾る旭王冠賞(3歳以上オープン)が行われます。当初エントリーのあったスーパーペガサスやエンジュオウカンは回避しましたが、いまをときめく精鋭9頭がビッグタイトル獲得に向けて駒を進めてきました。
中心はやはりミサイルテンリュウでしょう。今季は5月7日のオープンから始動して2連勝。前走は0秒1の僅差ながら、きっちり勝利をもぎ取るあたり、この馬の底力を証明しています。昨年のこのレースは9番人気で6着でしたが、当時とは明らかに変わった印象を受けますし、スーパーペガサス不在だけに帯広記念に続く四市冠重賞をゲットするチャンスでしょう。
前走のポテト特別で2着に食い込んだトカチプリティーにも期待がかかります。障害を早めに抜けて、粘れるだけ粘っての上位入線が目立っており、今回も土曜日の雨予報で馬場が軽くなれば、上位争いが期待できます。
同じ理由でタケタカラニシキも中心視できそう。重賞2勝を挙げている実力は折り紙付き。今季初戦のシルバーカップも3番手から差し切る快勝で、調子のよさがうかがわれます。早めに障害を越えられれば好勝負でしょう。
一時期調子を落としていたサダエリコですが、前々走の勝利、そして前走の走りを見る限り、徐々に上向いてきているように思われます。前走ポテト特別は1分台の高速決着だったにも関わらず、障害9番手から追い込み4着。いきなりの快走を望むのも酷といえますが、それでも好勝負を演じてくれるのではないかと思います。
実績馬ミサキスーパー、シンエイキンカイ、ヨコハマボーイのなかでは、シンエイキンカイに期待が持てそう。つねに上位フィニッシュできる確実さがある反面、勝ちきれないこともしばしば。ただここで何度も書いているように、脚質転換が着順を押し上げている印象で、今回も上位争いが期待できそうです。
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【参考レース】
4/30 イオンカップ(3着:トカチプリティー)
5/7 さつき特別(勝ち馬:ミサイルテンリュウ)
5/14 オープン混合別定(勝ち馬:サダエリコ)
5/28 ポテト特別(勝ち馬:ミサイルテンリュウ)
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