
昨年は1番人気に支持されるも2着に敗れたラブラブパイロだが、前半馬群に包まれて位置取りを悪くしてしまい、スローで早めに抜け出したミニアチュールを半馬身とらえることができなかった。しかしながらここ2走は逃げて好走。今回はほかにこれといった逃げ馬もなく、積極的に位置をとって昨年の雪辱を期待する。
2000メートルの距離ならローリエフレイバーが能力を発揮する。昨年2100メートルのロジータ記念を制し、今年4月にはエンプレス杯トライアルのスプリングヒロインカップ(川崎2000メートル)を5馬身差で圧勝。エンプレス杯JpnII・9着はともかく、前走中原オープンで10着に負けているのは気になるところだが、ダートグレード2勝という実績のグロリアムンディをピタリとマークして、牡馬一線級相手ではいかにも流れが厳しかった。今回、あらためて牝馬同士なら能力を発揮する。
昨年14年ぶりに地元馬としてこのレースを制したのがミニアチュール。今シーズンは勝ちきれないレースが続いているが、それでもシアンモア記念、あすなろ賞、みちのく大賞典は、牡馬の一線級相手に2着または3着と善戦。南関東の強豪相手に連覇なるかどうか。
前走牡馬相手のオープン特別で差のない4着だったザオ、昨年3着だったマテリアルガールらもそれほど差はない。
南関東からの遠征馬4頭をミニアチュールが迎え撃つというメンバー。
◎8ラブラブパイロ
◯10ローリエフレイバー
▲6ミニアチュール
△7ザオ
△9マテリアルガール
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