NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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ナミダノキスは昨年3歳で出走した中日杯が3着。今年6月の百万石賞で古馬重賞初制覇を果たし、2度目の中日杯はそれ以来半年ぶりの実戦。縦長の中団うしろから進めると、向正面から早めに位置取りを上げ、直線先頭に立っていたクーアフュルストに半馬身差まで迫って惜しくも2着。今年はまだ4戦しかしておらず、前走中日杯からの上昇も期待できる。クーアフュルストが不在となれば、チャンス大といえそう。
対抗格は、金沢鼓門賞で1、2着だったハクサンの2頭。その2着だったハクサンツキミテイだが、昨年3歳秋に中央1勝クラスから転入し、金沢では17戦12勝、2着5回とオール連対。前走A1二組戦では2キロの斤量差もあって、逃げるハクサンパイオニアをクビ差とらえて勝利。今回も引き続き2キロ差があるだけに、こちらを上にとった。
一方のハクサンパイオニアも今年ここまで1400メートルの重賞2勝を含め12戦して10連対。金沢1500メートルはこれまで6戦使われて1勝のみ。その100メートルの距離延長がカギになりそう。
このレースは競馬場移転50周年として一昨年初めて行われ、オヌシナニモノはその一昨年がハクサンアマゾネスの2着で、昨年勝利。1500メートル戦は金沢スプリングカップを一昨年と今年制しており、得意の舞台で連覇を狙う。
昨年の中日杯を逃げ切って重賞初制覇を果たしたマリンデュンデュンは、マイペースで逃げられれば怖い存在。
昨年2着だったダイヤモンドラインは、今年勝ち星はないものの、利家盃、中日杯でともに3着など、特別戦も含め2着・3着は多数。引き続き上位争いは可能。
◎2ナミダノキス
◯4ハクサンツキミテイ
▲11ハクサンパイオニア
△10オヌシナニモノ
△5マリンデュンデュン
△8ダイヤモンドライン
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