
中央勢のグレード勝ち馬がメイショウフンジン、カズタンジャーの2頭のみで、それぞれJpnIIIを1勝というメンバーなら、いよいよシンメデージーにグレード初制覇のチャンスといえそう。前走帝王賞JpnIは9着だったが、名古屋大賞典3着、佐賀記念2着、名古屋グランプリ2着と、JpnII・IIIではいずれも3着以内の好走。吉原寛人騎手にとって地元の金沢ということでも舞台は整った。
カズタンジャーは未勝利脱出まで10戦を要したが、以降はほどんど崩れることなくマーキュリーカップJpnIIIでグレード初制覇。縦長の展開で後方からの追走となったが、ヒロシクンとメイショウフンジンが競り合うハイペースで、長く使える末脚を存分に発揮した。今回もメイショウフンジンをはじめ逃げ馬が複数いるメンバーだけに、マーキュリーカップJpnIIIの再現もありそう。
ディープリボーンはマーキュリーカップJpnIIIでは3着だったが、先行争いを前に見る位置で進め、展開と脚の使い所次第では上位争いのチャンスはありそう。
そして中央5頭のうち、ジャスパーロブスト、メイショウフンジン、ピュアキアンと、逃げ馬が3頭揃って、果たして激しい先行争いになるのかどうか。その3頭の中では、控えてもレースができそうなジャスパーロブストに展開利がありそう。
◎11シンメデージー
◯12カズタンジャー
▲2ディープリボーン
△1ジャスパーロブスト
△9ピュアキアン
△7メイショウフンジン
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